ドラマーがシンバルメーカーになる話②
会長こと秋山タカヒコ氏 @Yao_Aky と出会ったのは、2015年の"秋山タカヒコドラムセミナー in 布施アルススタジオ"、当時会長は定期的に大阪に帰ってきてセミナーを、やっていたのです。
("秋山タカヒコ 延命寺"とかでXを検索すると色々過去のが出てきます)
toeの柏倉さんがゲストの際に参加させてもらったんですが…実はその手前で軽くやらかしておりまして…その何ヶ月か前のセミナーをドタキャンしてしまってたんです。普通に時間を間違えて予約入れてたのに行けなかったという…そんな訳で謝罪のメールだけ入れさせてもらって(案外これが良かったらしい)その次のセミナーが柏倉さん回だった、という。
多くのドラマーが衝撃を受けたであろうtoeの1st アルバム(2005年)"the book about my idle plot on a vague anxiety" でのプレイにめちゃくちゃ感銘を受けてめちゃくちゃ聴きまくっていた僕は、柏倉さんを一目生で見たいと参加したのです。
ちなみに秋山さんのことは全然知らず(会長!!すいません!!笑)柏倉さんに会うこと+αなにか繋がり出来たら良いな〜ぐらいの感じ。絶賛あっちこっち顔出したり色々試したりしてた時期だったので、自分の音源資料とか持ち歩いてましたね。
そしてセミナーが始まり、今と同じくゆるーいけど笑っていいのかどうなのかよくわからない不思議な空気感のトーク(みなさん、基本笑っていいんですよ笑)の中、柏倉さんのパフォーマンスがスタート。散々聴きまくってきた"孤独の発明"のマイナスワンに感動してあれってそうやってるんや、そーゆーニュアンスそう出してるんや、とか色々思いつつ…来て良かったー!!と喜んでたのも束の間。秋山さんのドラムを観て衝撃が走ります。
なにあの一打一打の粒立ちと音圧…どーなってんの?!?!
会長のプレイはなんか「めちゃくちゃ細かく書き込まれた繊細なモノクロ画」みたいな印象で、今まで聴いてきたどのドラマーよりもディテールがはっきりしている、そういう風に感じたのです。ドラム教えて欲しい、この要素自分に入れたい、心底そう思っとのを鮮明に覚えてます。今までスポット的に教えてもらったり、ドラム初めたては島村楽器のドラム教室で習ったりしてたんですが、10数年はほぼ独学だったし、伸び悩んでもいたので…終演後、秋山さんに話かけました。
「先日はすいませんでした、延命寺です!」
「あ〜わざわざメールありがとうございました〜。ドタキャンする人ってまあ居るんですけど、わざわざ連絡くれてたし、名前も変わってるので覚えてましたよ〜今日は来てくれてありがとうございます〜」
なんかそんなやりとりをした気がするのですが、9年前なので違うかも(笑)その流れでドラムレッスンを受ける約束をし、秋山さんとの関わりが一気に増えていくことになるのですが………まさかのここから"シンバル"がキーワードになっていく流れが生まれるのですが…
"ドリル"担いで東京にいくことになるなんて、まだこの時は思いもしなかったのです。。。