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vs春麗 キャラ対知識 ※Mラシード視点 (2024.12.02 Ver.)

記事内には略称表記が多々用いられております。
別記事へ一覧を記載しておりますので、そちらををご参照ください。



🔴 基礎知識

【特殊な攻撃属性技】
・中段技:水蓮掌(3強P)、鶴脚落(3強K)、蓮掌(構え強P)、覇山蹴
・下段技:屈弱K、屈中K、屈強K、這蛇突(構え中P)、前突(構え弱K)、仙風(構え中K)
・飛び道具:各種気功拳、気功掌(SA1)

【無敵系が存在する技】 ※狙って活用できる技のみ
足元無敵:翼旋脚(6強K)
・対空無敵:天昇脚
・飛び道具無敵:覇山蹴
・投げ無敵(空中判定):翼旋脚(6強K)、覇山蹴
・打撃&投げ無敵:SA1
・完全無敵:OD天昇脚、SA2、SA3

ガード時、春麗側有利Fの技】 ※ラッシュや持続当てなどは除外
・立中P[+1]、3強K[+3]
・OD気功拳[+4] ※密着時

【柔道】
・無し。 


🔴 モダン関係

【アシスト技】
・立弱K、屈中P、屈強P

【ワンボタンの技強度】 ※記述必要性があるもののみ
・気功拳:強版
・天昇脚:強版
・百裂脚:中版(空中は弱版)
・覇山蹴:中版

【出せない技】
・屈弱P、立中K、立強K、J弱P、J中P、J強P(TC含む)
 3強P、3強K

【モダン特有の行動】
・置き屈中Pに自動コンボ仕込み
・対空天昇脚、低空百裂脚、弾抜け覇山蹴&SA2のコマンドミスが少ない

アシストコンボが強版以外イマイチかつ、データ上の基礎スペックはかなり落ちているにもかかわらず、モダン春麗は一定の強さと評価され使用者も一定数いる。

対空技が天昇脚頼りな事、位置入替技がないこと、SA2後の追撃がショボくなるので表裏択に来やすい事など、相手をする際覚えておくべき変化が多いので、春麗との対戦前はモダン確認を必ずしておきたい。


🔴 技知識

🟦【屈弱K】

スト6の屈弱Kとしては珍しく、発生4Fかつキャンセルがかかる
このため屈中Kラッシュから下段攻撃が連続ガード化している。
また、安全飛びが絡む起き攻め時これらの要素がノイズになってくる。

🟦【立強P】

リーチと判定に優れ、出し切りでも-3Fなので反撃がない。
通常のキャンセルはできないが、行雲流水にだけはモーション後半で移行ができるので、リターンを求めて構えキャンセルを入れ込んでくることは比較的多い。
※連携に関しては後述

🟦【追突拳】 ※4or6中P

発生、リーチ、判定が優秀でキャンセルもかかり、コマンド上後ろに下がりながら出せるのが厄介。
全体モーションも短くラシードの技で見てから差し返すのは難しいので、直接対処よりはその後の行動などを捌きたい。
足元のやられ判定は薄いため、読めているならA強などで差し返してリターンを狙いたい。

キャンセルラッシュ4F技が連続ガードにならない事が明確な欠点。
(調整により)出し切りかラッシュが入れ込まれる事が多い事も含め、クセなどを読んで対処していきたい。

🟦【翼旋脚】 ※6強K

発生は遅いが、足元の攻撃をスカすため屈中を主体にしていると狙われることがある。
また、空中判定になるため(ラッシュから含め)投げを匂わせた投げ抜け潰し技として択に用いてくることも多い。

通常は-4F、ラッシュ込みでも5分なので、まずはガード後に立弱暴れを見せるのは大事。

🟦【鶴脚落】 ※3強K

相手の頭上を飛び越えて背面側から攻撃する非常に特殊な技。
飛び上がり中のやられ判定も小さく対空技で落としにくい、めくりをガードしたとしても位置が入れ替わる上に春麗が有利なので厄介。
ガード待機判定の範囲やタイミングも異常レベルで、出した瞬間から後ろに歩くことはほぼ許されなくなる。

