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待つ勇気


これは、私が中学生の美術授業の話。



私にとって美術は普通の授業一つ
特に絵は得意でないし、だからと言って嫌いなわけでもなかった


1年生の頃の先生は、デッサンが好きな先生だった
授業やテストの課題もそういった描くことが多かった

さっき書いたように絵は得意じゃない
普通に真剣に取り組んでも評価は4
特に先生と絡むこともなく普通の生徒の一人だった


2年生の先生なんてどんな授業をしたかすら覚えてない(笑)



だけど、変わった。

3年生の頃の先生は、絵を描くにしても
2種類の違った方法でそれを組み合わせたり
石に名前を彫って刻印を作るなど創作系の美術を行う先生だった

手先は器用だったし、創ることが好きな私は評価され
作った作品は他の生徒の見本に使われることもあった



私は何も変わってない
別に美術の評価を上げたいと思ったこともない
もちろん練習などもしていない

ただ、担当の先生が変わっただけ
その先生がしたい授業と私の技術がたまたまマッチした

それだけで、
私は頑張っても評価4の生徒から
周りの見本になる評価5の生徒になった



他人の評価なんてそんなもん
相手の好みかそうでないかだけ



自分を高めていこうと変化を始めると
結果が欲しくなる。焦る
そのうち無意識に他の人に喜ばれる(評価される)人間になろうとしてしまうことがある


だけど、
きっと一番いいのは自分がしていることが結果として他人を幸せにする形
 

毎日ただ自分を生きてたら見つけてくれる誰かが現れる
それまでは、ただその時の準備をしておく
今の時代に必要な気がする≪待つ勇気≫


と、私もその時を待っている一人だったりする☺︎

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