続編求む!ドラマ「Shrink〜精神科医ヨワイ〜」がスゴイ
気になってたNHKドラマ
Shrink〜精神科医ヨワイ〜
をアマプラで視聴しました。
人間の心理や心の苦しみと
向き合ってる私としては
本当にいいドラマだった!
と言いたいです。
日本は精神科に通ってるなんて
恥ずかしくて言えないみたいな
風潮がまだまだありますし
そもそも
自分の心が苦しんでることにすら
気づいてない人が多いと思います。
そこが日本の自殺率が高い
理由の一つでもある気がします ↓
( 2021年時点 )
しかしながら
男性の自殺率の高さに驚きますが。
このドラマのヨワイ先生は
パニック障害や双極症を脳の誤作動
と表現していたのですが
そうなのだとしたら
心の病という表現すら
間違ってることになりますね。
ただし!このドラマは
精神疾患に詳しくない人が見ると
色々と学ぶことが多いのですが
そこはドラマなので
実際はもっと時間がかかったり
そう簡単ではないのかと思います。
私はPMDD(月経前不快気分障害)
で鬱になることも度々ありますが
これはなかなか厄介です。
ちなみにこの本に書いてましたが
PMDDはアメリカの精神医学会では
病気と認められているそうです ↓
で、話は戻りますが
精神的な症状に対する理解が
まだまだ少ない中
こういうドラマがあることで
もしかしたら自分にも当てはまる
ところがあるかもしれない…
と自分を理解する
きっかけや人を理解するヒント
になると思ったんですね。
第3話のパーソナリティ障害なんて
初めて知った言葉なのですが
見捨てられ不安の強い
自分と重なるところもあり
他人事ではないと特に感じました。
しかも
もしかしてあの人もかも…
なんて思うこともあり。
誰かに必要とされたい人は
同じように必要とされたい人
と利害関係が一致するため
かまって欲しい女と尽くす男
かまって欲しい男と尽くす女
という共依存関係になる描写も
リアルだなぁと感じました。
彼女が自立し始めた途端
彼女を支える存在としての居場所
がなくなってしまい不安になる…
共依存関係はドラマのように
抜け出すのは簡単ではないと
思うのですが
夫の世話を焼くことで
捨てられないようにする妻
子供の世話を焼くことで
必要とされ続けたがる母親
人を喜ばせることで
求められる存在になりたい人
などなど
その辺にゴロゴロ転がってる
関係性だと私は思っています。
自分にはもっと余裕が必要なこと
自分には愛や優しさが必要なこと
自分にはもっと癒しが必要なこと
それを認めることができないのが
人間というものかもしれませんが
心の苦しみを放置しないこと
ここってものすごく
大事なんだなぁと感じました。
その程度のことで?
なんて苦しみはこの世には1つもない。
精神科で全てが解決するとは思わないけど
辛い時に相談できる場所があるっていうのは
これからの時代とても大事だと思うし
自分の苦しみを認め寄り添うことは
何よりも愛ある行為だと思います。
私もカウンセリングというのは
月に一度のマッサージ感覚だし
誰もが気軽に利用できる
心のデトックスだと思っていて
もっと広まればいいと思ってます。
漫画が原作とのことですが
こういうドラマが観れる時代に
なったんだなぁ〜と嬉しく感じました。
しかしながら
先生は中村倫也くんが演じてますが
実際にこんな先生がいたら
転移(セラピストに恋愛感情を抱く)
しちゃいそうですね。
危ない、危ない。