完全に読めていればジャストパリィ狙いや強ミキサー対空、垂直or後ろジャンプもありだが、突然来た時は最低限喰らわないように元々の向きの前方向へ入力しておくのが良い。
この技は正面側に一切判定がないため、こうしておけばガードになるか目の前で空振りかしか起きない。

なお、モダンにはないので警戒する必要がない。


🟦【行雲流水】 ※以降文中「構え」

扱いは特殊技となってはいるものの、必殺技キャンセルのように出せる
また、本来キャンセルのかからない通常技・特殊技(3強K以外)からも移行可能だが、移行タイミングは必殺技キャンセルよりも遅く設定されている。

構え中はガードが可能で解除も任意なものの、移行と解除のモーションはそれなりにあるので、キャンセル構え→即解除によって通常技の隙消しにはならない
※パリィや届かないが派生技は潰す暴れ読みなど駆け引きとしては使われる。

屈んだ構えからは各攻撃ボタン計6種類の派生技があり、相手をする分で特に存在を覚えるべきは以下の3種
蘭華(弱P):リーチは短いが発生が早い連携・フォロー技
蓮掌(強P):2ヒット技で、最初に触れた攻撃部分だけ中段判定
前突(弱K):そこそこの発生な下段技
どれもキャンセルがかかるのでガード後も概ね気功拳などでフォローされ反撃は取れない。

🟦【気功拳】

強度によって性能が大きく変化する飛び道具。
弱は発生がやや遅く硬直も長い代わりに、弾速が遅く飛距離も長いので設置技として強い。
強は発生や弾速が早く硬直も他より短め。途中で消える
ことを含め牽制やお茶濁しとして強い。

弱気功拳を撃って追いかけて攻めるのが春麗が作りたい展開を妨害するためにも、ジャスパしてからの暴れ等を見せる事は必要。
ただし、設置技としての弱と牽制技としての強が混ぜられ、弾速と射程の差からそもそもパリィするのも結構難しいため練習が必要。

発生直後のガードは最低でも春麗側が-6かつ間合いがあまり離れないので反撃ができる。
画面端に追い詰められている時には割と起こり得るシチュエーションなので覚えておきたい。

🟦【天昇脚】

昇竜拳系の対空技だが、コマンドが下方向2回と特殊で、咄嗟に入力しにくいので雑な飛び込みでも落とされない事が割とある
クラシックタイプは特にその傾向があるため、間合い調整しているのを見て飛び込みを狙うのは対策として成り立っている。

意外と前方に判定が狭く手前空ジャンプも意外と有効だったりする。
特に、モダンは他の対空が減っておりワンボタンが強版のためより有効。

🟦【覇山蹴】

空中移行するため投げや足元攻撃をスカしてくるが、主に狙われるのは弾抜けで、ワールと覇山蹴の性質が噛み合ってしまっており結構見てから抜けられやすい。

攻撃の発生自体は遅いが中段攻撃であり、主に使われる中版・強版は確定反撃もなく、強版はヒットすると追撃されてしまう。
ガード時は春麗側が不利ではあるのでしっかり択りたい。

OD版は攻撃発生終了まで飛び道具無敵なので、より弾抜けしやすくヒット時には追撃されてしまうので、安易なワールは禁物。
イウサール内を突っ切ってSA2キャンセルで抜けるという荒業もあるので覚えておきたい。

直接対抗する場合、少し遅れると確定しないインパクトよりは無敵技かパリィが無難
強ミキサーや立弱で落としたり、弱イーグルで回避しつつ反撃なども一応可能だが難しいので基本的には狙わないほうが良い。

