子宮筋腫で子宮全摘 入院と手術の準備
長さ15センチの大きな子宮筋腫ができてしまい、子宮を全摘する手術を受けた。
卵管も摘出し、卵巣は残した。
手術前日から入院した。
入院初日から手術前までについて書いてみる。
入院する日、病院に行く前に10枚以上も書類を書かなければならなかった。
自力では書けないから、旦那に書いてもらった。
入院する部屋は、トイレ付きの個室を選んだ。
大部屋では、トイレなどの移動のさいに他の人にぶつかるのが心配だったり、家族や支援者に電話をかけるときに移動しなければならず不便だったりするからだ。
病院には旦那が送ってくれた。
病院に着いたら、病室のものの配置を教えてもらった。
必要な荷物は出して、荷物の置き場所を決めた。
ここで1週間くらい一人で過ごさなければならないからだ。
手術後に簡単に起き上がれなくなるのを想定して、看護師にベッドを動かすコントローラの使い方を教えてもらった。
担当の医師や看護師などたくさんの方があいさつに来てくれた。
障がい者相談支援事業所と連携したため、地域連携の担当看護師もあいさつに来てくれた。
入院中、食事は運んできた方に、メニューを教えてもらった。
蓋は開けてもらった。
動けるときは、iPhoneで食事を撮影し、家族や友人に送った。
なかなか上手に撮れなかったが、すごい!ごちそうだ!と返事が返ってきた。
手術の前日、手術する場所にペンで印を付けられた。
足にも印を付けられた。
手術の前日夕食は出たが、夜から絶食だった。
甘い飲み物も絶食の時間にはだめだった。
手術の朝には水やお茶も飲めなくなった。
手術中、院内に家族は入れなかった。
オーバーテーブルに吸い飲み・ウェットティッシュ・ティッシュを並べて、別のテーブルに生理用品とT字パンツを並べて部屋を出た。
服装は、足には弾性ストッキングをはかせてもらい、上半身の下着は外し、病衣を着た状態だった。
普段両目に義眼を付けている。
許可を得て、義眼を付けたままで手術を受けることになった。
車いすに乗り、看護師に押してもらって手術室に向かった。
手術室の前には、たくさん人がいてにぎやかだった。
手術室に入ると、靴にカバーをしてもらい、頭に食品工場のような帽子をかぶった。
暖かいベッドに寝かされて、血圧計などの器具を付けられた。
背中に注射を打ったら、もう記憶はない。