Fランだけど俺が選考通過しないのはどう考えてもお前らが悪い!~自己分析からGDまで~
結論:大抵自分に改善点がある。
前回の初noteを閲覧してくださった方々どうもありがとうございます。拙い文章でしたが何かの参考なりヒマつぶしになりなれば幸いです。
そこそこ閲覧してくれる人がいるようなので、第二弾として選考で落ちる場合、今すぐ直せる部分をQ&A方式でざっくり見ていく。
自分が就活をやってて辛かったのが「ネット上にある情報で自分と同じ経歴(Fラン文系)の情報が少なすぎる」が大きかった。大抵MARCH以上だし。そりゃMARCH以下はFランとか誇張されるくらい、ネット市場の情報は偏っている。数少ない支援を命綱に黙々とやってきた就活は先が見えないし孤独だった。同じ状況でもそうでなくても何かのプラスになればと思う。
【基礎スペック】
学歴:Fラン大(日東駒専未満)
文理:文系
経験:連日ゲーム漬け、学業は適当、コロナ禍では何もしてない
最終内定:3社(Big4ビジコン、IT総合職、人材総合職)
企業選び(自己分析)
Q. Fランだから大手は無理だよね?学歴フィルターで切られるよね
A. 少しでも興味あるならES出せ
前回も言ったが、Fランの何が駄目かって正しい就活情報が入って来ないし、周囲が負け犬根性ついてる人ばっかりだと自分も同じ考えに陥ってしまう。学歴フィルターがある企業はあるっちゃあるが、正しく言えば「このランク以下の大学からは少ししか取らないから枠取り頑張ってね」である。学歴しょぼくてもそれを有り余る素質や経歴でカバーすれば会社側だって話を聞きたくなる。こういった希少種用の枠くらい、数名程度なら枠を設けられるだろう。そのイレギュラー枠すら設けていないのはそういう業界(業界の風土上、妥協できない場合もある)である。
例示する。言ってることはこれ。
【架空企業A社の新卒採用枠】
旧帝:30%
早慶:30%
MARCH:30%
それ以下:10%
旧帝と早慶で半分以上とか中々上澄みだなと書いててツッコミどころがあるが、大事なのは「それ以下」の枠が0%になる企業は多くない点。Fランはこの枠に滑り込めば良いのである。なので心配すべきなのはFランだから参加資格がないと嘆くのではなく、Fランが他連中とどう渡り合うか、自分の戦略を固めることに重きを置いた方が有意義である。
それでも「やっぱFランだから無理(´;ω;`)」という幻想に苦しんでいる人に対してこの記事は書いているのだが。自分はインターンで自分と同じ大学の人を見たことがなかった。同じインターンの学生に「へぇ~○○○大学!初めて聞いたぁ~(笑)」と無自覚系煽りを食らったこともあったが、それでも他大学と同じラインには立てたのは少なからず事実である。
なので、結論としてそんなことで躊躇してるならエントリーしろ(本当に学歴で切る企業はあるので、そこまで心配なら就活コミュニティ等で調べると良い。大抵共有されている。)
Q. 自分が何業界、何職種が向いているのかわからないから就活始められない
A. そういう人こそさっさとエントリーしろ
これは周囲に相当数いたのでよくある悩みなのだろう。これまで学生だったのにいきなり社会人軸で決めようとしても無理じゃね?という感想が正直なところ。なので事前にバイトなり長期インターンなりしていたら社会人目線が養えて良いと思うのだが、残念なことにバイトとか学生気分で適当に金だけ貰う主義でやってると「クソ客が~クソ上司が~」で終わりである。
情報源が説明会だけだと「お客様目線」しかgetできないので、それこそ実際働いているOBOGやら実際に企業の懐に潜り込めるインターンやらが望ましいのだが、そのハードルがFランには高い(特にOBOGは絶望的)。
