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26.「それは、自分の答なので、誰も奪うことができない」
ひめ神カード講座を受講し、毎日、一枚ずつ引くようになって、ひめ神は「神話の世界」から「令和の世界」へやってきた。
そして、いつのまにか……
最初は、古事記の世界の服装のまま。
電車に乗り、職場に行き、日常生活のさまざまシーンで、ひめ神がよりそう。
カードに描かれたひめ神の姿で、メッセージをささやいてくれていた。
それが、ふと気づいたら、
(自分の中にいる!)
(自然に!)
(気がつけば、すでに!)
それは、とても不思議な感覚だった。
(いつのまに?)
周波数が合うように、忘れていた体験がよみがえってくる。
自分だけの体験だ。
その、ゆるぎない記憶が、自己の存在を、確かなものにしてくれるのだと思う。
なぜ、生まれてきたのか。
どのように、生まれてきたのか。
それを思い出したとき、外にいたひめ神が、中にとりこまれるのではないかと感じる。
ひめ神が象徴しているものは、日本女性がすでに持っているもの。
でも、種のままであったり、小さな芽だったり、開花していない状態だったりする。
それが、ひめカードのセッションによって、目を覚ます。
そのことを、体験できた。
前半の5柱のひめ神が象徴するのは、誕生までの祈りと愛の記憶。存在だけで、愛される魅力。
後半の5柱のひめ神が象徴するのは、存在だけで、まわりに愛を与える魅力。
***
「それは、自分の答なので、誰も奪うことができない」
講座の中で、山下弘司先生がおっしゃった言葉だ。
ひめ神カードを引いたとき、カードから受けとるメッセージは、そのひとだけのプレゼント。
正解も不正解もない。
誰も奪うことのできない答が、カードを引く人に舞い降りてくる。
引く人の数だけ、ひめ神がいる。
ひめ神カード、ひいてみませんか?
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ことばで温泉を湧き出させる
〈じぶん温泉かけ流し〉
湯治の専門家 浜田えみな