328.12星座」×「12ひめ」 新しいハミング5(天秤座×このはなさくやひめ)~自分の花を知る~
調和やバランスが気になるのは、ニュートラルな状態でなければ量れないから。
人のことが気になるのは、人を量ることで、自分の中にある同じものを量ろうとしているから。
(美しさに気づけば美しさを)。
(醜さに気づけば醜さを)
他方に載せるものによってしか、自分を量れないなんて、
(私って何!?)
気がつけばいつも感じている「自分のど真ん中を知りたい」「ど真ん中の望みを生きたい」という想いは、「常に皿に載せる何かを必要とする天秤」であることの、反作用かもしれないと気がつきます。
***
(ひとりでやりたいの!)
その、突き抜けるような衝動。
体感。記憶。
(この感覚を知っている!)
(本文より)
【はじめに】
【ふりかえり】
★浜田えみな(乙女座)
★天海舞蓮さん(あめのうずめ)
【天海舞蓮さんのハミング5 このはなさくやひめ】
★このはなさくやひめの神話
★ひめが伝えること
【浜田えみなのハミング5 天秤座】
★天秤に載せるもの
★対面の星座
★インナーチャイルドカード
★おまけ
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【はじめに】
天海舞蓮さんとの「12星座」×「12ひめ」=「宇宙」×「日本神話」の交換セッションは、【新しいハミング】と題して、星座の節目に沿って、1ヶ月ごとに行っています。
12ひめの講座は、命名言霊学協会 山下弘司先生によるものです。
星座の絵は、旅する絵描き 白澤裕子さんです。
ひめカードの絵は、大和田縁奈さんです。
【ふりかえり】
★天海舞蓮さん(あめのうずめ)
「ハミング3」で、「ダンスは〈瞑想〉 自分につながるツール」だと話してくれた舞蓮さん。
誰かに見せるものでも、上手に踊るものでもないとおっしゃっていたのが印象的でした。
「気がつけばやっている大好きなこと」
「いつまででもやっていられること」
というのは、自分の本質につながるツールなのだと感じます。
8月の暑さで、外で踊ることはできなかったそうですが、家の中で、音楽をかけて、たくさん踊ったと話してくれました。
あめのうずめの踊りは、あまてらすに「光」と「闇」、両方の世界を行き来し、最強の愛を手にすることを、サポートするものでした。
(目に見えない「祈り」の世界と、目に見える現実の世界がつながる)
本質につながるとは、二極化しているものが、なんらかの変容によって、むすばれ、ひらいていくことだと感じます。
そして、次のハミングへ……。
★浜田えみな(乙女座)
前回、コミットしたのは、(二つの世界をつなぐ)
インナーチャイルドカードのメッセージは、
「内なる豊かさに目覚める」
「大きな可能性を見だす」
というものでした。
9月4日~5日、11日~12日の4日間、1日5時間半(休憩含む)の「形態学」のワークショップを受講し、すべての時間が、セラピーだと感じています。
この身体を選んで生まれてきたことの意味、この身体を使ってやることへの期待、身体と魂がひとつになりたがっていたことに気がつき、これまで否定してきた自分の身体のパーツが豊かさに変わり、つながり、循環しはじめる変容を体感できました。
二つのものを、優劣ではなく、形態のちがいとして、そのかけがえのなさに感謝し、尊重する気持ちが生まれる。
それは、とても安らかで、豊かなことだと感じています。
【天海舞蓮さんのハミング4 このはなさくやひめ】
ひめむすびに使うカードは、10枚。
ファーストステージで、4柱のひめ神に象徴される魅力を引き出し、存在だけで愛される喜びを土台にして、セカンドステージでは、日本神話に登場する8番から10番のひめカードを使い、ひめ神と自分をむすんで、ひめのひな型を築いていきます。
セカンドステージの最初のひめ神は、8番 このはなさくやひめです。
(むすぶとは、どういうことなのかは、「ひめカード講座の課題 たまきさんとの「ひめむすび」を参考にしてください → まとめ読み記事あります。)
https://ameblo.jp/emina21/entry-12752309962.html
★このはなさくやひめの神話
オオクニヌシから地上を治める国譲りを受けたアマテラスは、孫のニニギノミコトを地上に遣わします。日向国に降り立ったニニギノミコトは、このはなさくやひめと出逢い、その美しさに一目ぼれをして、すぐに求婚します。
このはなさくやひめは、一人で決断せず父親に相談し、許可を得て、二人は一緒になります。
父親は、二人の幸せと繁栄が永遠に続くことを願って、花のように美しく栄えるこのはなさくやひめと、石のように硬く長寿を意味する姉のイワナガヒメを、一緒に結婚するようにと贈りますが、ニニギノミコトには、その意図がわからず、姉だけを追い返します。(古事記には、その理由として「いと醜きに因りて」と書かれています)
イワナガヒメを返してしまったので、花が散るように、はかない命となり、寿命ができたと言われています。
二人は結ばれ、このはなさくやひめは子供を授かります。
ニニギノミコトにそのことを伝えると、
「たった一晩で身ごもるなんて、私の子ではない。ほかの男の子どもであろう」
と疑われ、「神であるニニギノミコトの子供であれば、死ぬことはない」と、産屋に火をつけ、その中で無事に出産し、ニニギノミコトへの愛と潔白を証明します。
★ひめが伝えること
神話を語るたび、響くエピソードが変わっていくことを感じています。
12ひめを教えていただいた当初、このはなさくやひめのカードを引くと、外面的な美しさを備えることを問われていると感じ、(自分には無理)と即断し、心が閉じていたこを思い出します。
古事記の表記においても、姉のイワナガヒメと、美醜で対比されているので、外面的なものにフォーカスしがちです。
ところが、しだいに、内面的なものから生まれていることを感じるようになります。
いのちの長短による〈今、この瞬間〉に対する想いの熱量が、〈いつまでも変わらずにあり続けるいのちを持つ〉いわながひめと、〈はかなく散ってしまう〉このはなさくやひめでは、大きくちがっていると考えられるからです。
このはなさくやひめの美しさは、散ることを知っている花の
〈限られた命を生ききり、今、この瞬間を輝かせる〉
という切実な情熱が際立ったものだと感じます。
ひめカードの絵を描いてくださった大和田縁奈さんも、そのことをおっしゃっていて、このはなさくやひめの髪は、燃える情熱を表していると教えてくれました。
私にとって、このはなさくやひめのカードは、〈イマココ〉の情熱を燃やすアクセルです。
舞蓮さんは、どのようにお感じになるのでしょう。
ほかにも、さまざまな側面があります。
このはなさくやひめの「木の花」は、「桜」の花をさしています。
古今集の「難波津に咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」の「この花」は、「梅」の花です。
舞蓮さんの「この花」は、どのような花なのでしょう?
