「ジョン王」 観劇レポ
2/10の「ジョン王」の観劇レポを車いすユーザーの視点から見たバリアフリー情報も含めて書きます✨
(ネタバレを含む内容を書くため大千秋楽を迎えるのを待っていました。)
「ジョン王」の感想
最初で最後のシェイクスピアシリーズの観劇でしたが、しばらくは余韻で何も考えられないぐらい最高の舞台でした!
小栗旬さんが、劇場の後ろのドアから登場して客席の通路を通って舞台に上り、最後に客席の通路を通って登場したドアから帰っていき幕が降りるというサプライズ演出がありました✨
あの小栗旬が私の半径5メートル以内にいるうううう!!とエキサイティングしました🥹(笑)
我が推しの吉田鋼太郎さんは、ビンタやキスの連発、水をぶっかけたりと大暴れしておられました🤣
だけど、ものすごく所作と姿勢がキレイで、くるっと回転する時に衣装の裾がひらりと少し舞う様子や椅子に登って立っている姿がとにかくカッコよかったです。
舞台人の鋼太郎さんを生で見て、元々ジャニヲタだったこともあり舞台で魅せることが上手な人が好きで鋼太郎さんを好きになったんだと改めて気づきました。
コンスタンス役の玉置玲央さんの迫真の演技に引き込まれ、ブランシュ役の植村純米さんに細くて可愛いいとキュンキュンしてました😊
今回は、オートメール(全キャスト男性)だったので腐女子としてはうおおおお!ってなる場面も多々ありましたが、心の中に留めておきます(笑)
戦争がメインテーマとなっており、
イギリス=ウクライナ
フランス=ロシア
ローマ=いつまでも援軍を派遣しようとしないNATO
戦争によって全てを失い涙を流すのは国民であることは今も同じ
と、現在の侵攻に重ね合わせて見ていました。
小栗さん演じる私生児が、トレーナーにジーパンという現代の装いなのは鋼太郎さんが私生児だと分かりやすくするための演出だと思ってました。
しかし、ラストの場面から歴史は繰り返されていて戦争は過去の出来事でなく対岸の火事ではないというメッセージも込められているのかなと解釈しています。
長くなりましたが、今見ることが出来て良かったと思える役者さんの熱量が生で感じられる素晴らしい舞台でした✨
会場のバリアフリーについて
今回はシアタードラマシティでの公演でした。
建物内にエレベーターはあるのですが場所が少し分かりづらかったです。
エレベーターでB1まで到着するとスタッフさんがいるので、入り口で声をかけると車いす席まで案内してくださいます。
(グッズを購入する場合は、グッズを購入したいことを伝えて売り場まで案内してもらってください。)
車いす席は、下の画像の赤丸を付けているところになります。
役者さんの顔が肉眼ではっきり見れて、車いすを止める向きで工夫すれば舞台全体を見渡すことができる見やすい席ではあります。
ただ、扉近くの通路の空いているところを車いすスペースとしている状態のため、トイレ休憩や退場の際は気を使いました。
多目的トイレについてですが、簡易式電動車いすだと回転できるスペースはありますが、やや長方形で少し狭いため大型の車いすや介助者が一緒に入る場合は使いづらいかも知れません。
(自動で消灯する時間の感覚が短いので注意してください。動いていればしばらくすると電気が付きます。)
劇場スタッフさんは親切で車いす席も見やすかったので楽しめましたが、劇場が入っているビル自体が古いため、ハード面においては一昔前のバリアフリーだなと感じました。
さいごに
今回は、普段からTwitterで仲良くさせていただいてる鋼太郎さん推しの方からチケットを譲っていだきました。
観劇後に、一緒にご飯を食べて人生で一番じゃないかと思うぐらい鋼太郎さんのお話しをしました😊
ジャニヲタ時代は、チケットの譲渡に関してとても厳しかったので車いす席だとチケットを正規の値段でも譲渡し合ったり出来ず、グッズ売り場も車いす専用のところで他のファンの方と少し距離があるようで寂しさを感じていました。
でも、他のファンの方からお声がけいただけたりグッズを他の人と一緒に並んで買うことができたことが嬉しく、観劇の世界に足を踏み入れて良かったと思いました✨
また、車いすユーザーの駅から会場までの移動問題や車いすスペースの問題などバリアフリーに関する課題もあるので、発信して声をあげていきたいなと思っています😊
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきました!
鋼太郎さんたちにも読んでもらえたら嬉しいなぁ〜!
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