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3.鍼灸治療について
鍼灸治療を紹介する小冊子を作成しました
10月に鳥取県八頭郡八頭町で鍼灸院を開設しました。
鍼灸治療院が少ない地域のため、鍼灸施術を受けたことがない方が多いです。
そのため、はりきゅうについて知れるようなものを作って欲しいと
リクエストいただき作成した小冊子。
![](https://assets.st-note.com/img/1703209419637-S4luz7EXHl.jpg?width=1200)
内容を少し編集して、Instagramとnoteに投稿しようと思います。
『元気な身体のつくりかた 〜心身の健康と東洋医学〜』
1.健康とは
2.西洋医学と東洋医学の違い
3.鍼灸治療について
4.季節に合った生活と食事
5.呼吸と運動
6.こころ
【3.鍼灸治療について】
鍼や灸で人間の身体に刺激を与えると、防御反応として、ホルモンが分泌されます。この物質(内因性オピオイド)が、痛みを抑え、また痛みを脳に伝える神経経路をブロックすると言われています。
他にも神経を刺激して血行を促進などし、自律神経に働きかけ、体内のバランスを整えると考えられています。
一方で、このようなホルモンや神経伝達の刺激の結果だけでは証明できない効果もあると思います。
気の医学
古代中国では自然界に存在するすべてのものに「気」が宿っていると考えられていました。「病気」という言葉も、「気が病む」と書きます。
ツボは「気」の通り道で、何らかの作用で滞ると病に至ると言われています。
鍼灸や指圧治療は、滞った「気」の流れをスムーズにすることで病を改善することができます。
四診(ししん) 4つの診察方法
鍼灸院では病院とは少し違った、「四診」という診察方法が行われます。
「望診」「聞診」「問診」「切診」の4つのことです。
まず、患者さんの様子を観察します。歩き方や表情、顔の色など目に見える情報をすべて観察します。これを「望診」といいます。
次に聴覚や嗅覚を使って、声色や臭いを観察する「聞診」を行い、続いて症状や日常の身体の様子、生活環境などを伺って病気の原因を探っていきます。会話で情報を得る方法を「問診」といいます。
そして、実際に身体に触れ、脈を診たり、お腹や背中を触診します。これを「切診」といます。
時間をかけて、これらの情報を統合して患者さんの身体の状態を判断します。特に、症状が現れた過程を重要視して、原因から根本的に解決できるように努めています。
四診を行わず鍼灸治療をするのは、本当の本来の鍼灸治療ではありません。
個人を重要視
人が病にかかる原因は様々です。
同じ病名であっても、治療するツボが違うのは、それぞれ原因や、過ごしてきた人生や環境が違うから。
丁寧に診察する東洋医学は、個人を尊重した医学であるといえます。
以下に、それぞれの世代・性別で鍼灸治療を受けられる方々の特徴などをまとめました。
治療目的のほんの一例です。
小児はり
精神的なリラックス・自律神経の調整
乳幼児から小学生ごろまでは刺さない鍼を使用することが多いです。
夜泣き、風邪、中耳炎、アレルギーなどに
スポーツ鍼灸
スポーツ障害・コンディショニング
プロからアマチュアまで運動パフォーマンスの向上のため、ケガを負った後のリハビリ(日常生活動作の向上)の目的で利用されます。
女性疾患
月経困難症・逆子・身体の中から美容効果
女性ホルモンや自律神経の乱れは、日常のストレスや生活習慣を改善することで整えられます。また、健康的に美しくなることを目的として鍼灸院を受診されます。
高齢者
筋肉のこわばり・関節運動の制限などに
加齢に伴うさまざまな症状の緩和、疾患の治療や予防に効果を示します。人生100年時代となり、心も身体も“健康で”長生きすることがとても重要になりました。