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自分の「好き」を知る〜山種美術館

友人から日本画美術の鑑賞イベントに誘われたことをきっかけに、そういえば日本画をちゃんと見に行ったことがないことに気づく。

都内で日本画を鑑賞できる美術館を探していたらまだ行ったことのないここを発見、出かけてみた。ちょうど55周年記念特別展「百花繚乱」を開催中。

今回は作品一覧の用紙を入り口でとり、自分が好きだなと直感的に思ったものに印をつけていってみた。そして、なぜそれが好きだと思ったのか、ちょっとだけメモを残す。こういうまっさらの自分の感性だけに従う時間は大好きだ。

好きな理由はいくつかあったけれど、そのうち1つは色にあった。

「青」だ。

例えば、写真は、荒木十畝「四季花鳥」という一連の絵。今回の展覧会で唯一撮影OKとなっていた作品。右から春夏秋冬を表しているのだけれど、右から2枚目の夏の花の色、そして3枚目、秋の木の足元にあるおそらく桔梗?の花の青にとても魅せられた。

ではなぜ自分は青が好きになったのか。なぜこれに魅せられるのか。

確か子供の頃は黄色が好きだったのだけれど、今はその補色である青が好きになっている。何かきっかけがあったのかな・・・。そこを思い出してみると、自分の「好き」を言語化できることに一歩近づくのかもしれない。


自分を知ることは暮らしの質をあげていくための最も大事なことのひとつ。自分に問いを投げ続ける自分との対話の時間、大切にしていきたい。

*写真

荒木十畝(あらき じっぽ)「四季花鳥」所属先:山種美術館

*山種美術館「百花繚乱ー華麗なる花の世界ー」

6月27日(日)まで開催中。着物で来館すると200円引きだそうです!https://www.yamatane-museum.jp/




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