#28 お金を支払ってプロに学ぶタイミング3つ
今は何を学ぶにも情報は満載だし、アプリは良くできているから独学が十分に叶うなぁ、と思います。
月に5000円くらいでたくさんのことが学べる時代。
そうなると上記よりも予算が増すパーソナルトレーナー、学習アドバイザーやスクールは必要ないのか。
そんなことは決してありません。
今回は「独学とプロから学ぶ違い」について書こうと思います。
尚、英語学習について例を挙げていますが、どの分野の勉強でも同じだと思いますので、参考になるとうれしいです。
①初心者の時
これから書く中でこの時が一番大事。
理由は、情報を上手に活用できる段階に至ってないからです。
今、「英語ではシャドウィングすると良いよ」という情報が溢れていて、事実でもあります。
でも初心者は初心者の、中級者は中級者の、(上級者になれば自分で判断できますが)、上級者なりの教材や方法があります。
例えば、インターネットで初心者向けと書かれていても、
本当に自分がその情報の初心者に当てはまるのか、わかるでしょうか。
それが正確に判断できる初心者はいないと思います。
初心者だって幅は広いし、目標もそれぞれ。
確かにシャドウィングは広い範囲で英語力を上げてくれますが、レベルによって、目標によっては優先順位が違うのが現実です。
自分の立ち位置や目標に適したアドバイスをもらうのが、プロから教えてもらう意味の一つです。
なので学び方の基礎がわかるまでは、しっかりプロにつくことがおすすめです。
学び方がわかるころには中級になるので、そこで楽しいアプリや本などを見つけて独学モードに入るのも一つだと思います。
②趣味から仕事にするとき
どんなことでも自主練や独学なしでは達成できません。
なので、楽しく続けるときは独学で良いと思います。
でも、ひとつ大きな山を越えたい時。
例えば、趣味から仕事にしたいと思った時は、またプロに教わる時がきた合図です。
理由は、テクニック以外にも実際に経験している人の本音やアドバイスが聞けるからです。
インターネットや本の情報は一方的ですが、実際の先生は自分の聞きたいことが聞けるのがメリットです。
私は通訳者養成スクールに通っていた時、先生方の英語に対する真摯な向き合い方には唖然とし、ものすごい覚悟を感じました。
これはスクールに通わなければ出会えなかったし、文章では伝わらないことなので、とても価値がありました。
今回は仕事に例えましたが、ほかにも海外の大学を受験したい時。など大きな山を越える時には、ぜひ力強いサポーターがいると心強いですね。
③特定の技術を学びたい時
こういう場合はどうするのかな?と、疑問が出てきた時もアドバイスのもらい時です。
的確に質問できる分、的確に答えがもらえて、とても要領よく学べます。
仕事にしたものの、だからこそ湧いてくる疑問。
この場合は対処できるけど、この場合はどうしたら良い?
調べてはみるもののしっくりくるものがない・・・等々。
今は仕事(上級者)に例えていますが、
例えば、TOEICは何とか理解できるようになったけど、エッセイなんてどう書いていいかわからない!
論理立てて話すにはどうしたら良いの?
というように特定の技術を学びたい時もプロの出番です。
理由は、プロから教わる方が早道だからです。
正確な情報を持っているので、正確にたどり着ける方法を教えてもらえます。
尚、今回の疑問は、「本やインターネットで答えが出てくる場合の疑問とは違う」ということを申し添えておきます。(文法の疑問はスタディアプリや文法書で解決です!)
まとめ
今回、先生のことを「プロ」と書かせていただきました。
やっぱりその道で生活の糧にしている人のアドバイスは全然違います。
私はヨガを習っています。
大好きなのでモチベーション的にはアプリでも続くと思います。
でも、自分の身体に必要なポーズ、そもそもポーズができているのか。
身体の構造がわかっていないので、正確なことがわかりません。
なのでスクールに通っていますが、その分質問もしています。
そしたら、自分で調べているのとは桁違いの面白い話が聞けるのです。
そんな時、私は先生のことをプロだなー!と思うので、やっぱりプロと書かせていただくことにしましたw
学ぶだけではなく、ハウスクリーニング、経営アドバイス、web作成など何でも「プロ」は違います。だからこそ、必要な時にはお金は惜しまず一歩踏み出すことが大切!
今回のトピックに「お金を支払って」という言葉をあえて加えたのも、そんな理由からきています。
踏み出すタイミングを逃さないためにも、今回の記事が参考になったらうれしいです。