イベントレポ「出産、子育て。これってほんと?」
こんにちは。
長らくnoteを書く書く詐欺していたので、
先日参加したイベントのレポ書きます!
正直どれも学び&共感するテーマで、
エビデンスに基づいたご意見とのことで、
話聞いていてとっても腹落ち感があった。
妊娠・出産・育児に関わる方に知ってもらいたい
内容なので、参考になったら嬉しいです。
イベントについて
ハヤカワ五味さんが主催されていた、
フェムケアトークイベント
~「わたしの心地よい」を考える~
小児科医・新生児科医で、
医療漫画コウノドリを監修されていたふらいと先生との
「出産、子育て。これってほんと?」
の回に参加してきました!!
トークイベントレポ
※トークテーマと内容を。たまに私のコメント入り。
💭 産み方について
無数分娩だと愛情が変わるのか?
定期的にSNSなどでも見かけるこの問題。
結論、無痛分娩だろうと愛情は変わらない!
産み方よりも育児をする環境によって、
母親の余裕が変わってくるので、
そこでギャップは出るのかもしれないけど、
これは母親というよりも、社会的な問題。
💭 母乳育児・離乳食について
確かに、母乳育児には免疫力や学習能力が上がる、
というエビデンスはある。
母乳育児じゃないと、離乳食もちゃんと作らないと、
と母親の負担が大きくなることの方がNG。
極論ちょっとミルク飲まなかったり、
離乳食を食べなくても育つので、
総合的に見て母親にとって健康的な育児が
できることが大事!!
💭 男性育休について
昨今騒がれている男性育休。
実は日本は"育休取得可能な期間"のランキングでは2位。
ただ、実際の取得日数が短すぎたり、
取得率が低いのはまだまだ課題の1つ。
男性の育休取得が1週間未満だと、
男女ともにメンタルが下がるので、
1ヶ月以上は取得することが理想。
💭 産後鬱
ホルモンバランスの関係で、産前の性格関係無く、
誰にでもなる可能性がある。(10人に1人がなってる。)
ただ、両親学級などで産前にしっかり教育を受けると、
産後鬱になる確率が下がる。
ソーシャルサポート、ソーシャルキャピタル*を
広く持っている母親は、
家庭以外からもサポートが受けられるので、
産後鬱になりにくい。
孤独にならないことがポイント。
*社会や地域における、人々の信頼関係・結びつき
💭 3歳児神話
実は3歳時神話のエビデンスは無いと、
1998年の厚生白書で発表されているのにも関わらず
なぜか未だに語り継がれている。
💭 教育虐待*
親が良かれと思って子どもに
勉強を強制的にやらせることは虐待である。
実は子どもの能力を伸ばすのは勉強だけでなく、
非認知能力から鍛えた方が、
後々学習能力が上がるというデータもある。
非認知能力を鍛えるためには、
習い事などいろんな経験を積むことが必要。
*子どもの意思に反して教育を強要すること
💭 子どもの個性を見る
子どもは一人一人違うので、
しっかり子どもの声を聞くことが重要。
子どもを一人の人間として尊重すること。
=子どもアドボカシー*
*子どもを尊重しようという社会の動きが高まり、
2023年4月1日に「こども家庭庁」が発足。
政策などに子どもの意見を取り入れようとする動きは、
各自治体でも始まっている。
💭 正しい情報の取捨選択が必要
公的機関も妊娠・出産・育児の情報は、
調査して発表されているが、
一般の人からすると難しくてわかりにくい。
ミドルマン*の存在も重要。
*専門家の難しい考えをわかりやすく説明する人
💭 小児性教育の学び直し
大人も性教育の学び直しが必要。
これが小児性犯罪を防ぐことにもつながる。
💭 妊娠・育児中お母さんたちへ
子どもに時間かけられない
罪悪感を抱いている母親もいるかもしれないけど、
子どもは自分たちが思っている以上に丈夫!!
肩の力をもっと抜くことが大事。
※途中娘とお手洗いに立ったので、
抜けているテーマあるかもしれません🙇♀️
さいごに
全部のトークテーマに共感の嵐で、
それぞれ妊娠中・育児中の方々含め、
あれこれ話したくなりました!!
"肩の力を抜くこと"ってお母さんたち、
頭ではわかってるんじゃないかと思うんです。
私自身も普段頑張ってる自覚はないけど、
こうやって育児について考える機会で、
改めて客観的・エビデンスに基づいた意見を聞くと、
少しホッとしたり、泣きそうになったりして、
『私は不安だったんだ』と気が付くことがあります。
ただ、日々やるべきことに追われていると、
あれもこれも段々肩に力が入ってしまうので、
定期的に自分のことを見つめ直す、
客観的な意見を取り入れる機会が必要なんじゃないかな。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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