🟦【鳳翼扇】 ※SA2

発生はやや遅い無敵技ながら、突進力とその後の追撃からの攻めが凶悪。
SAゲージが2本ある春麗にワールを撃つとこの技で弾抜けされがちなので気を付けたい。

ただしイウサールに関してはヒットするとその場に停滞する技性質上、竜巻付近にいれば完抜けされることは少ない。


🔴 起き攻め知識

コンボ後に関しては全部書くとキリがないため、持続当てや特別な要素(実は前ステが五分、シミーができない、ラッシュにOD無敵確定、等)が混ざらない+2F以上有利状況など、単に読み合いでしかない3択箇所は省いています。

🟦【中央投げ→弱気功拳】

投げが埋まる起き攻めができない関係上、弱気功拳を撃って状況を作ってくることがあるが、これは投げに受け身を取ると状況有利を取られてしまう
しかし、受け身をしなければリバサインパクトが確定する。
ただし、受け身をしない事により屈強Pが埋まってしまう事だけには注意

それ以外にも、ガードしても五分、リバサ前ジャンプもほぼ落とされない
※受け身してからの前ジャンプは弱天昇脚で落とされるが、技を出さなければ強天昇脚に落とされないので対モダンには一考できる。

強気功拳は受け身無しに-3F、受け身有りにもラッシュ追いかけがODミキサーで割れるなど本来やる必要がない行動であることから、投げから撃たれているなら弱版である可能性が高く、狙うのはアリ。

受け身からODワールもDゲージに余裕があれば有り。
気功拳を貫きつつ制限を掛けられる他、ガードしてくれれば遠いが+25Fほどであり、見てから前ジャンプされても強ミキサー対空が間に合う。

🟦【画面端投げから】

春麗は投げを埋める柔道はできないため、端投げ後は主に一瞬様子見するか屈強Pを埋めてくることを意識させた択が用いられやすい。

屈強Pはガードしても確定反撃がない他、下記構えによる崩し択があるので覚えておくだけで少し変わる。
ジャストパリィに成功した際は即インパクトが確定なので、当ててから後ろ投げ等で位置入替をしたい。

歩きが早くガードやパリィを意識すると疑似柔道されるので遅らせ暴れ等も混ぜていきたいが、相手の歩き投げが完璧だと1Fしか遅らせられる猶予はないので投げられても割り切る。

屈強Pから強百裂脚を入れ込んでくる人もいるが、百裂脚後は春麗有利でもなんでもないのでBOが近くない限り特に問題ない。

🟦【OD天昇脚→ラッシュ】

春麗は上記のように投げから起き攻めが付かない代わりに、無敵技から起き攻めが付くので割込みの期待値が高め。
とはいえDゲージを瞬間的に3メモリ消費するので、割が合ってしまう中段や重めの打撃埋めを喰らわないよう、遅らせのパリィなどを駆使したい。

🟦【ODスピニングバードキック※→弱スピバ→前ステップ】 ※以降文中「スピバ」

4強Pの持続重ねと投げ絡みの起き攻めルート。
4強Pはガードしても+3取られており、続く屈中Pが暴れ潰し兼コンボになっているが投げ間合い外なので遅らせ類やパリィなどが有効。

ここの弱スピバ以外でもスピバ締め→ラッシュからは中段重ねが可能かつ、知らないと意外と見にくいので覚えておきたい。

🟦【3強P持続当て】

コンボ移行可能な中段選択肢としてあらゆる手段を用いて狙ってくる。
ルートが多いので書ききれないが、「ODスピバから追撃してこない」「J強PTCのあるクラシックなのに空中百裂脚〆してきた」「画面端大幅有利なのに安全飛びせず、地上でフレーム消費している」
これらは持続中段のサインであることが多いので、頭の片隅にでも。

