452.ノベル・セラピー ~問いと答え~
オジャさんのノベルセラピワークショップを体験して、いくつかの物語を創るうちに、不思議なことが起こり始めた。
私が思うよりも、ずっと深い場所から、潜在意識の領域が、現実世界に作用することを感じている。
たとえば、私は、3つのお話の種に出逢う。
最初の種は、ノベルセラピーワークショップでの、香水瓶の写真。
次の種は、オーダーしていたイエロージェイドのマクラメ編みのピアスの写真。
次の種は、同じくサンストーンのマクラメ編みの指輪の写真。
石たちが語りかけてくるものは、名前の音となり、物語を奏ではじめる。
名前に導かれて、旅が始まる。
すると、物語に登場したアイテムが現実の世界に現れたり、物語の会話の続きのような言葉が、突然、現実の世界で耳に入ってきたり、目に飛びこんできたり。
(お話を創ることが、なぜ、セラピーなのか)
それは、問いの答えを、受けとるからだと思う。
〈直感〉という乗り物に乗って瞬時にやってくる、流れ星のような情報を受けとり、それを道しるべのようにたどっていくと、その先にあるのは、お話の結末ではなく、そうとうは気づかず、問いかけていたことの「答」だと知る。。
ノベルセラピストからの質問に、答えることで紡がれていく物語は、潜在意識に投げかける問いとなる。
物語の終着点は、新たな問いとなり、次の物語をひらく。
(ノベル・ロード)
(ノベル・ライン)
3つのお話は、連作短編のようにつながりあっている。
最初の物語のタイトルは、『夢に目覚める』
〈ほんとうのねむりを知らない人のために〉
〈夢の中で、ほんとうの夢に、目覚めていること〉
〈ドリーマー〉
〈夢ですべてがつながっていたときのこと〉
〈クジラの夢も、イルカの夢も、猫の夢も〉
〈海の夢も、大地の夢も、植物の夢も〉
〈生きているものすべての夢も〉
〈地球の夢も、宇宙の夢も〉
〈ひとつだったこと〉
……紡がれた言葉は「問い」だと、今ならわかる。
次の物語のタイトルは、『Dance with You』
このお話に登場するのは、「神話」と「吟遊詩人」と「意図するチカラ」と「靴」
届いたメッセージは、
〈いま、いる場所が舞台!〉
〈いま、していることがダンス!〉
次の物語のタイトルは、『イグニッション~野性に点火せよ~』
〈旅をせよ〉
〈目覚めよ〉
〈ゆるし〉
〈夢の時間〉
〈夢で逢う〉
〈夢の構造と真理〉
〈夢を生きることの無限さ〉
〈誰の見ている夢?〉
〈今に生きる〉
〈自分を生きる〉
……といった言葉がちりばめられている。
書いた翌日に、1年ぶりくらいにリアル参加したオンラインサロンで、「目覚め」と「夢」について語られるのを聴いたとき、
(偶然ではない)
と感じた。
また、PCの文書ファイルの一覧に、いつ保存したのか覚えていない「アボリジニ」というタイトルがあり、気になって開けてみると、ネットで見つけた論文のコピペで、「ドリームタイム」や「ソングライン」のことが書かれている。
「植物とは、種子が見た夢である」という一文に、はっとする。
それを読んだとき、
(物語で問い続けた答えは、これではないのか?)
と感じた。
(アボリジニ・ドリームタイム・ドリーミング(夢見)・ソングライン)
いま、もっとも気になっているワードだ。
「誰か詳しい人がいたら、お話聴かせてください!!」
***
3作のお話で、投げかけたものや、受け取ったもの。
感じているのは、
(私は、誰の夢なんだろう?)
ということだ。
誰かの夢であり、夢のからだを持つのなら、できることは無限。
なんの制限もない。
(お話を創ることが、なぜ、セラピーなのか)
問いの答えを、受けとるからだ。
オジャさんの「ノベルセラピスト養成講座」
どんな講座なのか、とっても楽しみ。
浜田えみな
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