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515.Osho禅タロットweb図書館 7月サロン(2024.7.21 山羊座満月)

ほかの誰あてでもない、そのかたひとりに、心をこめて贈られるメッセージの「特別」さ)

カードから受け取る内容も、伝えるための言葉も、すべて「その人仕様」だ。
肉声からあふれる言葉以上のものが、スピーカーごしでも伝わってくる。

その人のことを思い、その人だけに選ばれ、贈られる言葉の持つ、かけがえのない美しさと尊さに、心がふるえる。
自分に向けられたものではないのに、聴いているだけで、胸がいっぱいになる。

(本文より)

◆サロンについて
◆カードのプレゼント
◆「特別」
◆いただいたカード
◆「Osho禅タロットweb図書館」について

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◆サロンについて

インドのOSHOトレーニングを終了したルチさんが開館している「Osho禅タロットweb図書館」で、6月から、毎月、館員たちがファシリテーターになり、サロンを開いている。

自分が主宰となって、ルチさんと仲間をお招きして、みなさんに楽しんでいただける、おもてなしをすることを思うと、緊張するし、どうしていいかわからないでいたけれど、初回を買ってでてくれたインコさんの進行と企画が、素晴らしくて、楽しくて、ときめいて、

(カードを使ってやることなら、なんでもOK!)
(自分がしてほしいこと、わくわくすることに、みんなを巻き込んでOK!)

という気持ちでいっぱいになった。

カードを使って体験することなら、どんなことだって、やりたいし、聴きたいし、語りたい。
その信頼感と、響きあいは最強だ。不安よりも、緊張よりも。

一枚のカードには、無限のレイヤーがあり、受け取る人にも、無限のレイヤーがある。一生かかっても、出逢いきれない

同じカードをひいても、感じることは、毎瞬、ちがう。そのとき、その瞬間の、いちばんの大切を、カードは切り取ってくる。

直観という乗り物で届くメッセージは、自分に関することだと、エゴの怯えや抵抗によって、見えないふりをしたり、とっさに上書きしたりするけれど、それが「贈り物」だとしたら……。

◆カードのプレゼント

私が、今回、みんなにやってほしいと思ったのは、この1ヶ月、自分を助けてくれるカードをプレゼントしてほしい、ということだ。

もともとは、7月26日~8月12日までのライオンズゲート期間を意識した企画。
ここ数年、この期間には、創作や表現活動をするための計画を立て、何かを創ってきた。

ところが、今年は、父の介護で落ち着かず、何かをやれる気もしなかったし、なにもかもが白紙だった。
このまま、何もしないで過ぎてしまうのはイヤで、方向性のヒントや、助けとなってくれるカードを、みんなからもらって、やる気を起こしたいと思った。

Osho禅タロットカードの図柄は、持っているだけで嬉しくなるカードもあるし、痛いところを突かれて、明るい気持ちにはなれないカードも、ある。

でも、どんなものにも、影と光があり、陰と陽があり、状況は常に動いている。

(〈その人へのプレゼント〉というフィルターを通したら、見えてくるものは何だろう? カードは、何を伝えるだろう?)

サロンのファシリテーターの特権は、自分がいちばんしてほしいことを、みんなにしてもらえることだと思った。

◆「特別」

スタートは、カードを引いて、それぞれの近況をシェアしていただくことから。

(カードを通じて語られることは、生きて呼吸している)

その人のおかれている状況に、ぴったりと寄り添う、内面の翻訳者であり、優れたガイドであることが、肉声を通じて伝わってきて、カードが「パーソナル」なものだと実感するとともに、シェアしてもらえることに感動する。

「プレゼント一枚引き」(館員のインコさんが名付けてくれた)が始まると、贈り物としての言葉を聴いているだけで、胸がいっぱいになる。

Osho禅タロットweb図書館に集う館員は、まだお互いのことを、そんなに詳しく知っているわけではない。

近況として語られることや、ルチさんとのタロットセッションで語られること、トークルームに投稿されることや、新月満月のリーディングで綴られるメッセージなどから、その人となりや、現在置かれている状況を想像して、心を寄せる。

(ほかの誰あてでもない、そのかたひとりに、心をこめて贈られるメッセージの「特別」さ)

