ゲストハウス楽之(たのし)
てくてく日和というバリアフリー情報誌の取材に行った。
見えないレポーターとして参加した。
取材先は、ゲストハウス楽之(たのし)。
場所は鳥取県八頭郡智頭町智頭。
大きな古民家をリノベーションされた建物だ。
1階はレストランで、2階と3階はゲストハウスだ。
特別に建物全体を見せていただいた。
玄関に段差はない。
ドアの取っ手から芸術作品だった。
蔵に転がっていたかまの歯をとって、取っ手として利用しているそうだ。
古い木組み細工を利用した照明もすてきだった。
触れて楽しい作品がいっぱいでテンションが上がった。
レストランに入るまでに、1段段差がある。
この段差を乗り越えれば、車いすの方も食事できる。
テーブルの板は扉を利用したもので興味深かった。
椅子も個性的だった。
2階と3階は宿泊スペース。
2階と3階に上がるには階段しかないため、車いすの方は泊まれない。
手すりはあるので、見えなくても問題ない。
2階の部屋には、2段ベッドがある寝室が数部屋と、リビングと洗面所とお手洗いとお風呂がある。
壁は手触りのいい木だから、安心して伝い歩きできる。
3階は和室の部屋が一部屋。
天井に、立派なはりが何本もあって、奥に行けばいくほど低くなっている。
頭をぶつけないように気を付ける必要はあるが、古民家にいると感じられる部屋だ。
2階の部屋であれば、見えなくても配置を覚えれば一人でトイレや洗面台に行けると思った。
レストランでランチを食べた。
ディナータイムにも営業している。
土日はカフェタイムにも営業しているそうだ。
メニューは、鹿肉と黒舞茸のリゾット、鹿肉とおからの煮込みハンバーグ、スパゲッティーが2種類だ。
鹿肉と黒舞茸のリゾットと、スープを注文した。
リゾットはハーブの香りが食欲をそそる。
チーズがたっぷりで、糸を引きつづける感じだった。
鹿肉は淡白で、臭みは全くない。
スープは、野菜がたっぷり入ったミネストローネだった。
どれもすごく美味しかった。
ゲストハウス楽之のみなさん 本当にありがとうございました。
取材の様子は、てくてく日和夏号に掲載される予定だ。
公式ホームページを貼り付ける。
https://chizutanoshi.com/