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今日の授業_ひらがな練習【Canva教材】
ひらがなの書く練習教材ってたくさんあるんですよね。
それは、もう、たくさんと。
でも、オンラインだと現地で日本と同じ教材を購入してもらわないと一緒に共同作業ができない。
買ってもらっても、ちゃんと書けているかどうか画質の悪い画面越しでしか見えない。
好きな動物とかがいたら頑張れるけど、そう都合良く手に入れられない。
そもそも印刷代が気になって白黒でしか教材を作れない。
など、私の中でしっくりくるものがありませんでした。
これならどうだろうか、と一案で作ったものがこちらです。
Canvaでひらがな練習
まずは、なぞり書き練習用の用紙をCanvaで作成します。
こちら、印刷して使う方法もご紹介していますので、ご興味ある方はご一読ください。
使い方 1 【Canva_スマホ】
Canvaにて作成したものを学習者に共有します。
スマホにCanvaアプリをダウンロードしてもらい、
お絵描き機能のペンを使って、文字をなぞってもらいます。
自動保存されるので、終わったらそのまま閉じて終了です。
*Canvaは一度ダウンロードするとできることが増えて楽しい
使い方 2 【figjam_タブレット】
タブレットを持っている学習者にはこちらがおすすめです。
Canvaにて作った練習問題を保存し、Figjam boardに貼り付けます。
学習者には、Figjam boardの共有リンクを共有します。
そして、上記の動画のようにfigjamにログインしてもらい、
あとはCanva同様ペンで文字をなぞって練習してもらいます。
スマホでも利用できるのですが、アプリをダウンロードしてもらわないといけないのが少々ネックです。
*figjamはタブレットやPCならアプリのダウンロードが不要
作るにあたって
オンラインでの書く練習の難しさ
Whiteboad.fiなど、使いやすそうなものはあるけれど、
なかなかタブレットがないとマウスで書くことは難しい
新しいサイトは登録が必要だったり、無料で使うには制限があったりと
教師と学習者にとっての使いやすさが両立しませんでした。
印刷代削減を目指して
印刷って毎週毎週行うと意外と費用がかさみ、
これなら有益なテキスト買った方が良いのでは?と思うんですよね。
でも、目の前の学習者にイマイチ合わなかったり、
そんなに書く練習はいらない!とか、しっくりくるものがないとき
私はすぐに自作してしまいます。
そして、印刷。印刷代がかかる。なんとなく負担に思ってやめる。
というのが毎回のループでした。
figjam boardは無料だと3枚までと制限があるのですが、
無限に拡張できそうなので、文字を増やすことも、
他の人に練習をみられても良い人なら「ここからここまでは〇〇さんのところ」と共同作業も可能です。
読めるを大事に
日本の小学生は、必然的に連絡帳や作文、学校新聞など書く必要があるのですが、海外に暮らす子どもや大人の学習者は、まず、読めることが第一だと思います。
つまり形を見てどんな音なのかが分かる、ということ。
でも、せっかくなら書く体験はしてみたい。
そんな、ちょこっとだけ書く練習をしたい人におすすめしたいと思って作成しました。
おまけ
今回は、まだアルファベットも読めない学習者に向けて作成したので、figjamには音声を入れて共有しました。
今後アップデートしたいことしては、以下2点です。
1.書き順がわかるように数字を入れること
2.Audio or アルファベット挿入にて発音がわかるようにすること
また、改良できましたら共有したいと思います。