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341.「12星座」×「12ひめ」 新しいハミング6(蠍座×いわながひめ)~隠されている~


(私の秘密)
(私のタブー)
(私の傷)
 
それは、巧妙に隠されています。
 
蠍座のキーワードにからめて内観すると、「セクシャリティー」や、「母との関係性」が思い浮かび、「お金」「罪悪感」「感情」なども引き出されてきます。
 
隠したことさえ忘れてしまっている見えない世界には、置き去りにされた天秤のような「私」がいるのかもしれません。
 
(本文より)
 
【はじめに】
【浜田えみなのふりかえり 天秤座】
【浜田えみなのハミング6 蠍座】
【舞蓮さんのハミング6 いわながひめ】
 ★いわながひめの神話
 ★舞蓮さんのコミット

 
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【はじめに】
 
天海舞蓮さんとの「12星座」×「12ひめ」=「宇宙」×「日本神話」の交換セッションは、【新しいハミング】と題して、星座の節目に沿って、1ヶ月ごとに行っています。
 
12ひめの講座は、命名言霊学協会 山下弘司先生によるものです。
星座の絵は、旅する絵描き 白澤裕子さんです。
ひめカードの絵は、大和田縁奈さんです。
 
【浜田えみなのふりかえり 天秤座】
 

「天秤座」のハミングで、「私は何がしたいの? 私って何?」という想いが、いつも自分の中にあるのは、「アセンダント」という、「深い場所にある本来の自分」が「天秤座」だからだとわかり、いろいろと腑に落ちています。
 
天秤は、片方の皿に何かをのせ、もう片方の更に釣り合うものを載せていく道具です。
 
私には、人との関わりの中で、「自分を教えてくれるのは、自分以外の人」という実感がありますが、常に誰かを必要とする気持ちがあるのは、「天秤」という質を考えると、とてもよくわかる気がするのです。
 
たとえば、セッションで体感する、クライアントさんの気づきや覚醒と一緒になれる感覚も、ホールドしている場の中に、見えない天秤があって、私の中から同等のものが引き出されていく様子をイメージすると、なるほど~ と思います。
 
人間の争いに絶望し、天に還っていった女神アストライアに、ある日突然、置き去りにされた天秤の孤独と哀しみ、置き去りにされた感、ひとりぼっちでいる恐怖が、原体験として自分の中にあるのを感じます。
 
私は、そういった分離感を、母から生まれたときや、子どもたちを出産したときのものだろうと、想像していたのですが、「置き去りにされた天秤」のほうが、しっくりくるような気がします。
 
だとすれば。
置き去りにされた記憶ではなく、女神アストライアとともに、希望や喜び、美しいものを量っている記憶を思い出し、使っていきたいと願います。
 
【浜田えみなのハミング6 蠍座】
 


いつものように、舞蓮さんから、蠍座の基本的なレクチャーをしていただきます。
キーワード・テーマ・支配星・対応するインナーチャイルドカードについてなど、盛沢山。
 
私は、太陽星座が「魚座」で5ハウスにあり、月星座が「蠍座」で1ハウスにあります。
月星座は、目指して伸びていく先ではなく、本来持っている資質の部分なのだから、努力しないでも備わっていて、得意な分野ではないかと思っていたのですが、逆でした。
 
それこそが「蠍座の質」なのかもしれませんが、どちらかといえば、苦手だったり、トラウマになっているようなもの。隠されているもの。
 
(では、この1カ月、どんなことにフォーカスすればいいのでしょう?)
 
舞蓮さんから、太陽が「蠍座」の位置に来るこの時期は、
 
「ネガティブで重いこと」
「この秘密が見つかったら死んでしまうくらい、重い、ダークなもの」
 
も、
 
「覚悟を決めれば、扱うことを惑星がサポートしてくれる」
 
と教えていただき、チャレンジしようと決めます。
 
インナーチャイルドカードは、「眠れる森の美女」

「眠りと内なる進化」「過去を捨て再生する」というキーワードだそうです。
カードからの問いかけ
「深い変容の為に、私は何を手放すべきですか?」が、ハートに響きます。
 
舞蓮さんは、蠍座のイメージを「隠されている水のよう」だと話してくださいました。
 
土の中に蓄えられた地下水のように、張り巡らされた根っこの部分にふれる、表には見えづらい、失われてはならない、大切なものだと。
 
「見えづらい、見えにくい、大切なもの」
 
これは、今回のひめ神「いわながひめ」にもシンクロしています。
 
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(私の秘密)
(私のタブー)
(私の傷)
 
