470.ルチさんのカレー&タロットの会(2024.2.25開催)
ルチさんのカレー&タロットの会に参加した。
本場インド仕込みのカレー料理を教えてもらいながら、一緒に作ったカレーを食べて、タロット三昧。
飲み物は、香りのよいアールグレイ。ティータイムには本格チャイ。
食べきれないカレーは、ジップロックでお持ち帰りのお土産付き。
ご一緒したCさんは、古いお友達で禅タロット歴も長く、タロット勉強会もご一緒していた。
お仕事がたいへん忙しくて、今年からのOsho禅タロットweb図書館には参加されていないのだけど、Cさんのタロットメッセージの言葉が大好きなので、熱く勧誘を続けている。
2月25日は、日曜日のお休みが、なかなかとれないCさんが、奇跡的にお休みだった日。
私たちは、カレー教室はパスして、作っていただいたカレーを食べるランチタイムからの参加。
玄関をあけると、もう、スパイスの香り!
おなかをすかせてきたので、たまらない。
出窓があるL型キッチンは、明るくて、作業がしやすそう。ルチさんの聖域だ。
台所を見て、この家に決めたそう。
昨年、引っ越しをされたルチさんの家は、これまで住んできた人が、代々リフォームを重ねてきたのか、扉があるべきところに建具がなかったり、なんだか不思議な構造だけど、カレー&タロットの会の場は、妙に落ち着く小部屋で、和む。
◆ランチタイム
案内されたテーブルに、Cさんと向かい合って座り、ルチさんが出してくれた、あたたかいアールグレイの紅茶のカップを薫っていると、隠れ家レストランに来たみたいな気持ちになる。
手際のよいルチさんは、すっかりランチの準備を終えていて、テーブルには、炊き立てごはんの炊飯器がおかれ、たまごのカレー、豆のカレー、野菜のカレーが、次々に運ばれてくる。
タールという、ステンレス製の丸いお盆や、カトリという同じくステンレス製の小さな器まで用意してくださって、ますますレストラン。
盛り付けは、自分たちで、お代わり自由。
私たちが食べているあいだに、「蕪のカレーを作る」というルチさん。
先に食べていていいというので、お言葉に甘えて、食べ始める。
野菜のカレーのおいしさときたら!
カリフラワーの大ファンになる。
野菜があれば、誰でも作れる「ベジタブルカレースパイスミックスセット」も、好評販売中。
ほどなく、蕪のカレーもできあがり、目にするだけで、甘い蕪の味わいが舌に蘇る。
蕪はポトフにすることが多く、くし形切りが定番で、拍子木切りにすることはないから、切り方にも目が留まる。
蕪の葉っぱもぜんぶ入っていて、緑がきれい。
蕪や大根の葉って、どうしてあんなにおいしいのだろう。
ルチさんは、タールは使わず、お皿に全部のせている。おいしそうなので、写真を撮らせてもらった。
私は、ルチさんのカレー&タロットの会に参加するのは2回目なのだけど、初めてたまごのカレーを見たときの衝撃。そして、そのおいしさ。まるごとのゆでたまごに、かぶりつく幸せ感。
雑穀の入ったごはんは、モチモチのプチプチ。
大盛の野菜カレーも、豆のカレーも、どんどん口に入っていく。カリフラワーとカレースパイスのマッチングは至福。
食べていると、身体が熱くなってくる。
スパイスって、すごい。
◆タロットの会
大満足のランチのあとは、いよいよOsho禅タロット。
Cさんも私も、自分のカードを持参している。
どんなことをするのだろう? と思っていたら、1枚引きから、どんなふうに展開していくのかを、セッションの実演のような感じでレクチャーしてくださるので、クライアントとしてだけでなく、カードの使い手としてのスキルを学ぶことができる。
まずは、何も意図せず1枚ひくバージョン。
意図していないので、何に対して顕れたカードなのかは、曖昧……と思いたいけど、カードは容赦がない。
私のカードは、「小アルカナ 水6 夢」
尋ねていないのに、答えが出てきて、ズキリとするような。
何のことかわからなくても、思い当たることがありすぎて、ざわざわ。
そこは、さわられたくなかった、というようなことが、ズバリ登場しているような。
(カードは、潜在意識の領域とつながっている)
Cさんのカードを見ると、「小アルカナ 水2 親しさ」
Cさんのカードと、私のカードは、連動していて、一つのことを別の側面から、さらに深く気づかせてくれるようだと感じる。
この段階では、まだ、カードから、しらばっくれていたいような、核心には気づきたくないような、いや、もう、気づいているけど、まだそれだと認めたくないような、そんな往生際の悪さでいっぱい。
そこで、2枚目のカード。
出てきた瞬間、(やられた)という感じ。「小アルカナ 雲7 政治家」
Cさんのカードは、「小アルカナ 虹 4 けち」
ふたりとも、何かを隠していることがバレバレ。
(自分がいちばんわかっている)
ようやく、そのことを受け入れたら、次のカードは、
私が「大アルカナ0 愚者」
Cさんが「大アルカナ6 勇気」
(やはり、つながっている!)