なお、端の強天昇脚締め後は、構え中段と構え解除下段or投げの択を迫ってくる場合もあるので、こちらも存在は覚えておきたい。

🟦【鳳翼扇>J中K→前ステップ】

主に空中追撃の効率がイマイチなモダンで用いられる表裏起き攻め
補正が大きく掛かっていたり、コンボカウントを既に消費しているなどでSA2からの追撃バリューが低い場合にはクラシックでも仕掛けてくる可能性がある。

仕様としてはJ中Kを当てるタイミングが遅ければ表になるが、元々遅らせて当てるため見切りにくい。
重ねてくる立中Pへ(ジャスト)パリィで防ぐのが基本になるので投げも混ざる。
体力に余裕があるならパニカンごと投げを受け入れるのもあり。

🟦【安全飛び】

春麗が画面端で一番の狙いはこの起き攻め
始動ルートが多い上に屈弱Kも発生4Fのため着地下段を埋める内容すら可能。

天空脚やOD技、SA2などが絡んだ画面端コンボから空中追撃→鷹嘴連拳(J強PTC)から仕掛けてくることが多く、追撃のタイミングで「素直にJ強Kで安全飛び」と「鷹爪脚で安全飛び(後述)」、「低めJ強PTC〆(+47になる)から着地屈弱K下段埋め」等、多彩な内容を仕掛けられてしまう。

特に「+46Fからはそのまま着地するよくある安全飛び」「+45Fからは跳ねてJ強Kで降ってくる」という要素がある鷹爪脚重ねが厄介。

受けている側は(下手すると春麗側も)どちらなのか非常にわかりにくいため、読まれた着地投げだけが完全裏目になる(鷹爪脚重ねへ)ジャスパを狙うくらいが関の山。
跳ねる側をジャスパすると春麗側は仕様上続けてジャンプ攻撃を出せなくなるので反撃可能。

跳ねない側は通常の安全飛びと大差ない事、跳ねる側の万が一J強Kを喰らうと被害が大きい事を踏まえ、跳ねることを想定しておく方が良いことが多い。

ちなみに、ODスピバ→中百裂脚〆は+45F故に必ず跳ねるので、鷹爪脚ガード後即強ミキサー割り込みを用意したい。
弱百裂は+49となるが、コンボ中の浮きが明らかに高い上に着地屈弱Kも択にはなっていないので基本用いられない。


🔴 確定反撃知識

無敵技への特殊反撃はこちらの記事を参照。

🟦【屈強K】

発生も早めでそれなりにリーチもあるのにガードして-7Fしかなく、屈中Kが届かない間合いでは確定反撃が存在しない

間合いによっては反撃を諦め、有利状況を活用したほうが良い。
構え移行が可能だが屈中で確定反撃なのは変わらない

🟦【蘭華 & 前突】 ※構え中の弱P&弱K

ジャストパリィを成功させた際、しばらく構えを維持するか解除するかしかできなくなっており、ラシード側が+39Fほど得られるので垂直ジャンプから確定反撃が可能。

🟦【百裂脚】

(過去作をプレイしているほど慣れないが)弱と中版は春麗側が-8Fなので中アシストコンボ等で確定反撃が可能。
強とODも反撃こそできないが-3Fなので択る事ができる。

🟦【低空百裂脚】

主に投げ狙いの逆択として用いられるが、+5Fからの投げ重ねであれば硬直に確定しない
また、しゃがみ姿勢には当たらないため、春麗側も最速ではなかった場合を含め考慮し+5投げ重ねにはモーション終了後までしゃがみを入れておくのが大事。
しゃがみ回避さえ成功すれば確定反撃が可能。
その際、屈強Pパニカン→A強>弱イーグルなどしゃがみ技始動で反撃すると不慮の事故も発生しないので、難しければこれで。

🟦【OD覇山蹴】

-5Fあるので、めり込んでいたら弱アシストコンボや投げ、立弱Pからのコンボで確定反撃
弾抜け狙い漏れなどで先端ガードした場合は反撃技が届ないので、届く技を振るか無敵技読みなどを。

