麻雀漫画
20代の頃、友達が「non-no」や「JJ」などのファッション雑誌を見ている中、わたしの愛読書は「近代麻雀」であった。
なんか、まあ、エッチな漫画とかも入っていたけど、雑誌の端に「何切る問題」とかが載っていて勉強になったし、女流プロの友達がいたので、その子が載っていたりしたので、よく見ていた。
今や映画化され、有名となった「カイジ」を書いている福本信行先生の「アカギ」や天獅子悦也先生の「むこうぶち」、片山まさゆき先生の「オバカミーコ」などなど、麻雀を中心に色々な物語が繰り広げられている。
片山まさゆき先生には、一度お会いする機会があり、色紙に絵とサインを書いてもらったことがある。今でも額縁に入れて飾ってある。
「オバカミーコ」は麻雀を始めたばかりの頃に、読むと勉強になると友人に薦められた本で、主人公も一から麻雀を始めるというところが、初心者の私にも共感でき、わかりやすい1冊なので、初心者の方は読んでみるといいと思う。また、初心者じゃなくても、コミカルな内容で面白いのでも、読んだことがない方は読んでみてほしい。
もうひとつお薦めしたいのは、押川雲太朗先生が書いた「反逆の麻雀 リスキーエッジ」である。
高レートのマンション麻雀の話なのだが、主人公の不屈の精神、リアリティがある場況や息が止まってしまいそうなほどの緊迫感、強者と強者の譲らない攻防戦、運命の戦いが何とも言えないほど興奮する。
まさに、「麻雀は人生の縮図」である。
麻雀の面白さのひとつは、将棋や囲碁と違い、運に大きく左右されるところである。もちろん、長期間でデータを取れば、やはり強者が勝利するのだが、短期決戦であれば、初心者だって勝つことができる。
ぜひ、漫画を読んで、麻雀をやってもらいたい。