何だよやっぱFランは手詰まりじゃねーか!得られる情報が乏しい?なら自分から情報を得ようとすればいい。そう、全業界エントリーするつもりでエントリーしろ。自分は情報量が高学歴より劣り、ツテもない(メンターは高学歴の友人が大勢いたのでそこから情報共有してもらったそうな)ので地べたを這いずり業界を網羅する気持ちで、説明会やインターンをエントリーしまくった。
それなら全業界のリーディングカンパニーの新卒採用ページでも見れば良くね?と思うかもしれない。実際その通りだが、違う部分は「エントリーした実績が経験としてネタになる」点である。前回記事でも述べたが二次面接や最終面接といった本気で選定してくる場面で「全業界一通り見たんですけど、この業界かつこの職種で、自分とマッチしてるのが御社だと思いました」で断れる企業がどこにある?実際にエントリーして話を聞いて考えた結果を誰が否定できる?この最強の切り札を出したら大体の企業がニッコニコだった(俺も笑顔)。時間というどの就活生にも平等なリソースを切り崩して得たネタはFランでも強かった。まぁこれを高学歴が使えばもっと最強になるのは間違いないのだが……。
ただしょっぱい中小企業にエントリーしても何の成果も得られないと思うので、時短テクとしてIR資料を見ろというのを共有しておく。企業によっては投資家情報と書いている。これは投資家に向けて会社の中長期計画や今期決算などを投資家に向けて出しているので視覚的に分かりやすく公開しているものである。これ大事。見やすいのである。なので雑誌感覚で楽しんで読めるし、企業の強みや弱み、ビジョンやこれからの展望など、就活生が欲しいあれこれの情報が一気にgetできる大変ありがたい情報ソースなのである。簿記持ってるような知識ある学生は、決算内容から得られる情報源は相当でかいだろう。自分は馬鹿なのでよくわからんかった。
なので説明会やインターンに参加する前はIR資料に目を通しておいた。そのおかげで「御社は○○だと認識しておりますが、その点を踏まえて××は~」とかIR情報を読んだ上で気になった一歩踏み込んだ内容を聞くこともできた。無理してIR情報を踏まえて俺TUEEEするのではなく、読んだ上で追加で気になったことがあればそれを聞いた方がより情報を得られて良くね?という話である。マウント取ろうとするほど不毛なことはないので止めるのをおすすめする。
Q. 自分のやりたい仕事しかやりたくない、だって興味ない業界行ってすぐ辞めたら意味ないじゃん
A. だったらその環境で行動した?自分に本当に適正があるか確認した?
何で実際に現場で仕事したことないのに、自分に適正があるかないか分かるんですかね……。逆で、全く興味ない業界や職種だったのに試してみたら案外マッチしていたというケースも無くはない。それも全て経験が足りていないから迷う。選べないなら消去法で絞っていけば良い。だから上でも述べたように全業界網羅するつもりでエントリーしてみろと言った。
よく聞くやりたい仕事でゲーム制作とかイラストレーターとかが挙げられるが、今時未経験素人でも開発できる環境や販売できる媒体があるから、それを調べて行動していない時点で夢で描いてるだけじゃんとしか思わない。誰でも辛いのはやりたくないし、適正なんて最初から分からない。外部の情報なんてその人の意見や経歴だから自分では当てはまらないかもしれない。それなら自分で失敗も重ねながら探すしかない。その点において就活のインターンは有効であるから試してみたら?と勧めている。
ちなみに自分もこの手の仕事に興味はあったが、仕事にはしたくないし金銭という対価をもらってもやりたくないと分かっていたので趣味で続けている。仕事とプライベートのバランスを保って気楽にできているのが理想だと思っているので、まずは本気で仕事にしたいのか、単に自分の好きなことなのか探ってみる段階から始めてみてはどうだろうか。