なお、モダンは中とOD版しかないため、弱攻撃が届く間合いでこの技をガードしたら強度を見分けなくても反撃できる。

🟦【天昇脚】

空振りやガード時の全体的な隙は大きいが意外と着地硬直が短いので、地上ヒットのコンボを狙う場合は注意する。

🟦【気功掌】 ※SA1

ガード/パリィ時は特に問題ないが、空振りさせている時に攻撃判定が持続しているので、反撃しようとして引っかからないよう背面へスカイハイ込みで飛び越えたり、めくりJ中から反撃すると安全。

🟦【鳳翼扇】 ※SA2

蹴り連打が2セット、最後に蹴り上げの移行時にそれぞれ隙間が空くので、色々な反撃が可能だが、最後の蹴り上げまで防いでから反撃したほうが事故は起きない。

デカくいくなら、暗転後に垂直ジャンプで回避(背後に着地)後、前ステップから最大タメワール→6中[1]>気流ODミキサー~と繋ぐ。

🟦【蒼天乱華】 ※SA3

ガード/パリィ時に少し間合いが離れるため、A強>強サイクロンがフルヒットしない間合いがあるので注意。


🔴 連係対策

🟦【立弱P→立中P or 屈中K】

展開が早いが立弱Pはガードで春麗側が-3Fのため、A中で割りこめる
(立弱P or ラッシュ屈弱P→)立中P→暴れ潰し立弱P→屈中Kなんかはよくあるシチュエーション。
-2Fの屈弱Pでは立弱Pがカウンターした際に屈中Kが繋がらない事から、春麗側もリターン狙いで不利が多い立弱Pを用いてくるので狙い目。

春麗視点では立弱Pから暴れ潰しとして出しやすい必殺技もあまりないため、立弱P*2や立中P→立弱P後など離れている場合でもラシード側は屈中(>ラッシュ)で暴れるのが有効で、狙いたい部分。

🟦【屈中K or 追突拳>ラッシュ】

発生7Fかつリーチが長いこれらからのラッシュが春麗側が攻め継続するほぼ唯一の連係
振ってくる屈中Kor追突拳を全て捌ききるというのは現実的ではないため、入れ込まれる事が多いラッシュからの攻めに対応し、相手のDゲージを減らす要素にしたい。

概ね以下の選択肢がある。
・屈弱Por屈弱K:春麗側が3択にいける+2F
・立中P:投げ間合い外になるが春麗側+6F
・投げ:ガード崩し
・6強K:直投げとの対になる選択肢 ※性能は別項参照
・3強K:位置入替&無敵技回避狙い
他キャラ同様、Dリバや無敵技で割り込むのが有効だが、春麗は屈中Kラッシュから連続ガードの屈弱Kと3強KによるODミキサー読み選択肢があるため、毎回仕込むよりは「投げと6強Kの択は通さないよ」と適度に見せる感じで。
ただし、追突拳からは4F技が連続ガードにならないため、ここに関しては可能であればラッシュ暗転を見て無敵技で割り込むのも視野に入れたい。

中央の投げは喰らってもはそこまで悪い状況ではなく、ラッシュに遅らせ投げ抜けはリスクリターンが合っていないので基本しなくても良い。

🟦【屈中K or 追突拳>気功拳】

Dゲージが少ない時は概ねこの辺りの技から(インパクトが確定しない)気功拳でお茶濁しをしてくる。

間合いが近くなければ強気功拳でも連続ガード化しないのでジャスパ(立強仕込み)を狙っておくと、成功時にリターンが取れる。
仮に連続ガード間合いはガードになるだけなので狙い得。

