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oryotao
感情の解像度を上げる~その怒りを言葉で表現できるか~
感情のコントロールが上手く出来る人は、
不快な感情がどうして不快なのか、
その不快は怒りなのか悲しみなのか寂しさなのか
自分で自分の感情を分解して対処しています。
赤ちゃんが泣き出すのは
自分の感情を言葉で表現出来ないので
排泄をして気持ちが悪い、
お腹がすいた、寒い等不快な感情は
すべて泣いて表現します。
子どもは言葉が発達し始めると
その感情を言葉で表現出来るようになります。
あの子に、こんなこと言われたから嫌だった等。
原因が分かれば対処のしようがあります。
子どもの成長を見ていて、
かんしゃくが減ったのは、語彙力が増えてきたから
その感情が何なのか、自分で自分の感情が分かって
きたからだと気づきました。
今までは
不快
↓
かんしゃくを起こす
↓
一緒に原因究明
↓
対処
成長すると
不快
↓
言葉で表現
↓
対処
不快な感情を自分で表現出来ることは非常に大きなことです。
他の人の助けを借りて、一緒に原因究明しなくてよいので、
エネルギーの節約になります。
雰囲気は伝染します。
機嫌の悪い人の周りより、
機嫌のいい人の周りにいたいですよね。
自分のぼんやりした不快な感情を
言語化し、解像度を上げる。
すぐには難しいですが、少しずつ少しずつ。
今日も笑顔で!