差別や偏見について
こんばんは。
アメリカの大統領選で、トランプ氏が言っていた
『ハリスはインド人なのに黒人と偽っていた』
いや、逆だったかな?
『別にどっちでもいいじゃん』
って思いませんでした?
そこで、今勉強し直している日本史で面白いことがわかったので報告します。
紀元前10世紀頃、朝鮮半島から水田の稲作技術が伝わって、西日本に広がりました。
紀元前5世紀頃、本州の北まで伝わりましたが、東北や北海道の人たちはそれを放棄して、狩猟や木の実の採集などで食料を確保していました。
西の人が東の人を『蝦夷(えみし)』と呼んでいたのはご存知ですか?
これは、見下した呼び名なのだそうです。
西の人は東の人を
『動物を殺す野蛮人』
と思っていたらしいです。
では、東の人が西の人をどう思っていたかと言うと
『人を殺してまで土地を奪う気狂い』
と思っていたらしいです。
稲作は狩りをするより安定的に食事をとれます。
なので、人口が増えます。
人口が増えれば田んぼを広げなければなりません。
土地を開拓するより、隣近所の土地を奪えば手っ取り早い!
東北や北海道の人たちは
『稲作は人を殺す』
と思ったのでしょう。遺跡に土偶が多いのは、呪いに使ったからだと言う人もいます。
狩りをしていた蝦夷と呼ばれる人たちは、食べる分以上に狩ってしまうと枯渇するということを縄文時代からわかっているので、むやみやたらに動物を殺していたわけではありません。
以上のことを踏まえてトランプ氏の言葉を考えると
『相手を知ろうとしない人は差別や偏見に脳がやられている』
と思うしだいです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました😊
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