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赤ちゃんのねんね:出生から低月齢で知っておきたかったこと

低月齢のころは乳幼児の知識が充分になく、当時知って知ればー!!!と思うことがたくさんありました。
この記事では、なかでも生まれてから四苦八苦した6ヶ月目までに、ジーナ式以外の側面から「これは知っておきたかったよー!!!!」ということをつらつらと書きます。

生後2ヶ月目までは明るい環境でお昼寝を

ジーナ式を行なっている方のあいだでは常識となっている完全遮光…3ヶ月目からは日中も真っ暗なお部屋で寝る方がいいですが、実は生後2ヶ月までは明るく、そこそこ雑音がある環境でお昼寝した方がいいです。
イメージとしては木陰くらいの薄暗さ、閑静な住宅街くらいの雑音です。

生後0〜2カ月頃のお昼寝の場所は、寝室にせず、リビングに敷いたお布団やベビーベッドで寝かせるのがおすすめです。 お昼寝中は、夜と違い、部屋を暗くする必要はありません。とはいえ、強いライトや直射日光が当たる場所は避けてください。 この時期の赤ちゃんは周りの環境から昼夜の区別を学ぶので、お昼寝も明るい部屋でさせてあげましょう。 生後3カ月頃には昼夜の区別がついて、夜にまとまって眠るようになります。 昼夜の区別がついたら、夜と同じように、暗い寝室で寝かせるようにしましょう。

『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』森田 麻里子著

これはお昼寝だけの話です。夜はきちっと遮光したお部屋でぐっすり寝てもらいましょう。また、だいたい生後2ヶ月くらいで昼夜の区別がつくようになるので、そこからはお昼寝も真っ暗なお部屋でしてもらいましょう。
遮光にや遮光の重要性ついては下の記事どうぞ。

夜中の介入時は赤色光を

ジーナ式の本には単に暗めの明かりとされていますが、夜は橙〜赤色の光にしましょう。
メラトニンは眠気を誘うホルモンのひとつですが、ご存知の通りブルーライトはそれを阻害します。灯の色が赤色に近ければ近いほどいいでしょう。

夜のあいだ明かりをつけておきたいときは、暗めの赤色電球を選ぶ──赤い光はメラトニンの分泌を抑えないので、眠気を誘う効果がある。

『よく眠るための科学が教える10の秘密 (文春e-book)』リチャード・ワイズマン, 木村博江著

https://amzn.to/3qd6C0B

調光機能もついてるとなおいいですね。夜中の授乳にも役立ちますし、2歳をすぎて暗闇を怖がるようになったとき、一晩中つけていても睡眠を妨げないので重宝します。今お持ちのライトに赤いセロファンフィルムを貼り付けるだけでも大丈夫です。
私は下の商品を購入しました。


ジーナ式のお昼寝時間はかなり短め設定

ジーナ式以外のネントレ本を読めばわかると思うのですが、特に1歳以下についてはジーナ式のお昼寝の時間は一般より短め設定です。
いわゆる"寝過ぎ"については、生後半年まではまず気にしなくて大丈夫!
各月齢ごとの睡眠時間はこちらの記事目次から、"乳幼児の一般的な睡眠時間"の項目をご参考に。



セルフねんねの大切な準備期間

特に低月齢のうちは、心配しすぎて構い過ぎてしまうのが親心…わたしも少しでも鳴き声がすれば即対応!してました…
でもね、実は赤ちゃんの寝言泣き、相当です。
ほんっとに寝てるのか?!というくらい凄まじく目を瞑りながら5〜15分くらい余裕で泣きます。
夜だと暗くて判断つかず、明かりをつけて確認するとそれで起きてしまうので、母子同室だろうがなんだろうが是非是非はじめからベビーモニター導入することを強く強くおすすめします。絶対後悔させません。(←誰?w)

下の引用にある通り、はじめから本当に必要な時以外は構わないようにすることが肝要。

生後1~3カ月の睡眠の基本は、複数回の短い覚醒を挟みつつ、夜間の睡眠時間が10時間程度、複数回の昼寝が3~4時間で、合計13~15時間です。すべての生体リズムが整ってくるので、養育者が早寝・早起きの規則正しい習慣を実践する形で教えてあげましょう。この時期は、夜8時までの入眠習慣や、覚醒しても自然に自分で再入眠する習慣(self-soothing=自己なだめ。Öztürk DR, 2019 および Adams EL, 2020)を身につけてもらうこと、さらに夜間の授乳回数を減らすなど、構いすぎない保護者の対応が、子どもの持続した睡眠に結びつき心身の発達によい影響を与えると報告されています(Paul IM, 2016)。

