281.ひめむすび First Stage ~喜びの土台~3 「みたす」ひめ神
(おおげつひめのキーワードは、〈アセンション〉!!)
(本文より)
【4柱のひめ神】
【「ふやす」ひめ神のふりかえり】
【受講にあたってのメッセージ】
【みたすひめ神】
【アセンション】
**************
山下弘司先生の「ひめカード講座アドバンス」の課題として、受講生同士で「ひめむすび」のペアワークを実践中です。
【4柱のひめ神】
ファーストステージで引き出すのは、次の4柱のひめ神の魅力です。
「4番 あめのうずめ」
「5番 おおげつひめ」
「6番 くしなだひめ」
「7番 すせりひめ」
ひめカードの番号は、日本神話に登場する順番です。
古代の数え方に即した、物事を達成するプロセス「ひふみの道」によって、
「ひらく」ひめ神
「ふやす」ひめ神
「みたす」ひめ神
「よろこび」のひめ神
の4柱のひめをむすんで、「喜びの土台」を築きます。
愛されたことを思い出し、存在だけで「愛」だったことを受けとる、おとめの土台です。
その上に、ひめの土台、女神の土台を築いていきます。
【「ふやす」ひめ神のふりかえり】
登場したのは、すせりひめでした。
前回、再受講したとき、ひめカードは「エネルギー」だと感じました。
カードをひらくと、ひめ神の本質のエネルギー(の気配)のようなものが、身体に共鳴するのを体感したからです。
今回の、再々受講では、ひめカードを引くと、現実の世界と神話の世界がシンクロして、ひめ神になりきっているような体験をするようになりました。
さらに、ひめカードのグループセッションを開催したとき、
「ひきこもりをしていた2歳児の私が、岩戸から出るように顔を出したのを、あたたかく見守ってもらっている」
という体験をして、
(ひめを実演するとは、なんと気持ちよく、そして、しっかり腹に落ちる体験なのだろう)
と、感銘を受けました。
(理屈ではなく、身体で、自分の本質を感じる体験)
「ひめむすび」とは、ひめを、「本当に体験する」こと、「自分の中にいるひめ神を受容する」ことだと感じました。(もちろん、個人的な感覚ですが)
すせりひめは、その「知恵と助言」によって、オオクニヌシから、「自信」と「潜在する能力」を引き出し、「大成」に導く、あげまんのひめ神です。
ただ、指示をするだけ、与えるだけでは、成長は生まれません。
オオクニヌシを変えたのは、すせりひめの「輝きを信じる力」です。
オオクニヌシの大王となりゆく本質を見抜き、生還と成功と能力を信じ、一人で試練に立ち向かわせる。
(信じられ、愛され、必要とされると、能力が引き出され、人は強くなります)
「一人で試練をクリアする成功体験」が「自信」となり、最後には、自らの考えで機転を利かせ、大胆に行動したオオクニヌシは、スサノオからスセリヒメを託され、はなむけの言葉を贈られるほどに、成長します。
すせりひめの「潜在する能力を信じて任せる」力を身に着けるには、どうしたらいいのでしょう?
(オオクニヌシを体験したい)
そのように思い、「自信がつく」「自信が生れる」体験を、一週間のチャレンジとしました。
(本当にやりたいことや、叶えたいと思っていることで、認めてもらいたい)
自分で、そう決めたのに時間を作らず、言い訳をして逃げようとしたら、「本気」のすせりひめの采配なのか、「インターネットが繋がらなくなる事態」が起き、「時間が生れ」、先延ばしにしていることに着手できたのです。
「ない」と思っていた「時間」が生まれ、「ひめ神の本気」がわかりました。
「ひめむすび」は、ひめ神の本質をすくいとり、その力を現実の世界で具現化するために、ひめ神と自分を、本気でむすぶご神事だと、感じます。
(詳細は、ブログ記事「ひめ神は本気です」)
【受講にあたってのメッセージ】
この一週間の出来事をふりかえったとき、考え違いをしていたことに、思い当たりました。
講座の初回に、「受講にあたってのメッセージ」として、ひめカードを引いたとき、「すせりひめ」が登場しました。
このとき、私が受け取ったのは、
〈ひめカードのリーダーとして、ことだま師®として、LAS式ソウルコーチとして、「クライアントの潜在する力を引き出し、成長に導く力を育むセッション」をする力を身に着ける〉
というテーマでした。
それを意図して、アドバンス講座での課題に取り組み、自分の中に、ひめをむすんでいくと決めたのです。
ところが、すせりひめのチャレンジをしているときに、気がついたのです。
(もしかして、すせりひめは、私のコーチなのだろうか?)
(私の潜在する力を信じ、引き出してくれるのだろうか?)
(私の未来と能力を信じ、試練を克服するための助言をくれるのだろうか?)
(成功体験を重ねて、自信をつけてくれるのだろうか?)
(そのために?)