カードから受け取る内容も、伝えるための言葉も、すべて「その人仕様」だ。
肉声からあふれる言葉以上のものが、スピーカーごしでも伝わってくる。

その人のことを思い、その人だけに選ばれ、贈られる言葉の持つ、かけがえのない美しさと尊さに、心がふるえる。
自分に向けられたものではないのに、聴いているだけで、胸がいっぱいになる。

◆いただいたカード

浜田がもらった3人からのプレゼントは、次の3枚。

虹のエレメント エース 「円熟」
火のエレメント 6番 「成功」
雲のエレメント 5番 「比較」

〈円熟〉

虹のエースは、〈これまでに体験したことがすべて連なり、内側と外側が一つになって、開花、完成、ゴールの瞬間に導かれている〉というもの。

やってきたことのすべてが…… 今につながっていないと思えることであっても、今直面していることが、望むことだと思えなかったとしても、そのことも含めてすべてが…… 必要な糧であり、今、直面していることが、これまでの「賜物」であり、「おめでとう」であることを、プレゼントしていただく。

〈成功〉

成功という虎に乗って、賞賛を浴び、祝福のパレードを進んでいる。華やかなパレードには、やがて訪れる終わりと始まりがある。
このカードから感じるのは、〈山あり谷あり どこまでも虎に乗って行進する様子〉

プレゼントとして、贈ってくださったのは、〈虎は父で、その上に乗っているのは私〉だという言葉。
その言葉によって、父と私の進んできた、けして乗り心地がよいわけでも、平坦でもない道が、ここ「数年」の介護での道のりだけでなく、私が生まれた時からの「数十年」の道のりになり、父に抱かれたり、肩車をしてもらったり、馬のりになって遊んでいる幼少の私と父の笑顔の「行進」が浮かんできた。 

〈山あり谷あり どこまでも虎に乗って行進する〉

それは、どんな状況になったとしても、終わりまで続く、テープや紙吹雪の舞うパレードだと、一瞬、思うことができた。

もちろん、夜中に、何度も起こされて、父が通ったあとにできている尿のみずたまりをふいたり、衣類を着替えさせたり、ほんの1メートルほどの距離を、何分もかかって手を引いたりして誘導したり、理不尽な怒りをぶつけられたりしているときに、そんなことを思えるはずもないのだけど、それでも、そう思えた。

父との介護生活が、とてもよいものに思える一瞬が生まれたこと。
このカードを見るたびに、思い出せること。

一瞬でも、解放されることが、癒し。

(こんな贈り物をいただけるとは)

〈比較〉

このカードは、〈する必要のない比較にとらわれず、自分自身の存在と、その価値を見出しましょう〉というもの。

自分と他者との比較を例にあげているのだけど、それだけでなく、「いい状態」と「悪い状態」のように、どんな比較においても適用されるという言葉をいただく。

親との関わりあいというのは、親が、ずっと若い時代から、自分のことができなくなるまで、ものすごく長い間に及び、向き合う状況から避けられないのであれば、その出来事を、「やっかいごと・悩み」とするのか「ギフト」とするのかは、マインドの操作であること。

(決めるのは、私)

けしてまじりあわない2本は、常に迫られ、どちらかを選んだ末に、選ばなかったことについて、くよくよ悩んでしまう自分との決別も感じることができた。

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奇しくも、満月の夜。

すべては、呼応している。
父の内面と、私の内面。
介護と創作。

(山あり谷あり)
(進んでいく)

浜田えみな

◆「Osho禅タロットweb図書館」について

インドのOSHOトレーニングを終了したルチさんが、「Osho禅タロットweb図書館」を開館しています。
図書館には、資料がたっぷり。ルチさんが20年近くブログに書き留めたリーディングが、カードごとに整理されています。
好きなだけ、閲覧できて、館員には、自主学習の記録を保管できる、自分の部屋があります。
3ヵ月に一度、ルチさんの60分のセッションが受けられます。
セッションの音源は、安心安全な環境の中で、館員に共有され、気づきと学びの贈り物が山盛りです。

新月と満月のリーディングを、仲間とともに続けられます。
月に一度、まわりもちでサロン(カードを使ってすること、なんでもOK)を開催する企画が始まっています。
7月サロンは浜田が担当でした。

8月は、みなこさんです。
また、報告しますね!

館員募集中です。(コメント欄より)

「Osho禅タロットweb図書館」館員募集中(ルチさんのブログ)

前回の投稿です(浜田えみな)


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