構え派生技からは間合いが近く、概ね強気功拳を連続ガードにしてくるので割り込みはあまり考える必要なし。

強気功拳は連続ガードかつガードしても悪くて5分(ほとんどの場合春麗側が-1~3F)でガード後は打ち返しても良いが、遠いことが多いので6中や立中などを。

🟦【立強P>構え】

まず覚える事として、「即解除しても反撃を受けるFなので、近い間合いは概ね派生技を出してくる」ことが挙げられる。

「立強P」は構え以外へはキャンセルができないので、めりこんでガードしたら屈中などで暴れるのが有効。
弱P派生は割り込めないが、立強P>構えからは(こちらがやられ判定を伸ばさない限り)絶対に届かないようになっているので、こちらの割り込みをガン読みしていない限りはそう撃たれない。

ただし、春麗が立強Pを当てに来る間合いではガード後の構えへこちらの技もまともに届かないので打ち返しは危ない。
代わりに、構えからの対空が春麗側としてかなり難しいので構えに前ジャンプするのが結構強い。

🟦【屈強P>構え】

「屈強P>構え弱P&K派生」や「ラッシュ6強K>構え弱P派生」は4F技でも割り込めないので、それを盾に中段攻撃の強P派生も来る。

Dゲージがあり、反応できるなら2段目ガードからでも間に合うDリバが有効。
キャンセルで構え移行が見えたらパリィもあり。
構えを解除して投げの選択肢は30F弱の隙間ができ、一点読み以外ではされにくい。
決め打ちパリィは春麗の屈強Pが-3Fしかなく出し切りがあるのでイマイチ。

もちろん、構えPやKでの暴れ潰しが多いようなら無敵技もなしではない。下段の構えKはヒット確認が難しく中段とのフレーム差もあるので、下段を捨てるのも状況次第ではあり。

多用は出来ないが、構えにインパクトもあり。
屈強P後は間合いが比較的近く、事前技がヒットしていない限り派生技>強気功拳などを入れ込んでいる事が殆どなので確定しやすい。

🟦【弱気功拳→ラッシュ】

距離により多くの有利Fを取られるか、連ガで択られてしまう春麗のメインになる攻め込み。

近い間合いはジャスパを取れるなら即A中などで暴れるが有効だが、難しい場合は春麗が投げ後状況が良くない事を考慮し、パリィから遅らせパリィがリスク低め。

遠い間合いはラッシュを少し引き付け、前ジャンプで飛び越えるのも有効。
そもそも対空技コマンドが難しいキャラである上に、ラッシュ前進しながらでは通常技対空の間合いになりづらい。
ラッシュ中はしばらく移動行動ができないので空対空もできず落とされにくい。

弾を下がりながら春麗本体と共に引き付けるとODミキサーで弾抜けが可能になるので狙ってみても良いが、やや難しい。
※なお、ヒットストップが複数ヒット分発生することによって抜けるので、弾単体を抜けることはできない。

🟦【低空鷹爪脚での逆択】

前提として鷹爪脚自体は上段攻撃
低空百裂脚での投げ重ね逆択と違い、こちらは+5Fからの投げ重ねでも対抗できない

代わりに当たる間合いは狭めなので少し離れていればそもそも当たらない、と言った事も起こり、その場合は着地にパニカン反撃が可能なので見逃さず決めたい。
密着以外では高めにヒットすることから「投げ→前ステップ後くらいの間合い」から投げれば春麗側もコンボ移行はできず、もしJ強Kを入れ込んでいて空振りしていたら確定反撃が可能。

春麗側が想定しておりJ2中K→J中Kでのめくりに変えてきても、その間合いなら一応強ミキサーで落とすことができる。

🟦【BO中 強百裂脚】

屈強Pや4強Pからの暴れ潰し兼、ガード後も+1Fなので攻めを継続される連係。
百裂脚後に打たれる屈弱Pから屈中Pが届かない※ため、屈中Kが多くこちらは4F技暴れなら割り込める。
※立弱暴れをすると潰せる行動なので、空振りを承知しつつ撃たれる可能性は一応ある

