今後の鍵(オンライン診療、教育)
「目まぐるしい。」
今の世界経済の状況は、新たな疾病の脅威によって、一言で表すとそんな感覚だ。
変わるべきだという事柄が、変わらざるを得ない、しかも喫緊に、という状況になってきたのが「今」の状況だ。
5Gでこう変わるだろうと予測されてきたものが、中国をはじめ、ものすごいスピードで浸透、広がりの兆しを見せている。
「分析して直感とともに未来を予測する」
というのが、私の個性だ。
私の頭の中では、ここ最近ずっと「分析モード」になっていて、状況が1,2時間でガラッと変わるため、分析モードの休憩がない。多くのことが頭に浮かぶのだが、今日ここでは、ほんの一部を書き記したいと思う。
未来動向を少しでもつかんで、企業経営者の皆さまの、将来のビジネスチャンスとリスクヘッジの参考になれば、と思う。
今回は一部に、子どもを持つ保護者に役立つ国のリンクも載せてあります。
なお、全てを書くことは難しいので、1つ、2つほど、端的に絞って記しておきたい。
今後の鍵「KEYWORD」(一部)
■「オンライン診療」
①「医者」と「患者」とのオンライン診療。
【伸びる条件】
・みんながスマホもしくはタブレットを持つこと
・診療受け方の全国民認知向上、仕組み整備
の、条件で伸びる。
不用意に病院へ行く人が減り、必要な人が行くようになれば、病院感染のリスク低減、医師の過剰労働抑制につながる。
病院にタブレットを置いて、複数同時診療は、タブレットが共有だと感染の恐れがあるので使えない。
今、一部企業でオンライン診療を期間限定で無償提供が開始されたので、今後に期待したいと思う。
②「医者」と「医者」とのオンライン診療・応援体制
医者が診断難しいとき、オンラインで遠隔にいる医者同士が診断を話し合う。これも危機管理、過疎医療対策の一環として伸びてくると思うが、緊急度は①の方が高い気がする。
(補足メモ)
「医者」と「患者」とのオンライン診療について
もともと5Gの浸透によって、遠隔医療は伸びると言われてきた。
今回の件により、中国でもオンライン診療が急速に伸びていることからも、今後伸びる事業であると思う。
ただ課題もある。「オンライン診療」をせっかく始めても、それを受けてほしい方々が、その基本ツールを持っているか、どういう状況のときに受けるべきかのルールづくりがなされないと、結局一番受けてほしい方々に行き届かず、各々が病院へ直接行くことになり、現状があまり変わらないことになる。
だから、課題が早くクリアされることを願っています。
■「オンライン教育」
・一人一人にタブレット支給が条件。
→昨年11月に関連ニュースが出ていましたね。(下記記事参照)
・学校の宿題、一部はPC・タブレットでできる学習ドリルで提出。
→今、学習課題として行っている小学校もあります。
・丸付けは、AIで正誤判定。
→先生・保護者の負担軽減、業務効率化にも。今、保護者も丸付けしているので。
→すでにAIタブレット教材を使う学習塾、導入した学校もある。
一方で、「手書きプリントを手で丸付けする」ことにより、どこが間違いやすいのか人間の感覚で傾向をつかむことも大切だ。
要は双方使うバランスが大事なのかもしれない。
・WEBカメラによる安否確認機能、先生と生徒がWEBカメラで短時間の出欠・安否確認。
子どもたちと先生が同じ校舎で学んで過ごすことは、人間形成の意味でも大事だと思う。その上で、今後はオンライン教育も危機管理の一環として、学校休校になっても学びをとめない、先生と子供たちとのつながりをとめない仕組みづくりが急務だ。今後はオンライン教育も一過性ではなく、必須のものになっていくと思う。
今回は以上です。
いつもながら、個人見解ですので、予めご了承ください。
ところで、
子どもたち、子どもをもつ保護者の方々に役立つサイトが出ています。
文部科学省、経済産業省、そして科学技術研究所が提供する学びのサイト。
ありがたい限りです。
子どもも保護者も先生も、みんな、がんばろう!
【学びをとめない!国の応援サイト】