大豆アレルギー疑惑の話①
離乳食を始めて約1ヶ月。
息子は比較的よく食べる子で、離乳食もぱくぱく食べ、毎食完食。
順調に進んでいると思っていた。
ある日、それまで10倍がゆと野菜で進めていた離乳食に、タンパク質として大豆を加えようと思い朝の離乳食メニューに豆腐を与えた。
いつも通り完食し、与えた後もいつも通り元気に這いずり回っていた。
少し違和感を覚えたのはその日の夜、お風呂でのこと。
お腹辺りが少し赤い…?
でも当人は痒がったり痛がったりしてる感じはなく、元気そうなので、うつ伏せで遊んでて赤くなったのかなあ?と思い様子見。
そして翌朝。
泣いている息子を抱き上げ、カーテンを開けて改めて顔を見ると真っ赤!
え、泣いて赤くなってる?にしては赤過ぎない?!と動揺しながらオムツを変えつつ身体も確認。
お腹も背中も、足も腕も全部赤い!
これはおかしい!病院!と判断。
この時点で7時半。まだ病院が開いていない時間だったけれど、幸い呼吸器系の異常や嘔吐、下痢等はなく皮膚症状のみだったため、かかりつけの小児科に電話し、症状を説明して朝イチ8時半からの診察を予約。
予約時間までに授乳を済ませると、息子はご機嫌に。
最低限の荷物を持って、早めに病院へ向かい、1番に診察していただいた。
相変わらず息子はいつも通り元気そうだけど、受付でも看護師さんに「真っ赤だねー!」と言われるくらい皮膚は真っ赤。
診察結果は、おそらく昨日初めて食べた豆腐による大豆アレルギーからの蕁麻疹。
摂取後半日以上経ってからの反応だったけれど、初めて大豆を食べたのであれば、アレルギーの可能性が高いだろうとのこと。
ザイザルシロップを処方してもらい、夕方にも受診するように言われ帰宅。
帰宅後すぐにザイザルシロップを飲ませるが、劇的に赤みが引くことはなかった。
昼間中、息子はいつもと変わらずおもちゃで遊んだり動き回ったり笑ったり泣いたりしていたが、元気そうにしていても赤く腫れ上がった顔を見ると可哀想で可哀想でこちらが泣けてきてしまった。
私が自覚するアレルギーは軽度の花粉症くらいなものだけど、悪い部分が遺伝してしまった?妊娠中の食生活が悪かった?とか、考えても仕方のないことばかりがぐるぐる巡る。
大豆アレルギーの程度にも寄るけれど、豆腐や豆乳だけじゃなく、醤油や味噌もダメとなると、安易に外食できないし生きづらいだろうな、とか。
調べると大豆アレルギーは耐性がつく子が多いって出てくるけれど、うちの子がどうかはまだわからないし。
ちょっと口の周りが赤くなった…とかならまだ余裕があったのかもしれないけれど、明らかに異常なことがわかる全身の蕁麻疹。
保育園のことなどを考えて、不安が膨らみました。
そして夕方、再び受診。
まだまだ全身赤いけれど、「思ったよりも赤みは引いている」とのこと。
ザイザルシロップで赤みが全く引かなければ、飲むステロイドを処方する予定だったそう。
5-6ヶ月の赤ちゃんは、母親からの免疫から自分自身の免疫へ移行する時期。
この時期にステロイドを飲ませると、折角ついた免疫も全て無効化してしまうため、極力避ける方がいいみたい。
そういうわけで、まだまだ身体は赤かったけれど、ザイザルシロップで様子を見て、蕁麻疹が治るのを待って、アレルギー検査を行うことに。
その後毎日のように通院し、6日間シロップを飲んでほぼ完治。
その間、離乳食はお粥と食べ慣れた野菜のみにしました。
大豆でアレルギー反応と思われる症状が出たため、アレルギーが出やすいと言われる食材デビューは後回しに。
蕁麻疹が出ている間は弱っていて、今までアレルギーが出なかった食材でも反応してしまうこともあるらしく、1週間ほどはかなり控えめな離乳食ライフになった。
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