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堀田量子ガイド

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堀田 昌寛さんの著書『入門 現代の量子力学』の解説記事を追加していきます。
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#EMAN

堀田量子の初学者ガイド

 堀田量子とは『入門 現代の量子力学 量子情報・量子測定を中心として』という教科書の通称…

EMAN
3年前
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堀田量子 第3章の解説

 第3章については、「同じ内容を私なりのやり方で書き直す」という形の記事を既に公開してい…

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EMAN
1年前
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堀田量子 第2章の解説

 第2章については、これと同じ内容を私なりのやり方で書き直すという形の記事を既に公開して…

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EMAN
1年前
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アフィン性って何?

 今回は堀田量子の第6章に出てくる「アフィン性」という用語についてごく簡単に説明しようと…

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EMAN
1年前
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堀田量子ガイドのあとがき

 堀田量子のガイド記事を最終章まで書き上げることができました。約一年かかりました。  書…

EMAN
1年前
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堀田量子 第15章の解説

 いよいよ最終章です。この章は、自然界がなぜ量子力学を採用しているのかという話です。しか…

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EMAN
1年前
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堀田量子 第14章の解説

 第 14 章は量子情報分野の軽い紹介になっており、3 つの話題を扱っています。「複製禁止定理」「量子テレポーテーション」「量子計算」です。これらはそれぞれ独立した話題ですが、軽く関連させて話を進めていることが読み取れます。まず量子状態は決して複製し得ないことを説明し、しかしコピーを作らない形での遠方への転送ならば可能であることを説明します。そして最後に、その転送の手順は量子回路によって記述することが可能であることを説明しています。この章は見た目の印象ほど難しくはないので落ち

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堀田量子 第13章の解説

 第 13 章はポテンシャルの形が半径$${ r }$$のみの関数$${ V(r) }$$になっている場合の話を…

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EMAN
1年前
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堀田量子 第12章の解説

 第 12 章は角運動量についての話をひとまとめにした章です。スピン角運動量と軌道角運動量の…

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EMAN
1年前
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EMANが堀田量子2.6節を書いてみた

 この記事は、堀田量子の第 2 章の 2.6 節と同じ内容を「私ならこういう感じに書く」という試…

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EMAN
1年前
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EMANがトンネル効果を解説してみた

この記事は、堀田量子の第11章3節と同じ内容を「私ならこういう感じに書く」という試みです。…

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EMAN
2年前
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第11章後半の解説

 この章は節ごとに分けて解説していこうと考えていましたが、後半はそれほど詳しく説明するこ…

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EMAN
2年前
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電場や磁場に触れずとも感じる(11.2節の解説)

この節は「アハラノフ・ボーム効果」の説明になっています。頭文字を取って別名「AB効果」とも…

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EMAN
2年前
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自分自身と干渉する(11.1節の解説)

 この章は節ごとに分けて解説していきます。「EMANが書いてみた」形式にするか「解説」形式にするか最後まで迷ったので文体が常体になっています。他の章とは構成の仕方が違うのでこの形で行こうと思います。この節は数式もなく、特に有料区間を設定するほどのことも書いていないので、特別に無料になっています。それでは、お楽しみください! 記事一覧に戻る  第 11 章は様々な話題を詰め込んだ章である。どれも粒子系についての基本的な話であるという共通点はあるが、それぞれの関連性はほとんど