トラウマがふわっと解けるとき
今回久しぶりに札幌から増毛町というところにお墓参りにいってきた。
この増毛町にいわゆる下道でいったのだがこの増毛町までの道のりがトンネルが多い。
そこへ毎年1、2回いくのだけれど、
急に3年前くらいからトンネルを運転するときに
恐怖が押し寄せるようになった。
何がきっかけかもわからず、トンネルがまた長いのがいくつかあり、トンネルに入ると恐怖で包まれる。
今私はアクセルを踏んでいるのか?
ブレーキはどこにあるのか?
心臓がバクバクして怖くてたまらない。
そんな状態になり、
最近はトンネルのところを抜けてから運転を代わるようになっていた。
何より辛いのがいわゆるパニック発作に近いものは
きっかがわからず、なぜ?なぜ?が強く、
人にもわかりずらくて。
それがとても辛かった。
母親がトンネルが苦手だーという話を聞いていたからそれが私の中に染み込み、苦手になってしまったのか?
お友達のパニック発作の話を聞いていたから、
自分も共感してしまったのか?
人のせいにしたくなる気持ちが溢れていた。
でも今回なぜかスパッとそのトラウマが解けた
それも何故かわからない。
車が変わったからだろうか?
好きな音楽を聞いていたからだろうか?
いろんな原因を探るけどわからない。
それでも車にありがとうって気持ちが溢れ、
ハンドルをなでなでした。
絶望を感じるときに終わりのないトンネルのように
思うけれど、
それと同時にトンネルから光が見えるとホッとするような気持ち、喜びも感じれた。
トンネルから連想するものがまた新しく変わり
再スタートをきれそうだ。