雑談:人が死ぬということ。
急にだけど、人が亡くなるということが好きだ。
言葉にするとめっちゃ変で不気味、頭大丈夫?ってなる。本当にそうだ。
正しくこの意味を言葉にすることは難しい。
人が亡くなることは大嫌い。
だけど、人がこの世からいなくなって
残された人がその人のことを尊く愛しく思うときがすき。
看護師をしていると、亡くなった人に触れる時が多い。他人だけど涙が出るし、すごく悲しい気持ちになる。
だけどわたしは率先してその仕事をする。
その時は、時の流れる時間が変わる。
いまを生きているわたしが、その人の過去と共に進んで行く。
この時だけは、その人の時間になる(伝えることが難しい)
最近大好きなおじいちゃんが亡くなった。
倒れて、意識のない時間が3週間、延命はしない。
この時ぐちゃぐちゃな感情が生まれた。
生きて欲しい、だけど苦しい思いはして欲しくない、頑張って欲しい、でも楽になって欲しい。
死んで欲しい。なんて思わない。だけど、大好きなおじいちゃんに楽になって欲しい、けどそれは死を望めということ。
ぐちゃぐちゃ。
亡くなって初めて、ちゃんと笑って話せた。
そりゃとっても悲しい。けど、「頑張ったね、お疲れ様。」
って本心で声をかけれるのは、その先の時だけ。
優しい労いの言葉を、本当に言える時が”人が亡くなった時”。
過去にどんなやつだったて、その時思い出すものがたりは
愛のあることばかり。その愛と笑い話でときが暖かくすすむ。
いろんな人がいる。こんなに暖かい時だけじゃないかもしれない。
だけど、最後はちょっとでも暖かくて優しい気持ちに包んであげたい。
尊く愛しく思い送ってあげたい。
日々追われて仕事していた時、初めてその人にちゃんと向きあえる時なのかもしれない。(いつもできたらいいんだけど)
だから、わたしは人が亡くなる時がすきだ。その時の空気がすきだ。
だけど最近思う。
もしもコロナにかかって亡くなったら
あの大切な時間を作れなかったら、、、、きっと送りに送り出せない。
だから絶対にコロナに負けるな。
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