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フィンランドの子連れ(親子)留学について気になること?

今年は40℃近い猛暑のなか日本にいるので、去年のフィンランドで過ごした快適な夏を懐かしく思い出しています。

(今年も日本からは2名参加されるようです!)

先日、あらためて自己紹介noteを公開して、ぜひ繋がりましょう、という話を書いたところ、さっそく数名の方からお便りをいただきました。

Xやインスタのような即時性はありませんが、お手紙感があり、これはこれで、嬉しい気持ちになります。

私もすぐに、お返事をできているわけではありませんが、メールを書いたりまたは、オンラインでお話をさせていただいています。

さて、今日はいくつか共通する問い合わせ内容がありました「フィンランドの教育」についてや、「子連れ(親子)留学」についての質問を見ながらQA形式で書きたいと思います。

Q. 英語しかできない場合、言葉の面では子どもたちは苦労すると思われますか?

英語ができるのうらやましいです。
うちの子たちは、インターナショナルに昨夏に通ってもらいましたが、英語ができないので、他の子達や先生とのコミュニケーションが深くはとれずに姉妹で遊んでばかりいました笑

一方、フィンランドのローカル校に行くとしたら、フィンランド後になるのでまた1からの勉強になると思います。

私たちはそこまで詳しくないのですが、話を聞いてるのは、最初にフィンランド語だけを勉強する期間があって、そこで慣れてきたら、フィンランドの学校に入るという形のようです(ベトナム人の移住者が言ってました)。

また、これはフィンランド語に限った話ではないと思いますが、新しい言語への慣れの早さには、おそらく小さい頃の方がよくて、聞いた話によると、10歳(小学校高学年)くらいまでに行っておけると慣れやすそうです。

逆に、英語が話せて、もう中学生、高校生になっているとすると、インターナショナル校の方が馴染みやすい可能性があると感じます。

Q. 親が大学生になった場合子どもたちの学費は無料になりますでしょうか?

こちらは最新の情報を確認する必要があります(すみません)。
ただ、私たちがいた時は、少なくとも公立のday careについては無料で受けることができました。

義務教育については、現地の公立学校であれば、無償または低価格になると予想していますが、あらためて確認が必要です(例えば、上記のサイトなどから)。

大学の授業料については、外国籍の人(Non-EU)はお金がかかります。親がフィンランドの永住権を持って、納税しているというような条件によって、現地の人と同じように無償になるなどあったかもしれません。

Q. 海外現地での教育を視察するためには、ファシリテーターなどがいらっしゃるのでしょうか?

海外現地のファシリテーターというのを専属でしている人や組織は知りませんが、現地の学校に通っている人にコンタクトをとったり、以下のような公的な機関はサポートいただけると思います。

Helsinki Partners

Helsinki Education Hub

Q. インターナショナルの学校に進むとそれは授業料が高額になりますか?

例えば、Helsinki International Schoolが現地のインターナショナルで有名だと思います。

こちらのウェブサイトに記載があったのは、政府からの補助などを差し引いて、以下のような金額感でした(200−250万円ほどだと思います)。

日本でもインターナショナルに行こうとすると、少なからずかかってくるので、今はユーロが以上に高いので高いですが、法外に高いわけではないという印象です。

Q. アメリカと比べるとどうなのでしょうか?

アメリカの教育を受けた訳ではないのでなんとも言えないのと、アメリカに住んでいる友人から聞いた話だと、日本人が駐在してたくさん住んでいるような地域の学校に行くのか、ニューヨークのど真ん中の学校に行くのか、ド田舎の学校に行くのかで多種多様な印象があります。

なので、自分の好きな教育を自由に(その分お金はかかるけど)選ぶことができるというのがアメリカなのだと理解しています。
いわゆる、アルタナティブ教育も充実しているという理解です。

一方、フィンランドの場合には、公立のフィンランド語の学校はそこまで、大きな差がなく、どの先生も修士を出ていたり、ファシリテーター型の自由教育を提供するという思想が一致していると思います。
インターナショナルも、先ほどあげたHelsinki International Schoolのように有名なところがあって、すごく選択肢が豊富な訳ではないと思います。

いずれにせよ、子供の教育環境は学校だけではなくて、周りにいる大人の価値観や空気感にも左右されると思いますので、大きく文化的、価値観的に異なるので、自分が好きな国での教育を受けるというのが1番だという気がしております。

===
フィンランド(北欧) x 教育はとても人気のテーマなのだと思います。
これからの社会の流れが、いわゆる米国型だけではない新しい豊かな生き方へと繋がるような教育思想が北欧にはあるのかもしれません。

これからも、以下のサイトから問い合わせを受け付けていますので、気軽にご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

写真:アアルト大学にて撮影






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