『赤ちゃんと体内時計 胎児期から始まる生活習慣病 (集英社新書)』三池輝久著

ところで、そもそも赤ちゃんが夜通し寝られるようになると常識的に考えられている月齢は、国によって様々です。例えばフランスでは(フランスの子どもは夜泣きをしない)6週間~6ヶ月の間には夜通し寝るのが普通だとされているようですし、日本では5歳になっても1人でぐっすり眠れる子はそんなに多くはないのではないでしょうか?

いずれにせよ、生後2ヶ月までは赤ちゃんが1人で寝付くことはできないと考えて良いでしょう。また、そこから生後4ヶ月くらいまでに赤ちゃんは睡眠サイクルの切れ目の時に自分で再入眠する方法を身につけます。この時期までに保護者がどの程度赤ちゃんに干渉しなかったかが決め手になります。なので、生後6ヶ月を過ぎても夜中2回以上目を覚ますようなら、なんらかの対策をしなければ長いあいだ睡眠問題に悩まされる確率が高いです。また、対策は早ければ早いほど効果的です。

ルーチンって具体的に何する?

ルーチン具体的にどうしようか悩む〜という場合はぜひ森田先生の本をご一読ください。
(売りつけるんかい)

いやマジな話、この本最高なのでぜひお手にとってほしいです。

ジーナさんルーチンのこと書いてなくて手探りだったのですが、こちらに月齢別で詳細が載ってるのでマジでオススメ!

2ヶ月目までは入眠に助けが必要

4ヶ月目までに構いすぎないことがその後の運命をわかつほど重要ですが、生後2ヶ月目まではヘルプが必要です。
ただ、ヘルプはあくまでヘルプ。寝るのは赤ちゃん自身。私も当時この罠にハマっていたのですが、夜中起きた時の最終ゴールは"寝ついてもらうこと"や"泣き止んでもらう"ではありません。赤ちゃんに"ママ、パパはここにいるよ。安心してね"と伝えることです。この時期にミルクとオムツチェックしても1〜2時間泣いちゃっても焦らないでください。(もちろん健診で問題ないと言われてる場合に限る)そういうもんです。自分でこれと決めた寝かしつけ方(シューシュートントンやピックアップ、ダウン法など)からぶれず、頑張りましょう。赤ちゃん一生懸命寝るの練習してます。Twitter見てると特に3〜4ヶ月のリープ4〜5が鬼門のようです。

シューシュートントンやピックアップ、ダウン法などの詳細はこちらをどうぞ!
ネットで検索してもでてくるけど、この本おすすめなので是非…

なんかAmazon値上がりしてるな。
メルカリでも売ってるので見てみてください。赤ちゃんから2歳現在も辞書的に使用しています。子育ての悩みはほぼ網羅されている。トレイシーさんの本は他小型本が2冊あるが、2冊ともの内容+のことが書かれています。

NAPSメソッド

NAPSメソッドとは、下の本の著者で母で睡眠学者でもあるポリー・ムーアさんが発見した乳児の睡眠リズムのことです。簡単に言えば赤ちゃん起きてからだいたい90分で眠くなるから次の寝かしつけチャンスはそこ狙おう〜という話です。

Note:赤ちゃんが最後に目覚めた時間を書き留める
Add:90分後の時間を書き加える
Play:赤ちゃんと一緒に遊ぶなど、いろいろな活動をする
Soothe to sleep:赤ちゃんを寝かしつける
からなっています。

タイトル胡散臭すぎ…でも良書です。
詳しくは私の別の記事でも書いてるのでご参考に。


ジーナ式では半ぐるみがすすめられてるけど、断然スワドル製品!

ジーナ式では布でくるむ方法だったけど、私は断然スワドル商品をおすすめします。

ジーナ民御用達の品

またTwitterでバズってた布での方法もおいときます。



おわりに

以上私が知っていればよかったー!と思ったことでした。
皆様の快眠をお祈りしてます♪

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エミリー
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