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【独学】行政書士試験合格したけど、反省点を書くから参考にして欲しい【勉強法】
2024年に行政書士試験を受験していました。合格はしたものの、運が悪かったら落ちていたので、これから行政書士試験を受ける人の参考になればと思い、私の反省をシェアしたいと思います!
最初にまとめ〜ここだけでも読んで〜
結論(反省)を先に書きます。
(合格したけど)もっと勉強すべきだった!
勉強開始時にちゃんと情報収集すべきだった!
肢別本だけじゃなく過去問を見る(あるいは解く)べきだった!
これ↑だけでも、私が試験舐めてるってことがよーくわかりますねぇ。笑
私は試験というものはいつも運で受かってきたと言っていい感じなんです。今回もそうですよ。基礎知識の得点に救われたと思ってます。基礎知識で点取れてなかったら落ちてました。
今までいろんな試験を受けてきましたが、だいたい直前になって勉強して、運良く受かるみたいのが多かったんです。でも今回は早めに始め、さらに一応毎日取り組んでたんで、「あー、私ちゃんとやってるー!」くらいに思ってたんです。←ホントひどい。
絶対に合格したい人は、気を抜かず、手を抜かず、真剣に取り組んでください。私みたいないいかげんなダメ人間を反面教師として、参考にしてください。
あと、独学が得意じゃない人で絶対に1年で合格したいみたいな人は、有名予備校・有名講座などの授業を受けた方がいいと思います。
2025/02/17 追記
また同じようなミスをしないように、情報収集を楽にする方法を考えました。
前提
私は行政書士試験を始めるより前に、法律の勉強を2年間近く、割とガチ目にしていたことがあります。なので法律知識0からのスタートではありません。
行政書士試験の勉強を始めた頃、忘れてることも多々あったのですが、基本的な事はうっすらと覚えていました。
結果
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ギリギリで合格しました。
ホント運がよかった、何度も言うけど、運がよかった。
使った教材
使ってた教材は2024年版、ものによってはもっと古いものです。Amazonのリンクは2025年版を貼っておきます。
出る順行政書士 良問厳選 肢別過去問題集
メインで使っていたものがこれです。3〜4周しました。
いろいろある肢別本の中からなぜこれを選んだかと言うと、Kindle版があったから。ただそれだけです。
毎日だいたい12ページ(解答の部分を入れなければ、6ページ)解いていました。
最初の1周目は覚えていなかったことを、後述の択一六法で確認して、解答ページに書き込みをしていました。(スクショしたものをGoodNotesに取り込んで使っていた)
アプリ付きということで、試しに1回だけ使ってみましたが、悪くはなかったです。
出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集
これを選んだ理由もやっぱりKindle版があったからです。
3周しました。この本の中にある問題が出たわけではないので、役に立ったのかどうかと言われるといまいちよくわからないんですが、記述でどんなことを書けばいいのかわかったし、穴埋め問題(多肢選択式)の練習ができたので、やっておいてよかったなとは思います。
ただ記述式に不安がある人は、予備校の講座とかの方が安心できるのでは?と思います。(試験直前に見てた直前予想動画みたいなものを見ていて、やっぱり予備校ってちゃんとしてそうと思ったので)
ケータイ行政書士 ミニマム六法
これはKindle版もあるんですが、紙を使っていました。
このコンパクトな六法には、肢別・記述対策本で間違えたところに線を引いたり、メモを残したりしていました。なんでそんなことをしていたかと言うと、日頃持ち歩いて確認するためではなく、試験開始前に何度も間違えたところを暗記するためのツールとして使おうと思ったからです。しかし結局、試験開始前に見る時間などほとんどなく、直前の暗記ツールとして機能していませんでした。日々読み込むこともしなかったので、意味あったのかなあと思います。笑
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なかなかちゃんと覚えられないところは、Kindle本のスクショをPhomemoなどで印刷して挟んでいました。
六法 by 物書堂
iPhoneの六法アプリです。
ケータイ六法に掲載されていない条文もあるので、それはこっちで確認していました。前述したPhomemoで印刷して挟んでおくこともありました。
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あと手元にケータイ六法がない時もこれを使っていました。
いろんな意見があると思うんですが、私は行政書士試験合格のためなら、六法アプリとケータイ六法で充分なんじゃないかなぁと思います。私はしませんでしたが、持ち歩いて条文を覚えるんだったら、持ち歩きしやすいものが最善なんじゃないんでしょうか。
択一六法
肢別で問題を解いて、解説を見てもよくわからないところは、基本的にこの択一六法を見ていました。特に、解説の判例一部抜粋だけだとなんのことなのかよくわからなかったので、択一六法の判例の要旨を確認していました。
ぶっちゃけ、行政書士試験にはオーバースペックです。私は行政書士試験勉強前から持っていたので、使っていただけです。
