見出し画像

90年代後半~2000年代ドラマ観てた人におすすめしたい「姉ちゃんの恋人」#毎日note19日目


最近テレビドラマ、見てますか?

1986年生まれの私は、小学生から高校生にかけての90年代後半から2000年代前半、「東京ラブストーリー」や「ひとつ屋根の下」「29歳のクリスマス」なんかを夕方の再放送で見たり、

「ビューティフルライフ」をビデオに録画して何度も何度も繰り返し見ては泣き、近所の美容室で「常盤貴子にしてください」と恥ずかしげもなくオーダーし、町田杏子(常盤貴子さんが演じたヒロイン)ヘアにしてみたり。

テレビドラマが好きだった。

同世代でカラオケに行くと絶対合唱になる、ZONEの「seacret base」が主題歌だった井上真央さん主演の「キッズ・ウォー」。

「未成年」「聖者の行進」「人間・失格」などの野島伸司シリーズ。

kinkikidsのW主演の「若葉のころ」、「ぼくらの勇気 未満都市」。

夏になると思いだす「サマーウォーズ」「ウォーターボーイズ」。

当時の自分より年上のドラマの世界に、恋や仕事や都会生活へのあこがれたり、ABBAやカーペンターズなど昔の洋楽を知ったり、ドラマの世界に毎週惹き込まれていた。


これを書きながら久しぶりに思い出したのに、ドラマのワンシーンとか、セリフとか、音楽とか、すごく鮮明に思い出せて、心まできゅっとなるほどだ。

ああ、私はテレビドラマが好きだったんだなぁと思いだしました。

再熱のきっかけをくれた「おっさんずラブ」


大学生や社会人なりたてのころは、恋とか上京とか仕事とか、実生活で刺激が多く、テレビドラマを観ることがほとんだなくなった。

忘れていた熱を思い出させてくれたのが、2016年(もう4年前?!)の「おっさんずラブ」。林遣都さん演じる牧涼太に感情移入しながら見て、大沼にはまりました。

そのあたりから、観てみたい・最後まで観たいと楽しみにするドラマが、一クール一本くらい出来るようなりました。

「大恋愛」に号泣し、「凪のお暇」でひと夏のゆるやかな冒険に共感し、「同期のさくら」で新人のころの気持ちを思い出し、「私の家政婦なぎささん」で毎回ほっこりし、「お金の切れ目は恋の始まり」で失われる切なさを痛感し……(「半沢直樹」観たさにParaviを契約)。

「姉ちゃんの恋人」

そして、今クールも楽しみなドラマが、「姉ちゃんの恋人」

姉ちゃんの恋人ポスタービジュアルWEB用

あらすじ

27歳、両親・彼氏ナシ。ホームセンターで働きながら、弟3人を養う主人公・桃子。
そんな明るく前向きで、ちょっとガサツな姉ちゃんが、ある日、職場で恋に落ちた!
ただ、ほほ笑みが素敵なその男は、何やら心に傷と謎を抱えていて…
でも、そんなことはお構いなし!
桃子の恋が、家族に、友人に、職場の人々に、
そして、意中のワケあり男に、小さな幸せの連鎖を起こす。
季節はハロウィーンからクリスマスへ。
恋によって、桃子の“新たな日常”が始まる!
(https://www.ktv.jp/anekoi/intro.html)

有村架純さん演じる「肝っ玉姉ちゃん」と3人のイケメン弟たちを中心とした、「ひとつ屋根の下」や織田裕二さんの「お金がない」的な、ちょっぴり心がきゅっとなることもありつつも、ベースはあったかい世界観の、アットホームなラブコメかなぁと思って見始めました。

現在4話まで放送。ここまで観て、いいなぁと思う点を挙げていきたいと思います。

「姉ちゃんの恋人」のタイトル通り、林遣都に吸い込まれる

高校3年生のとき事故で両親を亡くし、3人の弟たちを育て上げる姉ちゃん、足立ももこ(有村架純)の恋のお相手、ももこと同じホームセンターで働く吉岡真人を演じるのが林遣都さん。

「真面目でいつも優しいほほえみを浮かべる好青年だけど、どこか影がある」真人。(4話で悲しくやりきれない真人の過去が描かれました)

「林遣都劇場」なんてネット上で言われているみたいですが、まさにそれな!です。

「何があったかわからないけど何かあった」真人の空気感が、「何かを諦めている感じがする」(byももこ)その感じがたしかに伝わってくるのです、画面の向こう側から。言葉数は少ないのに、あの大きな目からものすごい情報量が伝わるような……いつのまにか吉岡真人に吸い込まれて、「姉ちゃんの恋人」の世界に入り込んでいるのです。

そして願っているのです、ももこと真人が一緒になって、二人で幸せを創っていってくれ!!と。

もうファンです、このドラマの。

やりきれないこと、痛みはあるよね。でも世界はあったかいよね、きっと。と思わせてくれる世界観。

ももこの上司でしっかり者の小池栄子さん演じるひなこさんの、ひさしぶりにした恋。

奈緒さん演じるももこの幼馴染みゆきの年下イケメンとのどきまぎした恋の始まり。

ももこと真人だけでなく、周りの人たちの恋も不器用だけど一生懸命で、応援したくなる。

ただただ優しくてあったかい世界じゃない。

みんな上手くいかなかったり、やりきれなかったり、痛みを抱えている。

けど、家族や職場でのあったかい人との関わりや、

ももこの明るくてまっすぐな姿を見ていると、

やっぱりこの世界はあったかくて優しいんだよね、きっと。と思えてくる。

全然上手く伝えられない(とほほ…)けど、視聴率は7%前後と高くないらしいけど、冒頭に挙げたようなドラマを観ていた方には是非お勧めしたいドラマです!

Gyaoでも最新話配信中です

あと印象に残る良いセリフもたくさん!

「痛い人っていう言葉、嫌いなんですよね」
「なんかかわいいね、私たちの王子様たち」
「世界中の人が好きだと思うけど……」

そして、主題歌はミスチル!

いいドラマといい曲はセットですね。ミスチルの曲が絶妙なタイミングで流れて毎回ぐっときます。

(「オレンジデイズ」の「Sign」もほんと良かったなぁ)


気づいたら長文に……!

好きなことを思い出すと、元気が出る。

ここまで読んでくれて本当にありがとうございます!!


いいなと思ったら応援しよう!