【子育て】～最期に息子へ贈る手紙～
おはようございます！
本日は、
【子育て】～最期に息子へ贈る手紙～
といったテーマでお話ししようと思います。
こちら、我が家のマネーリテラシーに関するnote。大好評をいただいており、１９０いいねを突破！２００いいねまで目前に迫っております。
お子さんに対してお金の教育にとても関心が高いことが伺えます。
そんなわけで今回はお金の教育にぴったりなこちらの本のご紹介。
著者：山崎 元
『経済評論家の父から息子への手紙』
結論から申し上げると…
お子さんに是非、プレゼントしていただきたい１冊。
そして親御さんにもかならず一読していただきたい。
ゴリ押しするその理由を一つ一つ説明していこうと思います。
○最期に息子へ「贈る言葉」
まず、書籍の概要をご説明します。著者は東大卒の経済評論家山崎 元さん。本書以外にもベストセラーを執筆する人気著者でもありメディアにも多く出演されていました。ご存じの方も多いのではないでしょうか。「されていた」という過去形の表現をしたのは、彼がもうこの世にはいないからです。この書籍は最期に東京大学に進学される息子さんへ送った手紙を元に書きおろされ、その後2024年1月1日食道癌によって永眠されました。
私自身も母親を癌で早くに亡くしています。
そして、現在中学生、小学生の男の子を育てる母親です。ですからこの手紙を送られた息子さんのお気持ちと、送った著者のお気持ち両方がわかるような気がして…。1日であっという間に読み上げてしまいました。
○お金の基礎は人生攻略アイテム
こちらの書籍は大学生(東大( ﾟДﾟ)カオス！)になる息子さんへお金や経済の基礎をレクチャーし、人生を幸せに生きてほしい。という親心がたくさん詰まった内容になっています。
①時代は確実に変化している
社会も経済も目まぐるしい発展と変化を遂げています。昔の常識は今の非常識。古い考え方のまま仕事を選んだり、お金や時間という資源を使うことはこの時代には逆にリスクなのだと、経済評論家であるご自身の見解をわかりやすく息子さんへ伝えています。私自身も息子たちに対して「現状維持＝劣化。変化を楽しみなさい」と口癖のように伝えているので答え合わせの様で嬉しかったです(*´ω｀)
②株式を絡めて仕事をしなさい
今までは「いい大学に入っていい企業に就職する」がエリートの王道ルートとされていましたがやはりこの考え方は古い。現代では真のエリートこそ起業するのがスタンダードになりつつあります。起業とまではいかなくとも、立ち上げから絡むことで株式を保有したり、出資をすることを強く推進しています。株式を絡めることで圧倒的に経済的恩恵を享受しやすくなる。この辺りは子どもだけではなく親である私も大変参考となる内容でした。
③入れ替えがきく人材になるな
こちらもビジネスパーソンにはとっても重要な考え方です。
「人と違うことをしなさい」
人と同じことしていると人間は安心する生きもの。しかし人と同じ仕事しかできなければ、それはつまりいくらでも代替可能ということ。
私も以前同様の内容をnoteで執筆しています。世の中は需要と供給のバランスでなりたっているわけですから、簡単に代替えが可能となれば完全に立場が不利に。子どもたちにも普段から「人と違うことを誇りなさい」と伝えています。
経済評論家という専門的な立場で、高校３年生の息子さんや私たち読者にもわかりやすいようにお金の基礎を教えてくれています。つまり、社会に出て人生を思い切り楽しんで生き抜くためには、お金の基礎知識はマスト。ドラクエでいう必須の攻略アイテムのようなものなのです。
○お金ではなく「糧」こそ最高のプレゼント
最後に…読み終わった感想とこの本に巡り合った経緯をご説明します。
山崎さんが最期に書き上げたこの本は本当に息子さんへ語り掛けているようで…親心あふれる花束のような作品でした。おそらく、ご自身はたくさんの功績を残され、潤沢な資産も受け継がれたことと思います。しかし彼が息子さんに本当に送りたかったものは資産(お金)ではありません。ご自身が人生の中で収集した知識、スキル、経験といった資源を伝承する。そして息子さん自身がその資源をカスタマイズしながら未来を切り開いていく…力強く生きてほしい…。そんな想いが本を通して伝わってきました。そして、私がこの本を手にしたきっかけもまた、『プレゼント』だったんですね。私が勤める不動産ベンチャー企業の代表が「ぜひえみさんにも、えみさんの息子さんにも読んでほしい」と紹介してくださったのです。書籍って自分が好んで購入することが大半かと思います。でも本当に素晴らしい事柄って自然と「大切な人にも伝えたい」と思うものですよね。ありがたいと思うと共に、私もこの本を息子へそして大切な人へ受け継いでいきたいと思いました。
〇結び
『経済評論家の父から息子への手紙』
皆さんもぜひ読んでみてください！！
とてもわかりやすく経済の仕組みを解説してくれているので大変読みやすいと思います。
本日もご一読いただきありがとうございました。
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