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付下げ小紋を写真で紹介する誌面も見つけました(付下げ小紋とは2)
前回の記事「付下げ小紋とは1」を書いた後に蓮池がデタラメにデタラメを重ねて大変おもしろい事になっていますね。
その後、わたしは付下げ(一方付け)小紋についても写真付きで紹介してくれている書籍を見つけました。
付下げ小紋とは書かれてませんが、前回の記事(付下げ小紋とは1)で説明した通り、付下げ小紋は一方付けの小紋とも呼ばれます。(現在、有料で読むエリアになっています)
蓮池の説明はどの辺りがこの写真と合致していますか?
わたしには判らないのでどなたか説明できる方がいればお願いします。
こちらの書籍も世界文化社さんです。
前回の記事を上げた以降にも発言が増えている事ですし、重複する物もありますが、蓮池の付下げ小紋についての発言を下に掲載しておきます。
見分け方としては同じ柄の繰り返しが付け下げと同じ位置に入っている着物、と考えれば良いかと思います。
— 蓮池かえる (@blocked_by_SNO) February 19, 2021
小紋と付け下げの中間の存在ですので、小紋より少しかしこまっているが、付け下げよりは少し下がります。 #Peing #質問箱 https://t.co/rkk3ksFMIn
確かに「付け下げ」の定義では上向きに柄があることがほぼセオリーですが、過去に「付け下げの位置に」「小紋柄(同じ柄の繰り返し)を配置したもの」があるのも見ました。付け下げ小紋は着物が今よりも着物が一般的であった時代に普及したものですので、色々なバリエーションがあるものと解しています。
— 蓮池かえる (@blocked_by_SNO) February 19, 2021
ですのでこの質問では広義としての付け下げ小紋としての回答に留めさせていただいております。
— 蓮池かえる (@blocked_by_SNO) February 19, 2021
実際着物が今よりも普及していた時代、今のルールでは当てはめられないものも存在いたします。
衽と身頃に柄が渡っているものはどちらかといえば「付け下げ訪問着」として扱われる印象が強いです。訪問着ほどは華美にしたくはないが、小紋では役不足、な場面に使われることが多いですね。付け下げと訪問着をほぼ同格に扱っている教科書もございます。
— 蓮池かえる (@blocked_by_SNO) February 19, 2021
厳密に言えば違いますが、この時代ではそこまで細分化しない方が選択肢が広がって良いのかもと考えております。
— 蓮池かえる (@blocked_by_SNO) February 19, 2021
私が見たものは小紋柄をパッチワークのように付け下げの位置に配した着物ですね。当時見かけた時かなりの衝撃でしたが、着物の時代には普通にありえたのだと思います。
— 蓮池かえる (@blocked_by_SNO) February 19, 2021
過去と現在のすり合わせが大事だなと常に考えています。
以前の回答では「同じ柄の繰り返しが付け下げと同じ位置に入っている着物」を付け下げ小紋の特徴として挙げさせていただき、実際に質問者さんのような反応をいくつかいただきました。リプライにも繋げてありますが、…
— 蓮池かえる (@blocked_by_SNO) February 23, 2021
続きは質問箱へ #Peing #質問箱 https://t.co/ShK8KWGxZs
「小紋でも柄を全て上向きにして仕立てることは多いです」・・・? そんな仕立てを見た事あるという方はいますか? いらっしゃったら、その仕立てをぜひ見せてください。 https://archive.vn/bGipg https://archive.vn/x578E
小紋の柄を全部上向きに仕立てるってどうやって仕立てるんでしょうね?柄の繰返しごとに切り刻むんでしょうか?
この説明、読めば読むほどおもしろいですね。