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【5/11(土)出会う人みんな神様】

食とエネルギーを繋ぐ専門家の松永泉です。

先日は、娘の誕生日にLINEの返信が来て、喜んだ私です。

こうして、今のオットと再婚して、のほほんといられるのも
23年前に電撃離婚して、
3人の小さな子供達と離れ離れになり、1人で途方に暮れる日々を送ってました。

あの頃は、目に見えてる景色は
色がついてなかった。
そして、1人ぼっちのレオパレスのアパートのなか、生きてく意味さえも見つけられず、

どうやって死のうかな?

夜は、眠れずにいた。

夢に子供達が出てきてくれればいいのに。
子供達が保育園や学校で作った工作や写真を枕元に置いてみたり。

そうすれば、夢に出てきてくれるのではないかと思った。

一度も出てきてくれなかった。

現実のようなリアルな夢を見る日々。

姑がよく登場した。

どんな夢かは覚えていない。

ただ、私は、夢の中で叫んでるのだが、声が出ない。
というか、届いていない感覚だった。

泣きながら目が覚める。

お風呂に入って、カミソリの歯を手首に当ててみても死ねなかった。

前の旦那に一度だけ電話した。
子供達の声が聞きたい一心だった。

「なんだよ」

相変わらずぶっきらぼうだ。

「子供たちは元気?」

「ああ、3人とも泣かないよ。
俺も驚いたよ。
もっと泣くかと思ったけど
一言も"ママ"って言わないや!
お前なんて、そんなもんなんだよ。」

言葉が出なかった。

なんて言っていいかわからなかった。
1秒が10分にも感じた。

そのあと、少しだけ、長男と話した。
「ママ、どこにいるの?お仕事なの?いつ帰ってくるの?」

「ごめんね。もう少しお仕事忙しいから待っててね。」
携帯を耳に押し付けて震えながら話した。


すぐさま、前夫に変わってしまった。

「ははは」

一瞬、前夫に笑われた感じがした。


私から、電話を切ったかもしれない。

もう、その日から電話をすることはなかった。

ただ、声が聞きたくて、前夫の住んでる親の実家に何度かかけた。

だいたい、姑が甲高い声ででた。
すぐ電話を切る。

一度だけ、娘が出たことがある。

なんと話していいか、分からず、
動転してしまった。

思わず、電話を切ってしまった。

子供達の誕生日には、ケーキを贈ったりした。

電報も何度も送ったが、その度に返された。

受け取ってもらえなかったのだ。

ずっと仲良くなりたくて結婚したのに。

いつからこうなった?

たった一度の過ちを責められ続けられてる感覚だった。

離婚する時、親権のことで話した。
私には、親権が無いと言われた。

経済力がないからだ。

孤独が覆い被さってきた。

専業主婦だけで、実家も帰る場所が無い私は、ひとりぼっちで無力感を叩きつけられた。

母親には、どんなことがあっても親権はあると思ってた。

甘かった。

自分の力では、どうにもならないことがあるんだと身に沁みた。

たくさんの命の恩人に助けられてきました。

何のために生きてるのか。
意味すら見つからない。

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