腹が減ってるから美味いのか?
出不精な私、買い物に行くのがとてもしんどいのだ。理由は簡単!前にも少し書いたかもしれないけど、いま住んでるところではできるだけコスパ良く暮らして、住み慣れた。そして友達のいる関東に遊びに行きたいという思いが強いのだと思う。その結果として以下のようなサイクルが出来上がる。
① 買い物でドカ買い ⇒ ② できるだけ籠城
ただこれにはちょっとした恐怖もある。
もし仮に籠城期間中になにかあったら、食い物がなくなるのでは・・・という一抹の不安だ。
そしてそれは案外近いところまでやってきてしまったのが新年早々の今年の私である。
ちょっとしたおさらいであるが、鶏汁が食べたい、すいとんが食べたいってことでじゃがいもと人参、大根を買った。鍋スープを消費したくて鶏肉と長ネギなども買った。で、この中で生き残っているものはじゃがいも1個、人参1/4本、長ネギの青いところ以上である。
あとは前からストックがある小麦粉と白だし、めんつゆなど。長ネギの青いところと人参の香りを消してすいとんを作れるんじゃないか?じゃがいももあるし!突然そのような考えが頭にひらめいたのでやってみた。昨日は山芋入り、今日はプレーンで食べ比べというのもなかなか興味深い。
感想としては大根から出るうまみというものは、私の過大評価だったことが分かった。人参から出る独特の甘みというものはネギの青いところで結構ごまかせた。そして一番大事なことは昨日に引き続き、粉モノってやっぱり腹にたまりにくいってこと←これ!
念のためなんとなく人参と青ネギは残量の半分ずつ残しておいた。そして小麦粉もまだあるので、ねぎ焼きみたいなもんをつくろうってことで人参は薄切りのいちょう切りに、ねぎはそばの薬味くらい細かく輪切りに小麦粉投入、ついでになんとなく普段お好み焼きを作る時に入れない片栗粉も投入。
あとは麺つゆ、白だしを適当に入れ、水で溶いて焼くだけ。
この片栗粉の存在がデカかった、目分量で作ってしまったのだがリピートしたい味だった。厳密にいうと味というか食感が楽しいのであった。具の人参とネギは記事を邪魔しない程度でとてもよかった。ソースはマル秘のスペシャルをかけたがここ最近の中で最もおいしい自炊になった気がするのだが、これって腹が減ってるからうまく感じただけだろうか?
ちょっと具材を変えてもう一回作って検証してみる必要はありそうだ。
ちなみに私の冒険はあと一日だけつづけ、明日は具なしナポリタンでも作ってみたいと思っている。毎日サバイバルなのだ!