屈中Kからの強百裂脚にはこちらの立弱暴れが相打ちして、相手が知っていると立弱Pからコンボされるが、難しいので相打ちさせてみても良い。

割り込みにくい内容で組むとそもそも2ループすらしないので、一旦連係を確認するのも良い。

🟦【BO中 昇り鷹爪脚→めくりJ中K】

展開が早い上に再度同内容連係を繰り返したり、J中Kガード後に+7F以上は取られているので着地後に投げや下段も狙われる面倒な連係。

J中Kはめくりで当たるが、ガード硬直の関係で鷹爪脚ガード後は大体元々向いていた側にコマンドを入れての強ミキサーで落とせる。


🔴 補足

🟦【気功拳の駆け引き】

弱気功拳は他の飛び道具のように、中~遠距離からパリィで受けても春麗側の有利Fが多いためむしろ状況が悪い。

コマンドが後ろタメかつ遠目の距離ではモーションの長い弱を撃ちがちなので、そこを狙って飛び込みやバックアップでのリターンを狙って行きたい。

「春麗には飛べない」と勘違いされがちだが、対空が難しいこともあり「むしろ飛び込みを見せないと駆け引きにならない」ので、一辺倒は良くないが適所で飛んでいきたい。

撃たれてから下がるのはかなり状況が不利になるので、下がって撃つようなら前に歩いて春麗の有利Fを減らすように動くのが良い。
間合いが近ければ弱気功拳(ガード)→ラッシュ攻撃に無敵技やジャスパからの暴れで割込みなども可能になる。
なお、射程の長い弱気功拳や各種弾抜け技も画面端~端では届かないので、最遠距離で撃つなら放置したりワールを溜めても良い。

🟦【中央の立ち回り】

春麗は弱気功拳から追いかける以外、あまり自分から攻める事を得意とはしていない
そのため、気功拳を撃つか追突拳や屈中Kの置きや差し返しをメインに狙う事になるので下がりがちになるか、そこに押し返しのラッシュをするかになるので「技をあまり当てに行かずラインを上げ、押し返しにくる春麗の行動を狙う」のが重要になる。

また、こちらとしても立ち回りや画面中央でDゲージを回復させることが他キャラ相手よりはしやすい
弾抜けの可能性はあるが、他キャラ戦よりはODワールを立ち回りで撃つことが許容される組み合わせ。

屈中K以外に使いやすい技は少ないため、基本的にしゃがみガードを主体にし、簡単にリターンを取らせない事も大事。

🟦【春麗のジャンプ】

他キャラよりもジャンプ高度が高く、そのぶん全体が4F程長くなっており、飛び込みは緩い部類に入る。
その代わり、挙動が他キャラと違うためにODミキサーでの対空迎撃を狙うと下を潜ってしまい空振りすることがあるので注意したい。
画面端脱出の前ジャンプに空中投げを狙う際もこの現象は起きやすい。

また、敢えて対策するようなものでもないが空中投げと三角飛びも持っている

🟦【遅らせインパクト起き攻め】

無敵技であるOD天昇脚、投げ重ねに対しても低空百裂脚を持っているキャラのため、投げを仕掛ける際のリスクパターンが増えている。
これに対し、少し遅らせてそれらにもヒットするインパクト重ねが可能。

春麗はSA1のダメージが低くヒット後の状況も良くないため、仮に割り込まれても(特にモダンは)被害が小さめである事が多く、体力やゲージ状況次第ではかなり有効。

該当有利Fは+20Fで、「中アシストコンボの強ミキサー〆から屈弱を空振り」することで作ることができる他、「ウイングJ強〆から側転やA強空振り」でも良い。

欠点として埋まってはいないので、投げ暴れや暴れ確認インパクト返しをされるようになってしまっている。

🟦【端投げ→強サイクロン】

強サイクロン重ね系の起き攻めは本来見てから無敵技を撃たれやすいが、この間合いだと天昇脚のリーチが短いため空振りを誘う事ができる。
埋まりはせず、ジャンプで逃げられてしまうが手前ワール重ねと雰囲気がにているため混ぜておけば動かれにくい。

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