『本物を創る』
クリムトは立川で1975年にオープンしました。
エミリーフローゲはその5年後の1980年にオープンしました。
立川の北口は、米軍の基地があり、「立川の北口は治安が悪いから子どもはいかないほうがいい。」そんなふうに言われるエリアでした。
そんな中ヨーロッパを中心に旅をしていた創業者が感じたことは
「良い街には休む場所がある。」
でした。
街歩きに疲れたときに木陰でホッと一休みすることのできる椅子がある。
歩き疲れたときにゆっくりと珈琲や紅茶を飲みながら談笑し時間を過ごす人々を見て「自分の生まれ育った立川の街もそのような素敵な時間を過ごす人を増やしたい。」と感じたそうです。
そしてそれを形にしたのがクリムトでした。
その後コーヒーだけでなくフランス菓子のお店として始めたのがエミリーフローゲです。
時代は変わり、立川は綺麗になり、とてもすごしやすい街に変わりました。
それとともにカフェは乱立し、同じような商品がたくさんあふれる時代に突入しています。
2022年にエミリーフローゲとクリムトは今の時代に合わせて大きくリニューアルしました。
「本物を創る」
これが創業時からの弊社の企業理念です。
「本物」とはただ高級なものを使うことではありません。
考えの詰まったもののことを「本物」と定義しています。
素材をどのように活かし、楽しんでいただくのか。それをどのように表現するの考え、形にすることがプロのパティシエの仕事です。
エミリーフローゲでは、フランスで修行したパティシエ佐野、国内の有名店で修行し、コンクール優勝経験のあるパティシエ香西をシェフとして新たに迎え入れました。
そんな背景の違うパティシエが一つ一つ素材を厳選し、どのような美味しさを楽しんでいただきたいか日々試行錯誤し試作を繰り返しています。
それぞれの違った背景を重ね、「本物を創る」という信念のもと心を込めて手作りするスイーツはどのようなものが出てくるのか経営者である自分自身も楽しみでなりません。
立川の地元のお店として、どのようなものが食べたいか、どんなお店があったら嬉しいか、地域の皆さまと一緒にお店を作っていきたいと考えています。
ぜひご意見やご感想を教えてください。
LINEでは定期的にアンケート(今後の方向性の参考にさせていただいています)をインスタグラムではDMでお話できればと思っています。
パティシエの考えが詰まった「本物」の美味しさをぜひ楽しんでいただければ嬉しいです。