第32回中四国文化の集い 中四国伝統芸能フェスティバル inしまね
母と一緒に、「第32回中四国文化の集い 中四国伝統芸能フェスティバル inしまね」に参戦した。
中国四国地方で、神楽や獅子舞や和太鼓や人形浄瑠璃など、様々な伝統芸能を行う団体が集う。
まさに、伝統芸能のフェスである。
中国四国地方で、持ち回りで開催されているイベントだそうだ。
今年は、島根県民会館で開催された。
整理券は必要だったが、入場は無料!
障がい者向けのイベントではないが、手話通訳も音声ガイドも付いて、車いす席もあって、鑑賞サポートがばっちり!
音声ガイドの事前予約をしておけばよかった。
だから、目が見えなくても参戦できたのだ。
音声ガイドを、イヤホンで聞いた。
ナレーションは、男性と女性のコンビだった。
長時間のイベントだったから、二人でも大変だったと思う。
音声ガイドはクリアに聞こえたが、太鼓が10個以上も叩かれたときはさすがに聞こえなかった。
しかし演奏の後に、演奏中にどのような舞が披露されたか説明があって助かった。
2階席よりさらに上から見て音声ガイドが行われたから、客席に降りられると、音声ガイドのブースからは見えなくなってしまったようだった。
それでも、音声ガイドのおかげで、舞台の様子がわかったし、団体毎に獅子舞の見た目の違いがわかって楽しめた。
席が自由で、出入りも自由。
開会式の終了直前に入り、午前中だけ参戦した。
お客さんは、子供から高齢者までいて幅が広かった。
様々な障がいのある方、外国人もいた。
順番に紹介していく。
隠岐国分寺 蓮華会舞(れんげえまい)
新型コロナによる感染症拡大以降、ほとんど島外で演奏されなかったため貴重な機会だった。
演奏のリズムがゆっくりで、獅子舞の動きがゆっくりで、お寺でのんびり見る感じのものだった。
演奏からは、アジアの空気が感じられた。
本村夫婦獅子舞
太鼓が10個以上も出てきて、すごい迫力だった。
演奏者の年齢が、幼稚園児から高齢者まで幅広かった。
しかし、きれいに揃っていたから聞き心地が良かった。
赤い獅子と黒い獅子が、じゃれあったり喧嘩をしたり、コミカルな動きをしていた。
お祭りで披露されたら盛り上がりそうな感じ。
上野神楽舞
おごそかですがすがしい舞。
衣装も動きもきれいだったと思う。
赤野獅子舞
獅子と親子の対決がコミカルで、楽しい獅子舞だった。
最後は、客席まで巻き込んで、エンターテイメント性がバッチリ!
阿波人形浄瑠璃 徳米座
外国人がたくさん参加している団体で、座長は外国人。
語りと三味線に合わせて、操り人形が動く。
人形の動きが細かくて、先進的な演出が興味深かった。
客席にすだちを配ってくれた。
私たちには回って来なかったが、終わった後にもらった。
いろいろな団体の伝統芸能を見て、勉強になったし、とても楽しかった。
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