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①アタッチメントの発達

こんにちは。
大阪市住吉区で小児はりをしております、鍼灸師えみすけです。

このnoteは、以前わたしが小児はりの保護者さん向けに配信していた
「子どもの発達講座」を再販売しているものです。
全6回、各回1時間ぐらいです。

第一回「アタッチメントの発達」では、子どもの発達における愛着形成の重要性と、親の対応が子供の愛着形成にどのような影響を与えるかについて説明しています。

主に乳幼児期のお子さんを育てている方のお悩みとして

「後追いがすごくて困る」
「すぐに手が出てしまう」
「すぐに大泣きする」

などがありますが、これらに対して、最後のほうで個別にお答えしています。

以下は、動画の見出しです。


基本的信頼の形成

生後間もない赤ちゃんは、自分の欲求を満たしてくれる存在に愛着を持つようになります。親が赤ちゃんのサインに敏感に気づき、適切に対応することで、赤ちゃんは「自分は大切にされる存在」と感じ、基本的信頼感が育まれます。この時期の親子関係が、その後の人生に大きな影響を与えます。

アタッチメントの発達段階

アタッチメント(愛着)の発達には、安定型、回避型、アンビバレント型、無秩序型の4つのタイプがあります。これらのタイプは、エリクソンの発達段階理論と関連付けられ、各段階で獲得すべき能力があります。
子どもがどのタイプになるかは、親の応答性や敏感性によって大きく左右されます。

個人差の原因

子どものアタッチメントの個人差は、親の応答性と子供の気質の2つの要因によって生じます。親が子どものサインに敏感に気づき、適切に対応すれば、子どもは安定型のアタッチメントを形成しやすくなります。

一方、親が否定的であったり攻撃的であったりすると、子どもは回避型やアンビバレント型になりやすくなります。また、子どもの気質によっても、アタッチメントの形成に影響があります。

具体的な悩みへの個別アドバイス

参加者から寄せられた具体的な子育ての悩みに対して、わたしがアドバイスをしています。

参加者さんからの感想

えみすけ先生の説明がわかりやすく、とても学びやすかったです。
今来られている小児はりの患者様が、ちょうど今回の内容にぴったりなので良かったです。

母親目線でのイライラしてしまう気持ちや状況などを理解し、認めてくれた上でお話してくださったので救われました。

子どもは親の思い通りにはならないし、思い通りに動かすのは違うとはわかっていても自分の思うペース(今お風呂に入ってほしい!今着替えてほしい!もう寝てほしい!など)に沿って動いてくれないとイラッとしてしまっていましたが、大人も人にいろんなことを決められて全てその通りにしなさいと言われたら嫌ですよねというお話を聞いて、ハッとしてしまいました。

どうしても「~してね」とこちらが決めたことを押し付けがちですが、子どもと一緒に考えたり、子どもに決めさせるようにしていけたらと思いました。

このように向き合う時間や考える時間があると少し気持ちに余裕が出て子どもにも優しく落ち着いて接することができる気がします。

子どもってこんなんなんだよ、子どもの発達ってこうだからこうだよということがわかった上で子どもに関わるのと知らないのとでは大違いだなーと改めて感じました。ありがとうございました。

してほしくないことをされた時ついつい「~しないで」「やめて」と否定する言葉でしか伝えていませんでしたが、これからは置き換えて伝えられるようにしていこうと思いました。

動画の一部抜粋

本編動画リンク

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