#26 バレットジャーナルで英語学習の習慣化を作るポイント3つ
もうすでに来年のスケジュールに目が向き始めている頃かと思います。
そして、新しい期待を抱負に落とし込んでいる頃ではないでしょうか。
前回の「英語の学習計画を立てる時に大切なこと3つ」では、プランニングの仕方について書きました。
しかしプランだけで終わってしまうと、私たちの抱負はあっという間に「絵にかいた餅」と化してしまいます。
ということで、今回は「プランを実現するためのバレットジャーナル活用方法」について書きたいと思います。
※バレットジャーナルとは目標達成や習慣化したい人に役立つとされています。詳細は下記リンクをご覧ください。
ポイントは3つです。
①目標を年/月/週/日にブレイクダウンする
ここまではすでにしている方も多いと思います。
ただここで大事なのは、ざっくりにするという点です。
例えば、年間目標を日単位に置き換える際、
「○○単語帳●ページから●ページ」と具体的に書いたとします。
しかし予定通りの日々が送れることはまずありません。
達成できない日が続くと、その先もやる気をなくしてしまいます。
そうならないように例えば「1日単語50個」というようなざっくりした目標にしておきます。
とはいえ、それでは自分に甘くなってしまってずっとやらなくなる。となるのも困ります。
そうならないための目標の立て方は、前回の記事「英語学習を立てる時に大切なこと3つ」の①を参考にしてください。
余談ですが、私は手帳を開いたとことに1年の目標
年間カレンダーのページに資格試験の日程や申込開始日
月間カレンダーにはその月に終わらせることを書いています。
②ログをつける
手帳のDailyページにログを取るようにしています。
(写真を見ながら読んでください。)
そうするとざっくりした目標だからと甘くなるのを抑制する効果があります。
縦列に日付が入っているので、横列に毎日のタスクを書き込んでいます。
単語50個/ロイター通信の記事から1つ音読/VoicyでNews Brief聞く
P.25~28/ 〇 / ×
達成できたら、具体的なページ数や〇をつけるようにします。
こうするとモチベーションの持続にもなりますし、今後、目標を立てる際の参考にもなります。
③学んだ内容を書く
手帳のメモページには、学んだことを書きます。
ここで大事なのが、ページ番号を振ること+目次をつけることです。
目次をつけるのは、「見返したいときにどこに書いてある」がすぐわかるためです。
例えばどんなことを書いているかというと、
①文法解釈
私は洋書を読んでいるときによくこの作業をします。
目次のページに
2:「クララとお日さま」チャプター5と書いて、
メモの2ページ目には
「クララとお日さま」(著者イシグロ・カズオ)の第5章で英文解釈に戸惑った文章・そして自分なりの解釈を書いています。
こういうのをコレクションしておくと、文章を書きたい時・話したい時の参考になるのです。
②何度も自分が調べることをまとめておく
しょっちゅう調べるけどなかなか頭に入らないことを書いています。
私がよく書いているのは、自動詞と他動詞で意味や活用の違う動詞です。
③読んだ記事や本で出会った単語をまとめる
②と同じようなものですが、この方法で単語を覚えるのが一番定着します。
(話の内容が頭に入っているため、覚えやすい)
上級者であれば、読んだ本の要約を英語で書くのも良いと思、います。
これは、英検1級やIELTS等のエッセイの練習にもなります。
まとめ
今回の記事は「習慣化するには見える化する」ということでした。
独学している方は特に他人の目や締切りがないため、自分で自分を可視化するのが一番のモチベーションであり、戒めにもなります。
バレットジャーナルの良いところは、変更可能なところでもあります。
あらかじめ忙しいとわかっている月は、単語だけする。
モチベーションがあがっている月は、音読をシャドウィングまでしてみる。
それを記録にすることで、できていない日が結構あったとしても、振り返った時にこの1年はよく頑張ったと必ず自分で思えるはず。
私は器用でもマメでもないので、バレットジャーナルは手帳を購入しています。すごく使いやすくて気に入っているので、参考までにご覧ください。
(ちなみに宣伝ではないことも申し添えておきますw)
★私がバレットジャーナルに使っている手帳
高橋書店「A5 ウィークリー デスクダイアリー スティット 3 」