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「やる気」を出す方法を科学的に考察する

朝目覚めたその瞬間、その日の不調に気がつくことがある。

身体が妙に重く、頭がぼんやりとし、布団から出るのも億劫だ。

今日1日を始めるためのエネルギーが自分にあるのかさえ怪しい、そんな朝がある。

とりわけ、30代後半から増えた気がする。老化の一つの側面なのか、睡眠などの間接的影響なのかはわからない。

しかしそんな1日も、仕事に育児にと忙殺されているうちに、いつの間にかエンジンがかかり、その日の終わりには心地よい疲れとともに眠ることができるのが常である。

「やる気」の出し方を教えてください

精神科医としてよく尋ねられる質問である。

先の例でも示したように、やらざるを得ないことをやっている間に、いつの間にやらエンジンがかかっているというのが実感的にも、科学的にも正しいのである。

まず最初に体を動かす。すると、やる気、つまり意欲が出てくる。

ここまでは理屈としてなんとなく理解できる。

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