スクフェス2は近いうちにサービス終了するのか?ブシロードのモバイルゲーム部門の減損について

タイトルは釣りですが、決算発表から10日ちかく経って今更記事にするのは運営から何かしらのメッセージを期待したのにないということなのですが、ブシロードの決算でガルパとスクフェスとなざしで減損処理をしていましたが、減損処理というのは「収益が未達(売上ではない)なので回収できない」以上でも以下でもないわけで、そこから赤字か黒字か、あるいはサービスを続けるかどうかまでは読めないのです。

黒字でも、今後の投資を考えたらサービスが終わることもありますし、赤字でも呼び水だからとサービスが継続するなんてことはある話で、実際ゲームをどういう位置づけにしたいのか運営ではないので全くわからないので、続くか終わるかわかりませんというしかないのですが、少なくとも多くの人が想像しているようなゲームは独立採算制ってことはないとは思うのですが。

ですから、ネットで噂が伝言ゲームになってあること無いこと言われたりしてるのを見たら、「何かしらメッセージあるのか?」と期待はしていたのですが、未だに関係者からメッセージは有りません。

少なくとも減損するほど投資ているらしいということは何かしらの勝ち筋があるはずなのですが、ガルパはともかくスクフェスは1億円売り上げればトントンみたいな方向性だと思っていたので、どうもブシロードの期待はそれを上回るものだったようで困惑してるし、どうやって勝つつもりだったのかわからないのです。

もっとも減損の中身も2つでまとめてなので大半がガルパという可能性もありますし、ブシロのモバイルゲーム事業は大変なピンチなので決算を機に帳簿をきれいにして来年から(少なくとも帳簿の上では)回復したことにしたいという思惑もあるのかもしれませんし、本当に想像通りサーバー代も賄えないほど火の車なのかもしれませんし、これからは全くどうなってるのか内情が一切わかりません。

今のモバイルゲーム業界は100億突っ込んで、年数千億稼ぐゲームが主流なわけで、投資額は減損から推測するに2つで多くても10億は行かないと思いますが、これか如何に少額な投資なのかがわかるというものだし、「100億掛けなくてもアイディア次第で世界で戦えるゲームはある」と言われても、今の音楽ゲームの寒々しい光景を見ていたら、例えば、「2つのゲームに10億投資して年50億稼ぎます!」とか言われても「ちょっと現実離れしているんじゃない」と言わざるを得ないし、そもそも「投資は適切だったのか?」という話にもなりかねません。

実際、決算発表でストップ安になったい以後株価が戻っていないのは、モバイルゲーム事業への失望でしょうし、ほかの部門は大体好調で、配当も増配してて、カードゲームなんかは雄弁に景気のいい話をしているのに、モバイルゲーム事業は「小声でゴニョゴニョ」みたいな姿勢で、それが投資家の失望を呼んでいるとも言えるのです。

実際株主総会はモバイルゲーム事業の話はかなり聞かれると思うのですが、それ以前にもし継続したいなら流言飛語が飛び交っている現状は明らかにゲームの寿命を縮める行為なので、直接的な声明でなくてもロードマップや長期続く大会などを開催するなどして、不安を打ち消していくべきじゃないかと思いますし、μ'sのファイナル告知とタイトルが似ているという理由だけで〇〇は終わりじゃないかという憶測が広がる程度には、ライバーはすぐ疑心暗鬼に陥りやすい体質なのに、運営は未だにそれに気がついていないようで如何ともし難いよなと思う次第です。

ちなみに、心配性の人は自尊心が低く、プライドが高い傾向があるようですが、まあ当てはまるような気はします。ラブライブは常に覇権でないといけない。ゲームもウマ娘とがっぷり四つで戦えるものじゃないと行けないという強迫観念がありますからね。

それはさておき、世の中にはゲームがない大型コンテンツもいくらでもあるので撤退して、オウンドメディアを立ち上げてそこででWeb小説や毎日劇場を展開していきますって方向性なのかもしれませんがね。

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