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集団というものの性質について

こんにちはザキナカです。
今回、群衆や人の群れなど
集団というものについて
心理学などを参考に
考えたことをまとめてみました。

時間が余ったときなどにでも
読んで頂けると幸いです。

集団とは?

集団とは、複数の人間の集まりです。
例えば、ハロウィンなんかで
渋谷で仮装して暴徒化する若者
あれは集団で群衆というものです。

その他、
・大学のサークルメンバー
・半グレグループ
・暴走族
・部活動の部員たち
こういったものも集団と呼ぶでしょう。

ちなみに会社は集団ではありません。
会社は組織になります。

街中の群衆の特徴や性質

ハロウィンの時期に、繁華街で
仮装して集まる若者
何か街中で事故や騒ぎがあれば
集まりだす野次馬

この群衆のもつ特徴としては

・無名性
・責任感の薄れ
・一体感
などでしょう。

無名性であることにより、
自分の名前、年齢、経歴
どんな人間性で、どんだけ仲間がいて
など、全くもって他者に知られていないため
気が大きくなりやすいでしょう。
それにより、大胆な行動が誘発される。
また
群れることにより、人は責任感を失うでしょう。

例えば5人のグループの内の1人の責任感より、
100人のグループの内の1人の方が、
圧倒的に責任感が薄くなるでしょう。
個人の自我が薄れてしまうんですよね。

そのため、集団の中で何かをしても、
許される、なんとかなるって心理が働く
と思うんですよね。

群衆の中にいると、一体感が生まれ、
気が大きくなるでしょう。
みんなでやれば大丈夫だ。問題ない。
そういう心理が働くのでしょう。

こういった心理により、
渋谷のハロウィン暴動や、
大阪のイレブンスリーという暴走イベント
こういったことが起きるのでしょう。

大勢でやるため、気が大きくなり、
責任者もいないので、
責任感は薄れ、
自分の素性も明かしていないので
後ろめたさもなく
好き放題できる訳です。

他にも、例えば街中のビルの屋上で、
人が飛び降りようとしている。
でも誰も助けにいこうとはしない。
スマホを構えて、動画や写真を撮ってるだけ。
こういったことになぜなるのか。

それは、
警察か誰かが、説得しに向かうだろう。
警察でなくとも誰かが何とかするはずだ。
こういう心理が働くからです。
群衆の人数が多ければ多いほど、
比例して責任感は薄れ
他人任せになるでしょう。

群衆には、ひとりひとり役割などないので、
何か義務に縛られたりすることがないわけです。
好き放題に行動するのも不思議ではないですよね。

私自身が学生時代に感じた
集団というものについてのエピソード

私は学生時代に、自然環境系の勉強をしていました。
自然の動植物や環境教育、
自然問題や、ロープワーク等
自然に関することです。
ただ、その学科で
専攻して勉強している生徒は
わずか10名程度でした。
他の学科をみても、50人はいたと思います。
珍しい分野なのでむりもありませんが。

ですが、人数が少ない分、一人一人の責任感や
意識は高いものでした。
・学園祭などの委員は進んでやる。
・日頃から、能動的な行動がとれる。
・勉強熱心。
・協調性が高い
・マナーやモラルを大事にする。
こういう傾向がありました。
ですが、50人はいるであろう
集団化した学科については
聞く話やみるものは、
正直いいものではありませんでした。

・授業を聞かないで大声で話している。
    (真面目に授業を受けている人間のことは考えない)

・パソコン室などの静かに過ごす場所で
   はしゃぐ。スピーカーで電話をする。
   (マナーを守らない・人のことを考えない)

・夏などにいく、インターシップで
    その赴いたインターシップ先から
    クレームが殺到する。(学校の評判に泥を塗る)

なぜ、こういうことがおきたのか。
これも、集団化したことにより
一人一人の意識は薄れ、
集団で動くことにより
気が大きくなってしまったのでしょう。
もちろんいろんな方いらっしゃったので
全員がそうというわけではありませんが。

少数精鋭という言葉もあるように、
少数であればあるほど、個人個人がしっかりしなきゃ
という意識が生まれ、
責任感をもって
思考をめぐらして行動する。
こうなるわけです。
私自身、責任感も生まれ、協調性
行動力など、いろいろ養えたと思っています。

集団の危険性

私が大事だと感じるのは、集団の中に入っても、
どれだけ自分自身を保って、行動できるか
だと思います。
例えば災害が起きたとして、
自分のいる集団が東の方へ逃げたとして、
そしてその東が実は危ない方面だとしたら、
危険ですよね。

周りがそうしているからではなく、
いかに自分を保って、冷静な判断をして
行動がとれるか。
周りは、東に避難してるが本当に大丈夫か。
西の方が安全ではないか。
集団にいると、同調効果で判断力はにぶるでしょう。

集団ってそういう意味では危険だと思います。

集団というものの性質を知りながら、
集団の中にいると、
まともな判断や行動ができ、
自分の身を守ることもできるでしょう。

まとめ

集団というものについていろいろ書きましたが
集団というのは、人が群れているからこその
姿であり、個人個人はまた違う姿をもっていると
思います。
人は、集団の中にいると
群衆心理(群衆の中にいると周囲に影響される心理)
が働いてしまい、違う姿をみせてしまうのでしょう。

集団が決して悪いわけではなく、自分自身が集団に
影響されすぎないことが大事だと思います。

集団にいて、暴動に参加して、
逮捕されることがあったら
人生損ですよね。

集団にいて、災害からの避難など、
落ち着いて行動することが求められるとき、
周りにあわせて危険な目にあっていては
本末転倒ですよね。

自分自身を成長させるために、
守るために、まともな行動がとれるように、
集団というものに踊らされないよう気を付けましょう。

少し長くなりましたが、今回は以上です。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
それではまた👋

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