Q. (おまけ)でも俺/私INFP、INFJだから日本の就活向いてない……
A. だったら自分ができる環境で行動しないのは何で?
就活アカウントを使って活動していた時、腐るほど見かけたのがMBTIをプロフィールに乗せて、MBTIごとに派閥に分かれて就活のポイントやコツ、愚痴などを共有していたこと。受験の時に神社に祈願してお守り買うとかはよくあると思うのでその程度の認識ならご自由にで終わりだが、問題なのは「INFPだからINFJだから就活むり」とかその属性で自分の人生が全部決まってると確信している奴。中途半端にユングの理論に基づいて~とか言ってるので勘違いしやすいが、じゃ実際にユングの本読んだ奴どんだけいるのか?誰も読んですらいないだろユングは"ラベリングに使うな"と冒頭でご丁寧に注意書きしてるのに、後世でこんな疑似科学扱いされてかわいそうだ。
ユングが目指していたのは人間をタイプで分類するのではなくこころの中の様々な対立するものを示し、意識的に生きてこなかった側面が統合されていく過程を描いたものであり(心理学的類型.吉村2012)、他人をジャッジして嘲笑するようなものではない。そこまで調べてないなら使用感は占いと変わんないよね?という話。占いで就活決めるんですか?まぁ占いは占いでも性格審査は世界大戦時に「兵隊にできる奴と兵隊にできない心がやばい奴をテストで分けたいな~作れ」って言って出来たのが下地だし……
個人的に占いの範疇から出てない癖に正式な心理テストぶってるのが納得いかない(そんなに自分の異常性を調べたいならTEG3とかMMPIでも受ければ?)から調べた中で、読み物としては面白いしMBTIが心理学会でも正式に認められていると思っている人向けに良さそうなサイトでも貼っておく。
本当に就活を続けていて心身に負担がかかるようにひどく辛いようだったら、必要な支援を受けて一旦お休みすることだってできるし、就職という就業形態が嫌いならこのブログのライターであるAmylee氏のようにフリーランスで働くこともできる。最悪就活事故っても死にはしないし、そこまで追いつめられるのなら一体何が自分を急き立てているのか?を立ち止まって考え直した方が復帰も早い。自分を癒せるのは自分だけであるが、その助けに他者の力が有効になる場合もある。自分の周囲でも心身に支障をきたしてまともに就活ができなかった友人がいたので、強く言いたいが自分が最優先だから身体か心が一度ぶっ壊れたらもっと自分がつらい。
単純に「タイプ分けしておもしろ~いINFPだから就活終わったわ笑」で現を抜かしているのなら上のブログを読んでボコボコにされてどうぞ。
(つくづく主観から逃れるのは不可能であり、それも含めて自他を理解しないといけないと上記ブログからも痛感する)
ES
Q. そもそもESのネタがFランだから他の人より弱い
A. ネタの強さじゃなくて「そこから得たもの」を聞いている
ワンキャリアなどで選考通過、内定獲得した学生のESを見てたらやれ「TOEIC900点を活かして海外留学でボランティア活動しました」だの「起業して若年層向けのアプリケーション開発しました」だの「サークルで全国大会出場して後輩も全国大会まで導きました」だの誰も敵わないだろみたいな火力抜群エピソードで溢れているので尻込みしそうになるが、探せばその辺のバイトやら地味なサークル活動やらで通過している人はいる。単純に火力高いエピソードだと火力でスペックや経験をごり押しできるのであって、自分自身を伝えるならバイトやサークルなどで問題ない。
自分がエピソードに出していたのは飲食店バイトだったが、現場での悩み→原因分析→実行→結果で問題なく通過した。ここで問題になってくるのが具体的な数字がないとES通過しない説。売上10%増加とか全国大会出場とか貧困国で井戸を作ったとか。結論から言えば不要。内定先3社では特に数字とか出してないし○○を学びました~良かった~で通過した。というか一学生ができることなんて企業側からすればどんぐりの背比べなので、実績をやたらプッシュする方が見栄を張ってるように見えるだろう。むしろ「俺/私こんだけできますけど?ハイスペックですごいでしょ?」といった謙虚さ0で売り込みに行ったらじゃあ起業してどうぞ……で終わりなので、何でわざわざ会社に入って何をしたいの?を言えないとだめ。Fランあるあるで嘘でスペックを盛って実績でゴリ押そうとする人がいるが、深堀されると即死するので止めた方がいい。むしろ自分のように「ネタのパワーは弱いけど深堀するなら岩盤まで掘ってどうぞ」くらいで構えた方がうまくいく。
この具体的数字に囚われて「具体的に数値化できないと駄目!」って切ってくる就活系インフルエンサーやキャリアセンター職員、先輩等は多いと思うが、そんなに強いエピソードで殴ればいいだけなら最早アメリカのように高校生の時点でコネとツテ作りまくりのボランティアゲーになるので、何を得られたかを文章で誤解の生じないよう伝えられれば良いと思っている。それこそ定量的ではない内容で通過している学生のESを参考にすれば良い。読んでいるこちらも関心するくらい納得感のある出来であることが多い。
