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宇浦冴香さんへのファンレター

私が初めて買ったCDの話です。

それは、今から10年ほど前のこと。


本屋さんのレジ近くにあったワゴンに、
CDがみっちり詰まっていました。

そこは、スーパーに併設された本屋さんで、
よく買い物のついでに立ち寄る場所。

目的もなく店内をうろうろしていると、
ワゴンを見ていた母が私を呼び、向かうと
手には、1つのCDがありました。

それは、当時小学生の私が熱中していた、
『結界師』のアニメのオープニング曲を
歌っていた宇浦冴香さんのCDでした。


「Juke Vox」というタイトルのアルバムで、
買って帰った後は、聴きまくりました。

今では、収録されている全曲を覚えています。

この日まで、“自分のCD”と呼べるものを
持っていなかったので、嬉しくてたまらなかった。

そんな、思い出のCDです。


この「Juke Vox」に収録されている11曲で、
中でも特に好きな4曲を紹介させてください。

・マイミライ
力強いサビが心を打つ曲です。ポップな曲調と歌詞のギャップ…。
今の時期に聴き直すと、「ぐらつく世界でふんばる知恵」の部分に改めて力強さを感じました。

・Shalala-アヤカシNIGHT-
この曲を聴くだけで、結界師を思い出します。他に変えようのないテーマソングです。
冒頭から、世界観に勢い良く引きずり込まれます。

・オトシモノ
聴くと、今のまま頑張れば良いと思えます。
よく、お風呂の中で日々を振り返るときに、鼻歌などで、ふとした場面で呟くように歌ってしまう曲です。
「良くも悪くも完全な0なんてない」という歌詞がお気に入り。

・フィクション天国
悲しく嘆きたくなることを歌っているのに、どこか明るくて、暗さが感じられない。
懐かしさの中にも新しい感じもする、不思議な曲。
曲の終盤、「フィクション天国 ウラもオモテもない/ウソも ホントの一部分/みんな必死 ここで生きてる」という歌詞が印象的です。


子どもの頃に聴いた曲って、忘れませんね。

歌詞など、言葉には力があると思っているので、
気に入ったものは自分の中で大切な”支え”になります。

これまでの人生でたくさん支えてもらいました。
これからも、支えてもらいますね。

アルバイトが出来なくなってしまったので、サポートしていただけたら本っっ当に嬉しいです!!!