「愚者」のカードで、男性が掲げている花が、「勇気」の花だと、ずっと以前にルチさんが話してくださったのを聴いてから、そのとおりだと感じている。
(大アルカナに描かれる、魂の旅の物語)
不安や恐怖から、隠れ蓑にしてきた、さまざまな詭弁や依存を脱ぎ捨て、夢見る夢子ちゃんから卒業し、勇気の花を摘んで、降り立つ地平。
(新しい始まり)
次のカードは……
というような感じで、セッションが進んでいく。
意図せず、ただ、カードを引いたとしても、それは、いま、いちばん大切なこと。
受け手がそれを意識していようといまいと、カードは、伝えたいことを伝えてくる。
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次は、意図して引くバージョン。
私は、最近、悶々としていることがあり、それをぶつける。
意に反して、出てきたカードは、「虹 クイーン 開花」
(え? なんで?)
一瞬とまどったけれど、置かれている状況や、自分の感情を聴いてもらい、ルチさんから、「開花」のカードが表していることを伝えてもらって、すっきりした。
損得を考えて、出し惜しみするのか、ばかになって全力を尽くすのか。
咲けない場所に種をまくことを無意味と思ったら、虹のクイーンの微笑みは、わかちあえない。
(私の開花)
どう在るかを選択するのは、自分。
その先にあるのは、「大アルカナ 変容」
並べてみて、初めて、2枚の絵柄の相似に気がつく。
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最後に、ケルト十字を。
対面で、ルチさんの言葉を聴くことができる贅沢。
Cさんのケルト十字に、同じカードが何枚も出ていて、つながりを感じる。
こうして2人で参加して、この場にいることが、そもそも、共鳴しあう何かに導かれたのだと思う。
カレーを食べて、カードを引く。
もうすぐ春分。
節目を迎え、4月から、新しい生活が始まるかたもいらっしゃると思う。
OSHO禅タロットは、自分でも気づかない、内側の深い場所にいる、何もまとわない、ありのままの自分を、鏡のように見せてくれる。
ただ、淡々と。
それを、別の角度から感じさせてくれる、自分以外の誰かのカードや、深い洞察で道を照らしてくれるルチさんの言葉。
なにより、カレーとチャイ。
自宅で作れるスパイスセットも販売されている。
ティータイムでおしゃべりしている中で、「OSHO トランスフォーメーションタロット」の話題になり、画像では見たことがあるものの、今では入手困難で、現物を見たことがないと話すと、さっそく、持ってきてくださり、一枚ひかせてくださった。
カードの裏面は、日本画の朱の顔料のような、あたたかさで、陰陽太極図がデザインされている。
禅タロットカードより、ずっと大きい。
最後に、小さなパワーストーンがたくさん入った箱が登場した。
気になって、吸い寄せられたのは紫の石。
Cさんが手にしたのも、紫の石。
アメジストだと教えてもらって、誕生石なので嬉しくなる。
ルチさんのカレー&タロットの会、おすすめです。
2人以上でリクエスト開催も!(ルチさんにお問合せください)
ルチさんが館長の「Osho禅タロットweb図書館」 館員募集中です。
新月と満月には、館員からのタロットメッセージを届けています。
3月10日 魚座新月
浜田えみなのブログ
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