おまけ:企業によって定量的が必須か否かは異なる
上で数字はいりません!って言ったが、企業によってはどうしても必要な企業もある。特に中小企業。何故ならいちいち丁寧に深堀する労力に比べたら強いエピソードでファイトしてもらった方が分かりやすいから。深堀してくれるって、深堀してまで学生を知ろうとしてくれるアクションなんですよ。学生側からしても有難いんですそんなに話聞いてくれる企業。
自分が最終面接まで行ったある中小企業は集団面接だったが、他の学生が定量的でエピソードパワーのある話をしてウケが良かった。自分の話は興味なさそうに適当にあしらわれてしまい、深堀ポイントも話せなかった。やっぱり定番ネタは海外留学と売上向上、起業経験。挙句の果てに「ここ落ちたら海外留学行くんで無職です!」とまで言い放った半分脅迫まがいの学生。役員一同は大喜びしてたが、俺は内心ドン引きしていた。この会社、あまりにもベンチャー気質で風土が合わねぇ……。当然落選した。
この会社、一次面接からずっと思っていたのが人事の余裕がない。圧がある。言い換えれば学生を蹴落とすために面接している節がある。これは中小企業やメガベンチャーの面接を受けていてよく感じた。よく金融や不動産、商社などでは学生のストレスチェックのためにわざと圧迫面接をするという話を聞くが、それ自慢じゃない。相手に圧を与え、自分の利益を最優先にして戦うという姿勢を持つ人しかいないんだろうなと察する。自社がそういう風土だって学生に伝えていて、学生がどう思うか?という話。身内ノリに入って楽しめるならどうぞ。そのノリがマッチしている人がいるからこそその企業が成立している訳であって、内輪ノリに入れなかったからといって落ち込む心配はない。
Q. ESがまともな文章にならない!拙い、子どもっぽくなる
A. 他の人の上手いESの構文をパクろう
これは慣れがあるので仕方ない。おすすめはワンキャリアでBig4の内定者のESの構文をパクること。簡潔なエピソードの並べ方や小回りの効くビジネス用語など学ぶところが盛りだくさん。同年代なのにこんなにスペックに差がついててしんどい勝てるわけない……と嘆くならむしろその強みを有難く貰えばよくね?勿論金融志望ならメガバン内定者のESなど業界別に見ても良いのだが、文章のロジカルさはどの業界も求められるし好き好んで文法の破綻した読みづらい文章読みたい人事なんて誰もいないので、その点からコンサル業界のESはおすすめしておきますという話。
この辺のES周りの話は前回記事でもしたので割愛。自力で捻り出すのが難しいのは当然なので、上手い人の真似て何度も繰り返せば上達はするよね。
このクオリティの文章しか書けなさそうなら、余計ワンキャリアの内定者ESを参考にした方がいい。逆に考えろ、伸びしろしかないぞ。
Webテスト
Q. 非言語が壊滅的!どうしよう?
A. 自分にマッチした教材/Youtubeを探してひたすら解く。
自分もWebテストに苦しめられてきたから理解できるが、大抵非言語か言語どっちかが全く出来ないパターンが多い。自分は非言語だったので、SPIの会の昨年度分のテキストをメルカリで300円くらいで買って何週かした。あとYoutuberで自分に合う人を探して視聴した。ここで自分に教え方がマッチしてない人の動画を見ても全然参考にならないので注意。自分は大学のWebテスト模試で推論が満点、それ以外0点という致命的なゴミっぷりを晒したので頭空っぽの小学生脳からやり直したのでかなり時間を使った。
最悪、非言語なら公式があるので公式をメモっておいて直前まで丸暗記する勢いで覚えればいい。テストセンターの移動時間の時とかにも、自分でメモしておいた公式を見ながら通っていた。何度か通ったがやはり成績は微妙だったようで通過率はいまいちだった。こればっかりはFラン出てる。
思ったのが、これ非言語は直前でも死ぬ気で詰め込めば何とか赤点回避はいけるかもしれないが、言語駄目な人は直前対策ではどうにもならなくないか?言語はコツとかないし読んで拾う感じになるし……。
Q. 性格検査は企業ごとに性格変えた方がいい?
A. 地雷質問さえ踏まなければ、ESに反しない範囲で適当にどうぞ
性格検査でやっちゃいけないのは地雷質問を踏むことと、ESと著しく乖離があること。性格検査は"販売"されている"商品"なので企業目線で人材の要素を数値化している。なのでやれMBTIでこの性格だから盛らないと~みたいな企業からしてどうでもいいことは考慮しなくていい。
地雷質問は「人生これまで一度も嘘をついたことがない」とかどう考えてもYES/NOだろという質問に見栄はって逆張りする奴をはじく目的である。大学生で研究しているゼミとかだったら質問紙等でやったことあるかもしれない。ESとの乖離はWebテスト、性格検査結果は当然人事に共有されるのでESではバリバリリーダータイプの陽キャでも性格検査で根暗人嫌い陰キャだとおかしくね?嘘ついてね?となるので、ある程度は一貫性あるように回答しようということである。そんなに神経張り詰めなくても構わない。
