チクチク言葉とふわふわ言葉
最近息子が幼稚園で学んできたこと。
「チクチク言葉とふわふわ言葉」
コレに対して私も考えさせられた。
事の発端は、お友達の縄跳びが息子に当たったことから。
縄跳びが当たって、息子は
「いってーな!」と叫んだらしい。
すると隣にいたAくんから
「それチクチク言葉だよ!幼稚園から追放されるよ!」と言われたそうだ。
息子はただ痛かっただけで、それをとっさに「いってーな!」と口悪く出てしまった。それだけで、幼稚園から追放されちゃうのか?とても心配で私に相談してきた。
これも難しい話。
息子側から見ると、ただ痛いを表現しただけ。なのに、なぜ怒られたのだろうか?悪いのは縄跳びのお友達だよね?ってこと。
けどAくんからしたら、息子は口が悪かったから確かに間違ってはいない。けど追放は言い過ぎ。
息子には、周りには沢山のお友達がいるから、出す言葉には気を付けたほうがいいこと、家でもパパやママもたまにチクチク言葉出ちゃうことがあるから改めることを伝えた。
念の為に担任の先生へ相談。
すると翌日、幼稚園でチクチク言葉はどんな言葉?ふわふわ言葉はどんな言葉?をやって、園児たちにお互いに気を付けようね。の話をしてくれた。
すると、今度は昨日の話。
隣でAくんが大きな声で話してるのに嫌気がさして、息子も我慢出来ず「うるさいな!」と言った。するとAくんは「それチクチク言葉だよ!」とまた言われたらしい。
そして、また私に相談してくれた。
息子は感覚過敏なので、色んなことへ敏感に感じとる性格。眩しい光、ベタベタするもの、匂いがキツイもの。もちろん騒音も苦手。それを素直に言葉に言ったことは、ホントすごいことだなと思った。
けど、それを言われた相手はどうだろう?
自分にとったらチクチクではなかったとしても、相手にとったらチクチク言葉かもしれない。感じ方も人それぞれだから、絶対なんかない。
息子は、そうか。とあっさり話をやめた。
これを話してどう感じたか聞いても、分からない。のひとこと。まだ難しいよね。
人生やっと6年を迎えた、まだ小さな子供。
小さな頭と心で、社会に飛び込んで頑張ってる。
今日はどんな話が聞けるかな。
手を広げて待ってよう。