それは、巧妙に隠されています。
蠍座のキーワードにからめて内観すると、「セクシャリティー」や、「母との関係性」が思い浮かび、「お金」「罪悪感」「感情」なども引き出されてきます。
 
隠したことさえ忘れてしまっている見えない世界には、置き去りにされた天秤のような「私」がいるのかもしれません。
支配星である「冥王星」は、破壊と再生。
 
(一度死んで生まれ変わるような)
(積み上げてきたものも、価値観も、すべてなぎ倒され、新たな創造が始まるような)
 
インナーチャイルドカードは、「三匹の子豚」

カードからの問いかけは、

「本気で喜びに満ちた人生にフォーカスしたら、どのような変化がありますか?」

「火星」のインナーチャイルドカードも、教えてくれました。

「ラプンツェル」

問いかけは、
「私のどの部分が最も変化を求めていますか?」
 
何かがひらく体感があるのは、気のせいではないと思うのです。
扉なのか。鍵なのか。
 
【舞蓮さんのハミング6 いわながひめ】
 
★いわながひめの神話
 
いわながひめは、「ハミング5」でお伝えした、コノハナサクヤヒメの姉として、神話に登場します。

オオクニヌシから地上を治める国譲りを受けたアマテラスは、孫のニニギノミコトを地上に遣わします。日向国に降り立ったニニギノミコトは、コノハナサクヤヒメと出逢い、その美しさに一目ぼれをして、すぐに求婚します。
コノハナサクヤヒメは、一人で決断せず父親に相談し、許可を得て、二人は一緒になります。
 
父親は、二人の幸せと繁栄が永遠に続くことを願って、「花のように美しく栄えるコノハナサクヤヒメ」と、「石のように硬く長寿を意味する姉のいわながひめ」を、一緒に結婚するようにと贈ります。
しかし、ニニギノミコトには、その意図がわからず、姉だけを追い返します。
(古事記には、その理由として「いと醜きに因りて」と書かれています)
 
永続性と繁栄を司るいわながひめを返してしまったので、ニニギノミコトとコノハヤサクヤヒメは、花が散るように、はかない命となり、寿命ができたと言われています。
 
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「いとみにくき」を、美醜ではなく、「とてもみえにくい」と、ひめカードセッションでは伝えています。
 
見えるものだけに気をとられ、見えないものを見ることができず(物事の本質を見抜けず)、永遠の繁栄と命を失ってしまったニニギノミコト。
 
永続性と繁栄を司る姉が返されたことで、花が散るように、はかない命を生ききる運命となった妹 コノハナサクヤヒメ。
 
ニニギノミコトに真意を伝えなかったばかりに、姉妹を永遠に分つ結果を招いた父、オオヤマツミ。
 
神話が伝える、なくしてはならない大切なものを、舞蓮さんに感じていただきます。
いわながひめのカードから、感じられるものも。
 
これまで、12ひめのセッションは、日本神話のエピソードを元に、お伝えしていましたが、ホロスコープと合わせて、星座にまつわる神話や、惑星にまつわる神話を知ることで、奥行が広がっていくのを感じています。
 
★舞蓮さんのコミット
FBに書いてくださったので、以下に転載します。
 
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新しいハミング6回目は、イワナガヒメと蠍座の会。
イワナガヒメは、コノハナサクヤヒメのお姉さんで、二人セットで扱われることが多い。
 
イワナガヒメのカードは「物事の本質を見抜く」「継続する」ことを意味する。
蠍座の意味とリンクしているので、この1ヶ月深い洞察力をもち物事の本質・真実を見通す事を意識しようと思う。
 
11月に入り今年も残り2カ月となった。
毎年この時期は、深い漆黒の闇というのか、コアなネガティブなものが浮上してくる。
 
浮上してくるのは、手放せるということなので良い兆候なんだけれど。結構毎年キツかった。
多分、宇宙からのサポートもあるのだろうけれど、今年は上がってはくるけれど、「この先には明るい未来が待っている」みたいな根拠の無いポジティブな思い込みがある。
 
あなたの手放したいものは何ですか?
 
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次のハミングで、舞蓮さんのシェアを聴かせていただくのが楽しみです。
 
浜田えみな
 

新しいハミング1
https://note.com/emina21/n/nfe573268d6bd
 
新しいハミング2
https://note.com/emina21/n/n2a14295a0902
 
 新しいハミング3
https://note.com/emina21/n/nbff521d6c5b9
 
新しいハミング4
https://note.com/emina21/n/nf5fdde277404
 
新しいハミング5
https://note.com/emina21/n/n2cc3541edde3
 
 
 




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