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読書記録

最近の読書記録。

春ころから、近所にツバメがやってきた。
なんだか2羽、つばめ夫婦が内見している様子だ、と気になっていた。
どこに巣を作るのかなあと注意してみていたので、今年はわりと近い距離でいろんなツバメの様子を観察できた。
巣を作る様子、見張りしているオスの様子、巣が一度崩壊した現場や、そのために人が手作りした箱型の巣を上手く利用している様子、巣立ちに出遅れた子どもがひょっこり顔を出している様子など。身近だけど知らないツバメの生活がどんなものなのかを知りたくなった。立ち寄った古本屋さんでちょうどこの本があり、気になって購入。
いつも育雛期ばかり目にしてきたので、非繁殖期の様子なんかも知れてうれしい。
人とツバメの暮らしの歴史もかいてあり、つばめって不思議な距離感の生きものだよなあとますます思った。

ぼくらの民主主義なんだぜ、に続き、こちらもずっと読もうと思っていた本。
戦争について。ことばにについて。とてもとても面白くよんだ。
高橋源一郎さんのことばは深いところにまで入ってきて、いろんな危うさを考えさせてくれる。脅さないし、正直で、大きくなくて、遠くないことば。
作家として、高橋さんはこれからことばとどう向き合っていくべきかをとても考えているように思われた。あとがきにあった、このつづきは小説にする、というの、DJヒロヒトなんじゃないかと思われ、小説も読もうとおもった次第。

サカナブックスさんが刊行している雑誌、「サカナト」でサンシャイン水族館の刈谷治将さんがおすすめされていて、気になって購入した本。1991年に刊行されたご本なので、ちょいと古い情報もあったりするが、いろんなよく目にする魚の生態雑学を1ページにまとめられており、楽しくよんだ。
知らなかったけどウミタナゴは卵胎生らしく、わりと大きな稚魚が生まれてくるらしい!お腹の様子をみてみたい。


エマル


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