「挑戦」しなくていい、「その時」は勝手に来ます
チャレンジし続けなければ!
動かなければ現実は創造できない!
挑戦が人を成長させ自信になる!
よく言われることですし、潜在的に皆そう思ってるのではないでしょうか。
確かに挑戦は素晴らしいですが、無理してませんか?
自分のタイミングで動けていますか?
人にはバイオリズムがあります。
動けるとき動けないとき、モチベーションが高いとき低いとき、高揚するとき低迷するとき、元気なとき元気じゃないとき。
その上下の波は一日の中でも起こるものもあるし、一週間、一ヶ月、一年、十年と様々なスパンで起こる波もあります。
そして海の波の動きが読めないように、私たちのこの波も読めません。
もちろんコントロールなどできない。
自然の一部である私たちはそれに抗えない。
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「挑戦しなきゃ」「成し遂げなきゃ」
といった焦りや期待や心配や恐れから動いた時って、きっとその波を感じていないですよね。「いますぐ!」「やらなきゃ!」という思考で進んでいるから、体調や心や状況や環境との調和が図れていない。
一方で
「あ、これやってみよ」「あ、ここ行こ」「あ、これ読も」
みたいなふわりとした流れ、安心やリラックスやちょっとしたワクワクドキドキや希望から進んだものって、心身や世界とのバイオリズムがピタッと合っている時。
もし今挑戦したいのにできない、ということがあるのならそれは「今」じゃないのです。
他に片付けたい何かがあるのかもしれない
また準備が整っていないのかもしれない
身体がそれをできる状態じゃないかもしれない
世界の波とタイミングを合わせているかもしれない
そもそも自分は必要としていないのかもしれない
だからこそ
「思考でやらねばと考えていること」と
「心(魂)でやると決めていること」を
正確に選り分けてあげたいのです。
挑戦できない…と自分を責めたり卑下したりする必要は全くありません。
人それぞれ波は違うのに、他人と比較して落ち込むなどもってのほかです。
動けないなら自分に聞いてあげてください。
その挑戦したいことは何のためにしたいのですか?
その挑戦でどんな感情や感覚を得たいのですか?
「しなければ」ですか?「したくてしょうがない」ですか?
自分のため?他人のため?世間体のため?社会のため?
挑戦しなければどうなってしまうと想像してますか?
なぜその挑戦をやめることは怖いですか?
まず休むことを選べますか?
なぜ「今」なのですか?
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数々の情報が世の中に溢れています。
挑戦するための、進化するための、自分を変えるための、より良い人生を築くための、自分を導いてくれるための。
そのどれもが誰かの経験に基づいた素晴らしいものです。
が、
どれを選択するかは自分で決めるのです。
この人がこう言っていたから、社会の状況がこうだから、こうしたら幸せになれるらしいから、この資格や学歴を持っていたら安心だから、これを持っていたら困らないから、誰かに強いられたから。
そうではなくて、「自分にとって何が幸福か」を感じ選択することが大切です。
幸福という言葉が違和感なら、心地よさや安心や最善といった、自分にしっくりくるもので構いません。
自分にとっての必要なものは刻一刻と変化しています。
常に自分の波を感じることで「その時」に身を委ねることができます。
「こうしなければ」と握っている思考をそっと手から放して
リラックスして身体を整えて感覚に身を委ねて「その時」を待ってください。
それを繰り返し自然に進んでいくうちに
自分の感覚を掴んでいくことができます。
必要なチャレンジがやってきて
必要な分だけ乗り越えられます。
それが自分への信頼、「自信」を作ります。