舞蓮さんが、今、情熱を注いでいるものは……?
そんなハミング。
【浜田えみなのハミング5 天秤座】
★天秤に載せるもの
小、中、高、短大、社会人になってから…… 自分のまわりに、天秤座の人がいないので、気に留めたことのない星座です。
出生時のホロスコープでは、「アセンダント」と呼ばれる、天体が昇ってくる地点が「天秤座」にあります。
天秤座のキーワードを教えていただき、「ほかの人から見た、えみなさんの第一印象」と言ってくださっても、
(えーっ ちがいます!)
と思うけれど、
〈そうなりたいと思っていること〉
〈ほかの人を見るとき、無意識に注目していること〉
だと気がついて、腑に落ちます。
(魅かれるもの)
(あこがれるもの)
(なりたい姿)
(努力する目標)
それが、天秤座のキーワードにちりばめられているのです。
「魅力だとされている点」は、素の自分ではなく、まとっている自分と考えると、腑に落ちます。
ところが、「注意する点」を見ていると、自覚があり困っていることそのもので、当たりすぎていて、へこみます。
調和やバランスが気になるのは、ニュートラルな状態でなければ量れないから。
人のことが気になるのは、人を量ることで、自分の中にある同じものを量ろうとしているから。
(美しさに気づけば美しさを)。
(醜さに気づけば醜さを)
他方に載せるものによってしか、自分を量れないなんて、
(私って何!?)
気がつけばいつも感じている「自分のど真ん中を知りたい」「ど真ん中の望みを生きたい」という想いは、「常に皿に載せる何かを必要とする天秤」であることの、反作用かもしれないと気がつきます。
★対面の星座
前回のハミング3で、「対面する星座」を意識して、受け取っていくと最強だと教えていただきました。
今回は特に、天体が昇ってくる「アセンダント」の対面なので、天体が沈んでいく「ディセンダント」という、特別な意味があります。
「ディセンダント」は、「どのように人と関わっていくか」の学びだそうです。
天秤座の対面は、お羊座です。
牡羊座は、オンリーワン。
情熱のままに、無邪気に、無防備に、忖度なく、調和など顧みず、我が道を猛進するパイオニア的存在という、イメージがあります。
天秤座とは真逆のように感じます。
私の太陽星座の魚座からは、遠くから見ている程遠い存在で、お羊座的な性格は、自分の中にはないと思っていました。
そうしてはいけないと抑えていたかもしれません。
でも、
(実はそうかも!)
という気持ちが、ムクムク湧いています。
思い返してみると、本当にやりたいことに向かうとき、誰にも相談しないからです。
人に話したら、叶わなくなるとさえ思っています。
(ひとりでやりたいの!)
その、突き抜けるような衝動。
体感。記憶。
(この感覚を知っている!)
邪魔をする母の目をくぐって、ひとりでできたときの満足感。
おそらく0歳~1歳のときの、達成感と解放感に、今、ブログを書きながらつながり、
(なるほど。そうだったのかー――)
と感動しています。
◆インナーチャイルドカード
最後に、星座と惑星に対応するカードの「キーワード」「問いかけ」「アファメーション」を教えていただきます。
天秤座のインナーチャイルドカード(ミダス王と金の手)
「価値感を知る」という正義のカードだそうです。
カードからの「問いかけ」と、アファメーションの言葉が深いです。
天秤座の支配星「金星」のインナーチャイルドカード(マザーグース)
「創造の喜び」というカードだそうです。
カードからの「問いかけ」と「アファメーション」の言葉が、素敵です。
「生み出そうとしている新しい宝は何ですか?」
「私の人生の夢は、夢を明確にする完璧なタイミングで展開します」
意図して、次のハミングまで過ごします。
次回は、10月28日。「蠍座」×「いわながひめ」です。
◆おまけ
あることをしようかどうか迷っている舞蓮さんの感情を、OSHO禅タロットカードに尋ねてみました。
ブレイクスルー。
さらに、そのことをやったらどうなるかについても、尋ねてみました。
源
舞蓮さんの大きなエネルギーを感じます。
ひめカードや、禅タロットカードを体験できるチャリティーセッション募集中です。(残席2名)
浜田えみな
新しいハミング1
新しいハミング2
新しいハミング3
新しいハミング4
すべての形あるものに愛と感謝を持てるようになった形態学のワークショップ
ひめカードや、OSHO禅タロットカードを体験できるチャリティセッション募集中です!(残席2名)