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夢や希望はうつ病を緩和する

夢や希望は必ずあった方がいい。

なぜなら私は、うつ病で絶望感を味わったことがあるからだ。

うつ病は『死にたい病』である。自分の意思に反して死を選ぶ。

周りがどんなに自分の事を思ってくれていても、孤独死の淵に立たされるのだ。

あんな不気味で怖くてどうしようもないことはない。

かつて上司から言われたことがある、

「うつ病はわからない」と。

それもそうだ、うつ病はなった人にしかわからない、理解の範ちゅうを超えている。

『気の持ちようでどうにかなる』ものではない。

だから周りの人は『脳の病気』だと正しく理解して頂きたい。そして、当人がしっかり通院できるサポートが大事である。

よく、うつ状態を『出口のないトンネル』と表現することがある。真っ暗なトンネルにただ1人で疲れ果て身動きすらできないような感覚。

実際に寝込んで何もできなくなる。トイレすら這っていくような状態になる。

そのトンネルにひとすじの光がさすとしたら、当人の必ず治すという強い意思であり、死ぬよりも恐ろしいこの世で生きてやるという確固たる決意である。

だがまだそこには夢や希望は見いだせない。

徐々に元気だった頃の自分を思い出して涙が出てくる。

好きなことを思い出す。

自分には夢があったことを思い出す。

その時、やっと希望が見いだせる。


だが、そうなるには当然、時間がかかるのだ。

だから周りの人はそっと見守っていてほしい。
生き残ることに必死で、もうすでに頑張りすぎているその人を、何も言わずにそっと見守っていてあげてほしい。そばにいるだけでいい。

どうか命を守ることを優先してください。





※あくまでも私個人のうつ病に対する見解ですのでご了承お願いします。

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