GD
Q. 通過するには成果を出さないといけないから積極的に発言した方がいいよね?
A. 少なくともグループの学生を蹴落とす真似はやめろ
これは頻繁に聞くが、グループディスカッションを勝つためにやっている人はルールを根本的に間違っている。GDは一つの課題に集団で取り組む形式なので、その人の集団内での動きを特に注目して評価している。よくネット上で"蹴落とすつもりで、一番バリューを発揮するつもりでやれ"というアグレッシブすぎる意見があるが、絶対やめた方が良い。
それは自分が「集団内では自分が一番評価される為に協力しないし自分が最も活躍できるよう他人を蹴落としますよ」と自己紹介していることになる。そんな奴採用したいか?ベンチャー気質や体育会系企業なら喜ぶと思うが、それ以外の企業だとうわ地雷だなこいつ……。で弾かれる。けんか腰で自分の利益優先な奴と一緒に仕事はしたくない。
ではその逆をGDですれば良いのだが、GDで全員が自分の役割を認識してキビキビ動くなんて社会人でも難しいのにましてや学生では困難である。大抵この2パターンに分類される。
1)全然発言しない、静かで墓地と化しているグループ
2)目立とうと必死、押しが強すぎて動物園なグループ
1のパターンの場合では、全く喋れていない人に「○○さんはこの意見に対してどのように思いますか?」と話を振っていい。これはリーダーとか関係なく自分が発言して良さそうな雰囲気だったらさり気なく聞いちゃって良い。むやみに役割を意識しすぎなくても良い。自分はGDだと役割無しが多かったが、実質リーダー乗っ取りや話題回し、意見のまとめを復唱などをGDの進行上影響の出ない範囲で行っていた(やりすぎると目立ちたがり屋の空気読めない奴になるので注意)。リーダーは結論をまとめないといけないので結構場を回すのに苦戦することもあったので、ヒラ役職でも支援できそうなことはしていこう。あとどんな役職でも自分もタイムキーパーとして時間を計っておいた方が絶対良い。タイムキーパー役がすっぽかして時間計るのを忘れていたり残り何分と伝え忘れをするなど頻発するので、カバーできるよう自分で毎回勝手に黙ってやっていたが、「今このくらいの時間だからちょっと急かすか……」とか時間管理をしやすいし、タイムキーパーがすっぽかして大慌てだったのをカバーしたことがあった。
2のパターンの場合は自分が発言できるかすら怪しい展開になってくるので、発言が終わった時にすかさず滑り込んで「つまり○○~ということですね(まとめ)。私は××だと思ったのですが、その点に関してはいかがでしょうか?(意見)」とまとめ役をしていた。無理して意見はしなくていいので、とにかくまとめ役だけはするように。じゃないと本格的に口を挟む間が無くなる。この手の全員アグレッシブグループになると脱線しまくる傾向にあるので「本題が○○であるので、××さんの△△という部分は趣旨にややそぐわないかもしれませんね」と軌道修正もするとスマートだし加熱した空気を冷ますこともできる。特にコンサルのGDではこちらの2のグループのパターンになってしまい、自分はまとめしかしていないのに通過した。ほぼ意見を発言してないので落ちたと思っていた。
大事なのはこの全員で合格しようという意識を持つこと。蹴落とすのではなく、協力する。なので黙ったままで話せない学生にも話を聞くし、力が入りすぎて暴走している学生に一旦待ったをかける。このスタンスで始めからやって、GDで落選したことは一度もない。自分が蹴落とし歓迎なベンチャー気質の会社でGDをやったことがないからだと思うが。
Q. GDのまとめ方は定量的した方がいい?
A. 確実に定量化した方が良い。表を使って〇△×で網羅すると良い。
ESや面接では定量化にこだわるなと言ったが、GDに限っては別でやった方が良い。面接官を説得させるにあたり定量化して表で示すのは最も効果的であり、むしろ定量化して比較しないと比較できてねーじゃんとなる。最近は表を使って定量化するやり方も色んなところで布教されていてメジャーになっていると思うので、前提のすり合わせで確認して要素を絞り、そこから比較していけばすんなり進むだろう。
まとめ
思った以上に分量が増えてしまったので、一次面接、二次面接、最終面接は分ける。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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