#05 コンセプト書店 の感想

※これはポッドキャスト番組「本そば ポッドキャスト休憩室」の感想です。


この回のキーワード

  • 本のそばに……なんだっけ?

  • 「自分がお客様として行きたいと思えるコンセプト系書店はどういうお店ですか?」

  • りょうくんでしょ?そうですね

  • 配本がある総合系書店とは違う仕入れ、店主が本を選び、並べる。セレクトショップ。これが独立系書店

  • コンセプト書店は「文喫」や「16の小さな専門書店」のようなもの

  • 自分がまずはピンと来た上で仕入れないと、お店の品揃いが成立しない

  • 小さすぎると個人によりすぎる、客を選んでしまう

  • 何かしらそのお店の特徴はっていうときに一発で答えられるようなコンセプトが出てくるのがコンセプト書店だと思う

  • これはこっちに置いたほうがいいんじゃないですかなんて、ついいらん一言を言ってしまいたくもなったりするんじゃないですか

  • 仕事辞めて2ヶ月ぐらいはほんとイライラした

  • 京都という場をコンセプト系書店のフィールドとみなしたときにちょっとアウトドア的にも楽しい

感想

なるほど。コンセプト系書店と独立系書店はちょっと違うのか。大きいチェーン書店やユニクロみたいな感じで、独立系書店はセレクトショップぽいなぁと思っていて、どっちも自分の希望に応じて使い分けられるといいな。と思うけど、それは選択肢が多い都会の話だよな。

私は本屋はどんな形でも味があって好きだ。ジュンク堂本店みたいなのも蔦屋書店みたいなのもおしゃれ系独立系書店も街の小さな書店も。
ただ「入手」ってことに関して言うと圧倒的にAmazonで買っているのが現状で、それは「欲しいタイトルが決まっているし、店に行く時間がない」から。ぶらーっと書店に行って面白そうな本を探してちょこっと立ち読みして買う、なんて買い方はもうほぼしてないな。雑誌とかレシピ本ならたまにあるが。直近でリアル店舗で買った本は「ことりっぷ」で、これは旅行前に紙のガイドブックが欲しくて、るるぶやまっぷるなどと数種類見比べたかったからだ。

書棚をうろうろして面白そうなのを手に取る、というなら図書館のほうがそうしているかもしれない。でもそれだってごく稀だ。
今は検索機能があるので、なんでも「一発必中」というか、探しているものをピンポイントで探すということが当たり前になった。時刻表も辞書もそうだ。探しているものの周辺にあるものを楽しむ余裕がなくなった、ともいえる。
あとあれだ。Amazonの配送が早すぎるんだ。配信で「ネットでお店の在庫が調べられます、なんのことなら買いに来てくれるならネット書店より早いじゃないですかみたいなスタンスで、あがなう道っていうのはあるかもしれないですし」と言っていたが、例えば夜にAmazonで発注して仕事行って帰ってくるともうポストに入ってたりするからなぁ。首都圏の場合はネットでも到着が充分に早いので、店頭受取のメリットが思いつかないんだよなぁ。会社帰りに近くの店舗に立ち寄って・・・という手も考えたが、今は通勤時の荷物だけでも重すぎて、本引き取って持ち帰るのもちょっとためらう。

今回のハイライト

去年仕事を辞めて、いざ本屋に本を買いに行こうと思ったときに、自分の欲しい本が置いてないんですよ。
今までそんなことひとつも苦労したことないのに。
なぜなら自分の店に欲しいものを全部入れていたからっていうことで。
自分の品揃えとか自分の欲しいものの棚が同期している、シンクロしているお店っていうのはほぼないわけじゃないですか。不可能なわけで。
だから僕の働いたお店は、僕がお客さんとして行ったときには必ず買うものがある書店にはなっているべきだったので。
それは僕自身がお客として買いに行くんだったら、自分の店で買いに行くだろうなとは思ってますけどね。

すずきさん

データ上はおそらくこのお店にあると思われるのだが、自分はこの棚にあるだろうと思って行ったところになかったりすることとかがあるじゃないですか。確かにここに置くのも一理あるなみたいな、納得みたいな。
でも、そこのずれを感じたときのある種の客としての悲しさっていうか、このお店ちょっと合ってないのかな、私みたいな。

わたなべさん

群馬の魅力
・温泉
・りんごがおいしい
・焼きまんじゅうがおいしい
・下仁田ネギがある
・絲山秋子先生がいる
・藤井猛九段、三浦九段、将棋どころ

「群馬の好きなところを3つ挙げてください」


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