商法は使いませんでした。
出る順行政書士 合格基本書
後述しますが、行政法だけ肢別1周目に全然できていなかったので、行政書士試験用のテキスト的なもの見た方が効率いいかな〜?と思い、肢別まわしてる最中に買いました。
これを選んだ理由は肢別と同じシリーズだったことと、本屋で中身確認したら、カラフルじゃなくて見やすかったからです。(カラフルなテキストが苦手です)
行政法のところを1回さらっと読みました。正直、テキストの内容が条文のままなのでは?と思う箇所が多く、買わなくてもよかったかも、、、と思いました。
YouTube
試験前1週間はYouTubeにアップされてた予備校などの直前予想動画みたいなものを観ていました。予想に入っていたところは、前述したケータイ六法にマークしたり付箋貼ったりしていました。
他は使わず
模試とかは受けませんでした。
勉強開始時期と勉強時間
去年の記録を見ると、どうやら2024年1月19日から勉強始めたようです。
勉強時間は、1日30分程度の日が多かったかなぁと思います。多い時で1時間半ぐらい。そのかわり毎日しました。
試験1週間前はYouTubeの動画を見ていたので、もっと勉強してたと思います。
憲法の反省
試験後、なぜ判例を読まなかったのかと何度も後悔しました。
使った教材からわかる通り、私はほぼ肢別本しかまわしていませんでした。なめてますよね。だから肢別にあった判例問題の要旨・結論さえ押さえていれば大丈夫だと思っていたわけですよ。それが大間違いでした。
ちゃんと肢別本ではなく過去問を見ていれば、判例が重要だとわかり、こんな後悔はしなかったはずなんですよ!←試験舐めすぎててホントひどすぎる。
憲法の問題は判例が重要です。皆さんは試験当日にそのことを知ることがないよう、事前に過去問をよく見て、どの程度、判例を読み込む必要があるのかを把握しておきましょう。
民法の反省
民法は、過去の勉強の知識が割と残っていたので、0からスタートする人に比べると相当楽だったんじゃないかなと思います。そのせいで、民法は大丈夫だろう!と思っていましたが、最後までうろ覚え状態。
うろ覚えのまま試験に臨み、当日、やばい!わからない!となりました。
記述でもおそらく2問中1問は0点だったと思います。うろ覚えのせいで、的外れなことを書いてしまいました。
うろ覚えはよくない!
行政法の反省
行政法は、過去に2年勉強したときに1番手をつけていなかったところであり、また1番苦手だったところであり(公法苦手)、そして行政書士試験の出題範囲で全く勉強していなかったところもありだったので、肢別本の1周目をしたときにびっくりする程わかっていませんでした。
なので、これだけは合格基本書の行政法の部分を1回一通り読みました。合格基本書を見ても、いまいちよくわからないところは、択一六法を見たりしました。
それ以外は、他の科目と一緒で、肢別本と記述の本しかしなかったんですが、肢別本3周くらいじゃ記憶の定着はきちんとされず、試験当日やっぱりうろ覚え状態。もちろん困りました。
択一だけでなく、記述もうろ覚えのせいでミスしてました。
商法の反省
肢別本だけして、当日臨んだら肢別に載っていなかった問題ばっかり。そして過去に勉強した記憶からはもう引っ張り出せず、試験当日ちーんとなりました。
基礎知識は運がよかった
勉強はほとんどしませんでした。肢別の問題を解いたのと、試験直前に有名予備校などの無料で見られるYouTube動画を見た程度です。
行政書士法と住民基本台帳法はYouTubeで学んだことがそのまま出ていました。あと確か伊藤塾の動画で外国為替について教えてくれている動画があったんですが、それも試験に出ていたので見てよかったなと思いました。
私は言語学が好きと言うこともあるし、昔から国語は得意だったので、文章理解は一切対策はしていませんでした。
運よく私は点を取れましたが、過去問を見て自信がない人は対策した方がいいと思います。
私が今ゼロから独学するなら
憲法、民法、行政法の基本書を読みます。
会社法はまずはこれを読みます。
私の場合、講座を見るだけって続かないんですよね。本を読む方が頭に入るし、理解が早いし、わかりやすい。だから、講座の受講じゃなくて、本で勉強すると思います。
市販の行政書士試験用テキストみたいなものを使わない理由は、内容が薄くて浅い理解しかできないからです。とりあえず合格すればいいなら、そういうテキストでもいいのかもしれませんが、ちゃんも法律を理解したいと思ったら、不十分なんじゃないのかな、と思います。
その後、市販の過去問本を解いて、覚えきれてなかった知識を補完したり、問題の傾向等を把握します。把握したことから、その時の自分に足りないものを補充するための教材を選びます。おそらく、判例が書いてある何か、肢別本、記述対策本に取り組むことになるでしょう。
ただ、やっぱり基礎知識の勉強はしない気がします。行政書士法とかはまとまってる本が売ってたら買って勉強するかもしれません。
もし講座を受講するなら
直前対策の動画をYouTubeで見ていて思ったのは、(伊藤塾以外)どの先生もやっぱりうまいなー!ということでした。
なので、自分と合いそうな先生の講座を受講するのがいいと思います。
私は、ゆーき大学の先生が1番わかりやすいと思いました。次が資格スクエアの先生、ユーキャンの先生がいいなと思いましたね。
最後にもう1回言うけど、みんなは私みたいな失敗しないでね!
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