講座が始まってからのことを振り返ると、見えない大きな力で守られていることに気がつきます。
オオクニヌシの体験をしようと思ったのは、そのことに気づくためだと。
*****
神話の中で、すせりひめは、その智恵と、魔法の領巾(ひれ)を持っていました。
現実の世界で、魔法の領巾にあたるのは、自分をとり巻く人たちから、さしのべられる手だと感じます。
2歳の私を体験したとき、
〈私を見るだれからも、なんのジャッジもなく、愛しかなく、何より、私自身がそのことを受け入れていて、ひかりに包まれ、かろやかで、のびのびして、何の制限もなく、全方向にエネルギーが放たれている感覚〉
の中にいました。
(自分の本質の温泉)
それを体験した驚きと嬉しさとともに、いつのまにか、
(ちゃんとしなきゃ嫌われる)
(あぶなっかしいとか言われたくない)
(キリっとしていたい)
といった、たくさんの鎧をつけ、存在のひかりが埋もれていることを感じました。
(成長するためには、その段階を存分に味わう体験が必要なこと)
(体験していることを思い出すこと)
(愛されたから生れてきたこと、存在だけで愛であること)
それを思い出し、自分の中にいるひめに出逢い、とりまく人たちとの愛を体感するのが、ひめカードのもう一つのセッション「まなむすび」です。
「ひめむすび」と「まなむすび」は、別々のものではなく、つながりあい、むすばれていて、必要なときに、必要な気づきと癒しが訪れることを、体感しています。
【みたすひめ神】
残りのカードは2枚です。
登場したのは……
(おおげつひめ)
神話のエピソードは、次のとおりです。
高天原を追われたスサノオが、地上に降りてきたときに空腹を感じ、オオゲツヒメに食事を求めます。
料理はとてもおいしかったのですが、オオゲツヒメが、口、鼻、お尻などから食料を出しているのを見たスサノオは、汚いものを食べさせたと激怒し、殺してしまいます。
その後、殺されたオオゲツヒメの頭から蚕、目から稲、耳から粟、鼻から小豆、陰部から麦、尻から大豆が生まれ、養蚕と農業が始まりました。
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ひめカードは、とてもかわいいのですが、神話では、誤解され、殺されてしまうという、衝撃的なプロセスがあるので、どのように伝えればいいか、ためらってしまうカードでした。
ところが、モニターセッションを受けてくれたかたが、
「死ぬって、今までやってきたことを変えるってことかな?」
と、瞳を輝かせておっしゃるのを聴いて、そのかたの中には、新しいスタイルで何かを始めているヴィジョンが、立ち上っているのがわかりました。
(今までやってきたことを終えて、新しいステージの扉が開く)
(もっと大きな供給への循環)
一度に、ひとりぶんのおなかを満たす供給を、ささやかに行っていたひめは、「死」によって、土に還り、「稲」「粟」「小豆」「麦」「蚕」といった、日本の農業と養蚕を支える大規模な供給を生み出す生命の循環へと変わります。
「死ぬ」という比喩が象徴する状況は、さまざまです。
それまでやってきたことを、いったんストップして何もしない状態で内省してみることや、絶対にできなかったことをやってみるときの、バンジージャンプ的な怖さも。
(死んだら、生まれ変わる)
このときのモニターセッションは、私にとって、とても大事なことが統合されたので、了承を得て、ブログに記しています。
ひめカードは、自分の中にいるひめ神に象徴される魅力を開花していく旅なので、引く人によって、訪れるシチュエーションは違います。
たまきさんとのペアワークで、おおげつひめのカードを見たとき、今の私の状況は、生まれ変わって何かを始めるような、劇的な変化の段階ではないと感じました。
そこで、おおげつひめのメッセージである「衣食住」「経済管理」「明るさ」の観点から、一週間のチャレンジを決めました。
(部屋を片付ける!)
(毎日、少しずつ捨てる!)
何を始めるにしても、すっきりした環境が大事です。
たまきさんとのセッションの翌日が、月に一度の資源ゴミの日で、古着を処分できる日だったので、ぜったいに、不要な衣類を捨てると決めました。
「ひめ神の本気」にあやかり、雑多な部屋をなんとかすると決意しました。
【アセンション】
この一週間で、自分に起きたことをふりかえると、ドラマティックなことの連続で、自分が「変容」のステージにいること、生まれ変わるのと同じくらい大きな気づきと浄化が起きていることを感じています。
その観点から、おおげつひめの死と再生を考えたとき、
〈アセンション〉
という言葉が浮かびました。
(おおげつひめのキーワードは、〈アセンション〉!!)
何が起こったかは、それぞれ、ブログなどで書いています。
これから書く体験もあります。まさに変容のプロセスであり、変わっていく自分を応援したいです。
このことから、マインドが、「部屋を片付ける」とか「不用な服を捨てる」とか、あたりさわりのないことでごまかそうとしても、ひめ神は、坦々と必要なプロセスをサポートすることが、わかりました。
(抗えないものを、ひめ神は知っている)
すなわち、「自分自身が知っている」、ということです。
「ひらくひめ」あめのうずめ
「ふやすひめ」すせりひめ
「みたすひめ」おおげつひめ
自分の中にいる、初めて出会うひめ神の登場とともに、喜びの土台が出来上がっています。
ちなみに、たまきさんの「みたすひめ」も、おおげつひめでした。
ペアワークを始めてから、ひめカードのナビゲートにより、ステージが大きく変わろうとしている、たまきさんの魅力が、どんどん引き出されていくのを感じています。
自分でつかみに行くのではなく、おりてくるのです。
まさに、〈アセンション〉のプロセスにいらっしゃるかたです。
次回、よろこびの土台のトリを飾るのは、くしなだひめ。
どんなプロセスを体験するのか、とても楽しみです。
浜田えみな
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たまきさんとの「ひめむすび」は、名前のことだま®の創始者 山下弘司先生の「ひめカード講座アドバンス」の課題のペアワークです。
たまきさんと私が、「ひめむすび」で女性性を開花していくプロセスは、note で連載しています。
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これまでの「ひめむすび」
~喜びの土台~1 「ひらく」ひめ神
~喜びの土台~2 「ふやす」ひめ神
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