刺青について考えてみた
こんばんは。ザキナカです。
今回は、少し真面目な内容を書いていきたいと思います。
最近、ボクシングの井岡選手のタトゥー問題についてだったり、刺青に関するいろいろな意見をTwitterなどで目にするので、自分も少し考えてみました。
まず、井岡選手の件については、現時点では決まりごとなので仕方がないと思います。
その他、銭湯などで、刺青をいれている人はお断り。従業員を雇用する際も、刺青禁止というのも多いと思います。これも決まりごとなので仕方ありません。刺青OKの温泉や、仕事を探すしかないでしょう。
個人的には、ルールだからNGというだけなのも、少し疑問を感じますが、
こういったことがあるのはやはり、刺青=怖い人 素行の悪い人といった認識があるからでしょう。
個人的には、刺青に対して世代ギャップがある気がします。
今ちょうど40~50歳ぐらいの方が、幼い頃なんかに
銭湯なんかにいって、刺青の入った人に会うと親に
あの人達は怖い人達、悪い人達だから近付いちゃダメよなんていわれて育ってきたかもしれません。
幼少期の頃の体験て非常に重要で、その体験が大人になっても影響してきます。
だから、40歳~50歳ぐらいの年の頃の方が、刺青に対してネガティブなイメージを持つのも不思議ではないと思います。
はたまた、10代~20代あたりの若い方々は、刺青に対してあまり強い偏見をもっていないように感じます。
これは私が思うにですが、刺青が身近なものだからじゃないでしょうか? 友達の両親、テレビやメディアで活躍するアーティスト、アニメのキャラクターなど割りと馴染みのある人物が、刺青をいれているのをみて、育ってきたのでしょう。ですので、刺青をいれている人もいろんな人がいて、怖いとか悪いと一概には思わないのだと思います。
こう考えると、世代ギャップがあるのも不思議ではないと思います。
ですがそれでも、反社会的というイメージが
日本では強いのだと思います。
実際刺青は、ヤ◯ザや、その他反社会的人間、ヤンチャな方やイケイケな方などが、好んでいれる傾向はあると思います。
世間には、刺青をいれた人に対し、
・何かされたらどうしようと不安に思う人。
・刺青をみて、恐怖に感じる人。
はたまた、
・刺青入れてるからって、何で入店できないんだと
不満に思う人。
・刺青に偏見を持たないでほしい人
といった両者が存在し、刺青に関して、いろんな意見が発信されていると思います。
刺青問題と似た話でひとつ例をあげます。
私が中学時代の時の話なのですが、私の通っていた中学は、地元やその周辺の地域で、とても評判が悪い、公立のM中学でした。
上級生の方が、修学旅行先のディズニーランドで万引きをしたという話を聞きました。
その結果、二度とM中学は、ディズニーランドに修学旅行にいけなくなりました。
他にも、M中学の近隣のスーパーなどで、生徒が頻繁に迷惑行為を繰り返し、学校にもクレームがきてたそうです。私自身、友達と近所のスーパーに入っただけで、煙たがられた記憶があります。
この迷惑行為が続き、ある日二つ下の学年の子達が、かなり迷惑行為をしたらしく、M中学の生徒は全員入店禁止になりました。(後日、また入店できるようになりました。)
こういったことになったのは、全てM中学の生徒が、好き勝手やった結果だとおもいます。その結果、迷惑行為をしていない無関係な生徒までもが、M中学の生徒というだけで、煙たがられたり、偏見をもたれたりしたでしょう。
まともに生活してる生徒からしたら、本当に迷惑だったと思います。
一部の生徒の言動により、学校というひとつのくくりで判断される。
刺青も同じなんですよねたぶん。
刺青をいれて、はくがつく、カッコつくと思った人々が無責任に好き勝手やった結果、現在の刺青=怖い、悪いといったような認識が生まれたのでしょう。
何かしら、タブーや問題をおかすと、その度規制などができていくのが社会の仕組みだとおもいます。
では、今後どうすればいいのでしょうか?
このまま、刺青=怖い といった認識は残ったままなのでしょうか?
私自身は、刺青に対する偏見のようなものはほとんどありません。実際刺青をいれた方でも、真っ当な方を知っているからです。
芸能人等にも、刺青が入った方はいらっしゃいます。
個人的には、一部の人達の言動だけをみて、その他の人を巻き込み、大きな単位で偏見を持つのは、違うのではとおもいます。
これだから◯◯人はとか、ヤンキーはとか、刺青をいれてるヤツはといった考え方は、特定のくくりで決めつけて認識しまっているからでしょう。ほんの一部にすぎないのに。
刺青に関する私の考え
私の考えとしては、
今後、刺青に対する社会的認識を変えたいのであれば、現在、刺青をいれてる方々が、もう少し自身の言動を見つめ直したり、変えていく必要があると思います。
もちろん個性というか元々の性格もあると思います。
そことうまく折り合いをつけて、自身の言動を変えていく。
私は刺青をいれているが、こんなに真っ当に生きてる。誰も傷つけないというのを、一人一人が、体現していくんです。
ちなみに私自身、そして私の身の回りの人間で、刺青をいれている方は1人もいません。
ですが、著名人などで刺青を入れられている方はごく普通にいらっしゃいます。その人達をみている限りでは、
刺青を入れられている方にも、いろんな方がいらっしゃるなと感じます。
なので私個人は、刺青を否定する考えなどはありません。人の名前だったり、自分の信念などを刺青として体に刻んでる人もいらっしゃいます。
当分は、刺青に対する価値観は今と変わらないでしょう。
ですが、
刺青をいれてる方も、一人一人が自身の言動に向き合い、モラルなどに気をつかいながら生きる。
そういった人が増えれば、刺青が怖い、悪いといった価値観が、将来きっと薄れてくるでしょう。
刺青に対して、ルールや規定なども変わっていくのではないでしょうか。
私はそう考えています。本当に刺青に対する、世間的な価値観を変えていきたいのであれば、それ相応の行動で証明していくべきではないでしょうか?
そして今後刺青が、オシャレやファッションとして、認められる世の中になればなと思います。
現時点での私の考えは以上です。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?